「ガスト」での夕食、色白のイケメンと浅黒い肌のマルガオ、この女性は外国人、おそらくミャンマーかタイ、
「ドーユー カンケイだろー」
イケメンはクールでニヒル、マルちゃんが気を使っている、かいがいしい、イケメン、知らんぷり、
「こりゃあー」
「捨てるつもりだな」
マルちゃんの箸使い、
「クルクル ちょい」
「クルクル ちょい」
「クルクル つかみ」
「クルクル つかみ・つかみ」
まるで魔法だ、
「なんて 見事なんだろう」
そう、
「ハシ使いの名人」
オガサワ流がハダシで逃げていった。
「彼女の国には そんな伝統があるのだろうか」
なんと、
「奥の深いことか」