The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

One light of Catholic Zen 13

2019-10-16 09:02:03 | 世界経済
 
 多くの宗教者に出会ったが、この御前さまがイチバン、カリスマ的禅僧・真言の高僧・カトリックの神父・・・私の父は、御前さまの弟子だったが、彼は、この若者を嫌っていたようだ、それは、
 「下品で野卑な俗物」

 見抜いていた、真冬に水を浴びる荒行、2度の出征、言語を絶する経験をしたが、
 「人間の本性(ほんしょう)は 変わらない」 
 90歳をこえた母親に、 
 「2度も出征したのに 五体満足 ケガひとつしなかった」
 「上役に ゴマをすっていたんです それで生きのびたんでしょうね」

 御前さまは、そんな父親を見透かしていたんだろう、そして、どういうわけか、わたしを大切にしてくれた。

 8月の下旬、井戸バタで子供たちの書き損じた半紙を広げている、前日、習字の会があったのだ、
 「この のびやかで自由なセン」
 「希望にあふれ どこまでもどこまでも かけあがろうとする」  
 「いのちのかがやき いのちのひかり ひかりのいのちなのだ」

 「これには 道元や空海も およばない」
 そして、カタワラの葡萄の木を指さし、
 「来年は実をつけるでしょう」
 「マコト君にもあげましょうね」

 わたしは、なんという少年時代を過ごしたのだろう。