横浜市民のK、イヤな奴(やつ)だ、
「ヒラリーのヒステリーについて まあまあだったな」
「・・・」
「君としては よくやったほうだよ」
「うっうっうっ」
「おれだったら あんなもんじゃあないネ」
だったら、自分で書けばいい、
「ヒラリー もう20歳 若けりゃあ トーセンだったな」
「そんなもんかい」
「そんなもんさ」
「この国のテレビ トランプ陣営のヒラリー批判 あまり放映しなかった ヒラリーが勝つと思いこんでいたからね」
「すごい盛り上がりだったんだよ 特に婦人たちのヒラリー嫌い それを受けてトランプ君
『大統領に当選したら ヒラリーを訴追(そつい)しまーす』
『それでこそ 我らがトランプ われらがトランプ バンザーイ』
ざっと こんな調子だった すごい盛り上がり これっ やらなかったんじゃあないかな ニッポンのマスコミ」
「次の大統領に決定したトランプ ヒラリーを告訴(こくそ)するかな」
「しないみたいだね」
「どうしてだい」
「そうしたら アメリカが二分してしまう可能性が ますます大きくなるからだろう」
トランプの軌道修正、しかたがないかな、それよりもヒラリーが大統領だったら、どうだったのか、聞こうじゃあないか。
「ヒラちゃんが 大統領になって あのヒステリー
そりゃあ 来た 来た 来たー 来たぞー
ビッグ・ウェーブだ ビッグ・ヒステリーだ 」
「ダ・ダ・ダ ダイトーリョー なにをしたんですか
もー お(押)しちゃったもんね
『北チョーセン ショーメツー(消滅)』
あっー これでスッキリした お水 流しとかなきゃあ
ビルが大さわぎするのよ おまえのウン〇はくさいって」
「ダ・ダ・ダ ダイトーリョー なにをしたんですか
もー おしちゃったもんね
『モスクワ ショーシツ(消失)』
だいたい プーチンなんて 名前が卑猥(ひわい)なのよ
プーチン・プーチン・プーチンチン プーチン・プーチン・プーチンチン
『チン・チン』だって これっ ひどくない
ねっ そーでしょー ニッポンのみなさま」
「ダ・ダ・ダ ダイトーリョー なにをしたんですか
もー おしちゃったもんね
『ペキン カイメーツ(壊滅)』
最近 寄付金が少ないのよ もー 御用すみね」
「どうだい このくらい書かなきゃあ 宇宙の知的生命体に笑われるぞ」
「・・・」
「まあー 宇宙人がおどろくようなもん書かなきゃあねえー」
「・・・」
「オレなんか なんか言うとUFOがウインウインってうるさくてね」
「・・・」
「そんなことじゃあ あの〇〇ブリ顔のノーベル賞候補作家に負けちゃうよ」
「・・・」
「なんだっけ『ノーコーソクの森』 ゴキゴキ大賞をあげたいね」
「こいつ 外国でニッポンの悪口を言ってるんだってね ニッポンの何を知っているんだい 大乗仏教を知らず 四書五経を知らず 壮大な漢籍・日本の古典を知らず 知的には ほとんど『フリチン』状態 喫茶店のオヤジでおさまっていりゃあいいもんを 世渡り上手の三流インテリが ムチ・モーマイのおんな・こどもをだまくらかして・・・」
すごい勢いだ、とても相手にできない、
「だから キミなんか まあーまあーだよ」
「うるさーい」
本当に本当に、イヤな奴だ、ヨコハマ市民のK、
「これがこれが ヨコハマか」