雑種犬「風(ふう)」のひとりごと

元保護犬でセラピー犬風愛(ふあ)8歳とパピーの鈴々(すず)の楽しい毎日を575で綴ります。天国の鈴ちゃんの話も出るよ

犬の文字 誘われたら 八犬伝/南総の旅1

2017-03-22 14:03:18 | 愛犬との旅行
昨日は、一日中雨だったけれど
今日はとっても良いお天気ですね。


本日は、風パパの誕生日です。

そのお祝いも兼ねての今回の旅行。


昨日は雨で結局、帰ることにしたけれど、前日はいいお天気でいろいろと観光ができて

楽しめましたよ。

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今回の旅は、風愛ちゃんの初旅行。


あまり遠いところだと、風愛がしんどいだろうと思って

千葉の館山の宿を予約しました。



風ちゃんが初めて旅行したのは、生後4カ月半ぐらいの時。

大阪に住んでいたので、淡路島の自然豊かなペンションで泊まりました。


その時の記事はこちら。

生後4カ月半!初めての旅行



私たち夫婦にとっても、初めての犬連れ旅でトキドキでした。



鈴ちゃんが初めて旅行したのは、生後6カ月半ぐらいの時。

風ちゃんと初めて利用した同じペンションにしました。

その時の記事はこちら。
「ワンちゃんも 自由にどうぞ」 でも鈴は…

です。


さて、今回の風愛ちゃん初旅はどうだったのでしょうか??


高速道路で、館山方面に向かっていた私たち。

最近は、30分ぐらいの車移動だと、吐くことがなくなっていた風愛ちゃん。

もしかしたら、1時間ぐらいの移動だと大丈夫かなーと思っていたんですが

途中、渋滞にさしかかってしまい1時間を過ぎたぐらいに、ゲホっとフードを全部吐いちゃいました。

そこで、最寄りの鋸南富士インターで降りることにしました。


下道におりて、途中で停車して、風愛ちゃんの周りをキレイにしました。


さて、そこからどう行こうと、地図を見ていると「犬掛」という地名を発見。

ワンコと暮らしはじめて、どうも犬という文字に敏感になっている私たち

何気にそちらに方面に車を走らせていると「伏姫籠穴」という案内板が目に入りました。

「あれ?何かな?」

「ちょっと寄って行こうか?」と

いう話になり、その案内板のある方向へ向かいました。

行ってみると、「伏姫籠穴」の文字の横に、南総里見八犬伝と書かれています。

「南総って、このあたりよね。ということは、物語の舞台がここなのかも」。


ちょっとワクワクしてきました。

「南総里見八犬伝」は、滝沢馬琴が執筆した長編小説。

私は読んではいませんが、子供の頃
多分NHKだったと思うけれど「新八犬伝」という人形劇のテレビ番組があって
毎回楽しみに見ていたんです。

それは、犬塚信乃という美少年が主人公で
伏姫がもっていた仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の文字が書かれた8つの珠が全国?へ飛び散り、その珠を持っている八犬士を探しながら、邪魔をする怨霊と戦っていく・・・。

という話だったと思います。

8つの珠・・・ドラゴンボールみたいですよね。


その時の主題歌やエンディングテーマを今は亡き、坂本九さんが歌っていて

「今でもサビのところ歌えるよ~!
♪仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌 いざとなったら珠を出せ! ちからが溢れる不思議な珠を~♪

と車の中で歌いながら、現地へ向かいました。

到着すると、そこには「伏姫籠穴」と書かれた門が。

その隣には、お手洗いがあって、屋根を見ると軒丸瓦に「伏姫」と愛犬?の「八房」の文字が書かれています。





八犬伝の物語にある、伏姫と愛犬?の八房が暮らしていたという洞穴のモデルがここみたいです。



ほとんど、人がいなかっので、リードをロングにして、さあ出発。

と思ったら、鈴ちゃん私たちが歩き出していないのに

何かに誘われるかのように、門をくくり

どんどんと登っていきます。






木立が美しいこの道をどんどん登っていくと、八角形の舞台に到着しました。



この日は、暖かくて、とても気持ちがよかったですね。


鈴ちゃんもいいお顔をしていますね。




ふと見ると、この舞台に、放射状に文字が・・・・。

それは・・・・。

愛犬と「伏姫籠穴」の舞台。仁義礼智忠信孝悌



そう、仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の文字です。

八犬士がここで集まって、この文字のところに立っていたのかも・・・・。


そう思うとまるで物語の世界の中にいるように気分になりました。

そこで撮影したのがトップフォトです。


なんとなく、ドラマチックですよね。




そして、記念撮影が終わると、またも鈴が私たちを誘うように奥の籠穴まで案内してくれました。




急な石段を登っていくと・・・

洞窟が・・・。



見ると、珠が置かれていました。



鈴ちゃんは中に入りたそうだったけれど
ここでストップ。


いにしえの物語に、想いを寄せて

この場所を後にしました。


南総の旅は、つづく。