人類進化の長いspanからすると、青い瞳は、それほど重要ではないようだ。
それは、日光の量・紫外線量によって左右され、1万年ほどの歳月によって獲得される形質だからだ。
今回、驚いたことは旧人のネアンデルタール人が、現在のヨーロッパ人よりも色が白く、彼らの瞳が青かったという発見。
ところで日本列島に出現する「青い瞳」はどのように考えたらいいのか、それは、この列島では発生しにくいからだ。
やはり、彼らの先祖は、どこからか来た人々であろう。
当たり前のことだが、文書に記録されることは、実際に起こったコトの何百分の一、何千分の一…
これだけ長い海岸線と多くの島々を持つ国の歴史には、さまざまな人びとの渡来があったことだろう、その一派と考えるのが自然ではあるまいか。
これまでは、この問題の調査は意味がなく、あまり関心が無かったようだが、テレビでクローズアップされるタレントの顔、インターネットで瞬時に大量のデーターが集められる時代なると、小さな狭い研究室でふんぞり返って、これまでの記録を弄繰り回しているのとは違った結果が突きつけられてくる。
新しい日本人の現像をデッサンするべき時期ではあるまいか。