トランプの勝利でタイヘンな騒ぎ、新聞・テレビの予想は大ハズレ、これではマスコミの存在意義がない、
「トランプが勝つ可能性は カミナリに打たれるくらい低い」
このヒト、翌日に、テレビでシャーシャーとしていた、これが、ニッポンのマスコミを象徴していた。
さて、グローバリズムは、人々を、平等に豊かにするはずであった、だが、アメリカにおいては「格差と貧困」を増大させている。
さらに、世界経済に組みこまれた中国は、当初、数の労働者の賃金はアメリカの20分の1、だから、これが世界の労働コストを引き下げ、それは、消費活動を冷えこませ、世界の景気を停滞させている。
これらの原因は何か、教育レベルの低い時代には、それほど不平等な社会ではなかった、ところが、大卒が30%を越えるようになると、その30%のエリートは、自分たちに有利な社会を造っていくようになる、それは、社会制度に法体系そして税金のシステムだ、これによって、ガンジガラメにしていく。
つまり、この30%が、そうしてしまうのだ、ニッポンの消費税など、その一例であろうか。
だから、70%の不満と怒りは、アメリカではトランプ現象を引き起こした、イギリスのEU離脱を2年前に予測したユダヤ系フランス人の人口統計学者・エマニュエル・ドットは、トランプを支援するグループについて、
1、トランプよりも理性的
2、怒りと不満のマグマ
3、トランプは彼らのツール
4、トランプを使って30%をたたく
アメリカのその構造をどうするか、トランプの価値は、そこにある。