コカから抽出されたコカインは、ストローのようなものを使って鼻から吸い込まれる、このため鼻粘膜から吸収されるわけだが、常用者は左右の鼻の穴の境に穴が開いてしまう「鼻中隔穿孔」が出る。
コカインの刺激により鼻粘膜が破損してしまうのだ、そして粘膜から吸収されたコカインはダイレクトに脳に達する、その作用は強烈で、
1、眠気の消失
2、感受性の向上
3、運動能力の向上
4、快感の極端な高まり
この脳に対する、瞬時の作用こそが、他の薬物にはないコカインの特徴であり、この作用は覚醒剤の多幸感とよく似ており、脳に対する作用から見ると、コカインは覚醒剤の一種だと考える学者もいる。