山門に立って振り返ると右手から左手に1キロほど、8歳の子供にはそう見えた、実際は、2〜300だろう、住む人には、ここが世界だった。
客間のナナメ横に笑い堂、ここから笑い声が聞こえたらしい、私の推理では、この庵に外国人が來ていた、その外国語が笑い声に聞こえた、
「あの民族なら やるだろう」
江戸時代の260年間に何度訪れのか、やがて、小舟に乗り川を下り海上の大船に乗って帰国、こうして、
「情報を 収集したのではあるまいか」
これは、現代の話し、ハマの中華街の外れに古ぼけたアパートがある、中国人が出入りしている、だから、ひょとすると、パスポートなしの中国人が利用しているのではあるまいか、夜になると色めき立つ・・・