The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

財務省の解体 3

2018-03-15 10:48:34 | 世界経済
 
 中央集権体制を成立させる、そのイチバンの目的は徴税システムの完成、この国のスミズミから税金を徴収する、オカネがなければ何もできない、当時の東北地方には蝦夷(えみし)という強力な集団がいて、中央政府のいうことを聞かなかった。

 なかなかの強さで、しかも騎馬がとくい、私は、彼らの中心にツングース系の騎馬民族がいたのではと思っている、
 「弓馬(くば)の戦闘は 夷僚(イリョウ)の生習」   
 騎馬戦は、彼らの得意中の得意、ヤマト側に勝ち目はない、
 「その一は われらが十に匹敵する」
 一対十でチョード、とんでもない強さだ、そこで、
 「弩弓(どきゅう)を 用うべし」

 大きな弓、石などを飛ばす、これが倉庫に眠っている・・・

 スモウ取りやプロレスラーのような大男、その数百人のカタマリも優秀な兵器によって支配できる、これも官僚制度が完備してのこと。

 ところで映画監督の黒澤明は、東北の蝦夷から出た俘囚(ふしゅう)のリーダー・安倍貞任(あべのさだとお)の三男・黒沢尻の三郎の子孫だと彼の自伝の中で記している、黒澤の映画が外人に受けるのもそんなところか、なお、黒澤は明治生まれには珍し180センチを越えていた、これも血統か。