The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

第3の男 9

2020-04-23 09:34:41 | 世界経済
 1時間いるとアタマが痛くなる、クスリが散布されているんだろう、漢籍と大乗仏教経典の海、
 「めぼしいモノを見るだけで 2~300年はかかります」
 「もちろん リフレインが多いのですが」
 静かに聞いている、この女性たちは、本当の Lady のようだ、
 「東洋2000年の珠玉の宝庫です」

 「この中に どんなソフトがあることか」
 「何十人・何百人の宗教的天才が 飲まず食わずで修行をつづけ 終にかちとった一言・一句 その集積なんですよ」 

 「なんとすばらしいんでしょう 人類の英知です」
 「いつか わかってくれる時がくる いつか人類の救いになる時がくる」 
 東海岸の二人の女性は貴族的ですらある、
 「万が一 またセンソウになるようなコトがあっても この上だけには バクダンをおとさないでくださいね」
 すると、
 「はい 大統領に そう伝えます」

第3の男 8

2020-04-23 08:45:00 | 世界経済
 あの大学の図書館の前に、二人の白人女性、一人はカトリック禅の道場・神冥窟で知り合った、東海岸のWASP,
 「わたしのおばが詩人なんです」
 「・・・」
 「およみになりますか」
 「うんにゃあー よまねえー」
 ニンゲン、いじめられ続けるとひねくれる、
 「もらっておけばよかった」

 二人は、図書館を見学したいらしい、
 「見せてやればいいだろう いじわるはするもんじゃあないよ」
 「・・・」
 「海山こえて来たんだ」
 「かっぱらわないように見ていてやるから見学させてやるといい ドーゲンだって そーするよ」
 「ううう 聞いてきまーす」

 ここだけがワタシの世界、ワタシの青春、ワタシの王国、1年間のバイトも学費を払うといくらも残らない、学僧に言うと、
 「ぼくは家(寺)から振り込むから そーゆーハナシは わからない」
 このオトコ、漢文が分からないと聞きに来る、ところがお礼のひとつも言わない、
 「それが この男の 道元禅だった」