内容を聞かないまま会うことになった、埼玉県鴻巣の「こうのとり伝説米」。
なんと会うのは2年ぶりらしい。
決して忘れてはいないが、記憶がなくなっているのは、それだけ空白の時間があったからだと、改めて確認してしまった。
スズノブの3階で1時間ちょっと、それから場所を変えて、居酒屋で20:30頃まで、タップリと話をした。
メンバーはJA鴻巣、生産者、県職員。
よって、かなり具体的な話をずっとしていた。
一度止まったブランド米を動かすためには、よほどの覚悟と緻密な計画が必要となる。
それが可能なのか、不可能なのかについては、自分の考えではなく、全て産地側の考え方となる。
なぜなら、産地の考え方がまとまった時、結論が出た時に、初めて自分の出番というか、自分が作ったSuzunobu Project Riceの計画が動き出せるからである。
で、結論から言うと、2年後先を見た、完全復活を計画していくことになる。
内容については、まだ語ることはやめておこう。
なぜなら、もう一度全員であって、どこを目指すのかを、もっと具体的に詰めなければならないからだ。
埼玉県鴻巣市は、ブランド米を仕掛けたときの状況とはかなり違っていて、生産地というよりも、既に消費地となっている。
ということは、消費地なら、消費地としての戦い方がある。
その考え方であれば、「こうのとり伝説米」の復活も、かなりの可能性を持っている。
あとは、産地の「本当に復活したいのか」という心の問題だろう。