今日は、朝から晴れのち曇り、と云う感じでした。 空は雲が白く広がっていて、青空ではありません。 仕事がやっと一段落しましたので、これからはお天気次第で出掛けられます。
で、今日は、昨日お昼頃行きました、「典厩寺(てんきゅうじ)」 のお話しです。 ここは、拙者の祖母の実家の菩提寺でもあり、葬儀の際に二度ほどお寺の中にも入ったことがありました。 だが、さくらの咲く季節に来たのは、初めてです。
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この「典厩寺(てんきゅうじ)」は、あの有名な越後の上杉謙信公と甲斐の武田信玄公の川中島合戦の際に、武田信玄の実弟・武田典厩信繁(たけだ・てんきゅう・のぶしげ)が、この附近で華々しく討死したので、この寺へその遺骸(いがい=なきがら)を、埋葬したと云われています。
昔は、「鶴巣寺(かくそうじ)」 と云われていたようですが、松代初代藩主・真田信之公が、川中島合戦の戦死者郡霊を弔って、寺号を、「典厩寺(てんきゅうじ)」と改めたようです。
この寺は、宗派は曹洞宗なのですが、写真 2 にあります、「朱塗閻魔大王」は、入口門を入りますと、直ぐ左の閻魔堂に安置されています。 二丈余という大きさですので、 6 メートル以上の大きな閻魔大王です。
そして、この典厩寺には、かなりの古いさくらの木が‥‥‥、
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photo 3
話しによりますと、かつて、この古木が枯れそうになったので、隣にもう 1 本同じ品種のさくらの木を植え、万が一に備えたようです。 でも、樹木の治療が行き届いたのか、念力で起こしたのか、今日でも毎年、ご覧のような見事な「さくら」を楽しませてくれています。
もっとも、この話しは、拙者がかなり前にお聞きしたもので、不確定要素もありますので、どなたかご存知でしたら、お教え願います。 そんなんですみません。
拙者は元来、このシダレザクラはあまり好きではなく、殆んど写真に収めたことはなかったのですが、この「典厩寺」へ来て、そこそこ気に入りました。 まあ、お天気にも恵まれたからでしょうか? そんなもんです。
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photo 4
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photo 5
ちょっと寄ったり、引いたりして撮ってみました。 拙者がここへ来たのは、午前 11 時半ちょっと回った頃でしたが、結構人混みがいらっしゃて、大分待ちながら撮ったものです。 なんせ、お昼過ぎになってしまうと、サァ~~っと白い雲が広がってくる可能性もあり、それの心配をしながらの撮りでした。 何とか、青空のまま撮れましたが、ラッキーでした。
今日、夕方から小雨が降りました。 この雨が、さくらにしっとり感を与えてくれて、明日の青空の天気に期待したいと思います。
松代城跡のさくらを撮らないと、春が来た気がしません。
丁度、いい感じのようです‥‥、っと。
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