内容を聞かないまま会うことになった、埼玉県鴻巣の「こうのとり伝説米」。
なんと会うのは2年ぶりらしい。
決して忘れてはいないが、記憶がなくなっているのは、それだけ空白の時間があったからだと、改めて確認してしまった。
スズノブの3階で1時間ちょっと、それから場所を変えて、居酒屋で20:30頃まで、タップリと話をした。
メンバーはJA鴻巣、生産者、県職員。
よって、かなり具体的な話をずっとしていた。
一度止まったブランド米を動かすためには、よほどの覚悟と緻密な計画が必要となる。
それが可能なのか、不可能なのかについては、自分の考えではなく、全て産地側の考え方となる。
なぜなら、産地の考え方がまとまった時、結論が出た時に、初めて自分の出番というか、自分が作ったSuzunobu Project Riceの計画が動き出せるからである。
で、結論から言うと、2年後先を見た、完全復活を計画していくことになる。
内容については、まだ語ることはやめておこう。
なぜなら、もう一度全員であって、どこを目指すのかを、もっと具体的に詰めなければならないからだ。
埼玉県鴻巣市は、ブランド米を仕掛けたときの状況とはかなり違っていて、生産地というよりも、既に消費地となっている。
ということは、消費地なら、消費地としての戦い方がある。
その考え方であれば、「こうのとり伝説米」の復活も、かなりの可能性を持っている。
あとは、産地の「本当に復活したいのか」という心の問題だろう。
なんと会うのは2年ぶりらしい。
決して忘れてはいないが、記憶がなくなっているのは、それだけ空白の時間があったからだと、改めて確認してしまった。
スズノブの3階で1時間ちょっと、それから場所を変えて、居酒屋で20:30頃まで、タップリと話をした。
メンバーはJA鴻巣、生産者、県職員。
よって、かなり具体的な話をずっとしていた。
一度止まったブランド米を動かすためには、よほどの覚悟と緻密な計画が必要となる。
それが可能なのか、不可能なのかについては、自分の考えではなく、全て産地側の考え方となる。
なぜなら、産地の考え方がまとまった時、結論が出た時に、初めて自分の出番というか、自分が作ったSuzunobu Project Riceの計画が動き出せるからである。
で、結論から言うと、2年後先を見た、完全復活を計画していくことになる。
内容については、まだ語ることはやめておこう。
なぜなら、もう一度全員であって、どこを目指すのかを、もっと具体的に詰めなければならないからだ。
埼玉県鴻巣市は、ブランド米を仕掛けたときの状況とはかなり違っていて、生産地というよりも、既に消費地となっている。
ということは、消費地なら、消費地としての戦い方がある。
その考え方であれば、「こうのとり伝説米」の復活も、かなりの可能性を持っている。
あとは、産地の「本当に復活したいのか」という心の問題だろう。
16時ころになると、数年前から止まってしまっている埼玉県鴻巣のブランド米「こうのとり伝説米」の生産者たちが訪ねてくる。
内容としては一切聞いていないのだが、ブランド米を復活させるのか、諦めるのか、他の作戦を立ててくるのかのね何れかなのだろう。
毎年、新しい地域ブランド米が誕生しては、人知れず消えていく。
自分の講演の中では必ず言っているが、一度消えたブランド米を復活させることは、まず不可能。
もしも、話の方向がそうなったとしても、自分としては「無理かもしれない」という事を了承の上で、話をしていくしかないだろう。
可能性があるとしたら・・・
いや、全ては話を聞いてからだな。
内容としては一切聞いていないのだが、ブランド米を復活させるのか、諦めるのか、他の作戦を立ててくるのかのね何れかなのだろう。
毎年、新しい地域ブランド米が誕生しては、人知れず消えていく。
自分の講演の中では必ず言っているが、一度消えたブランド米を復活させることは、まず不可能。
もしも、話の方向がそうなったとしても、自分としては「無理かもしれない」という事を了承の上で、話をしていくしかないだろう。
可能性があるとしたら・・・
いや、全ては話を聞いてからだな。
日本農業新聞e農ネットに「パーソナリティー2人はJA職員 「はるさ~にぃにぃ」 JAおきなわ新城さん 嘉陽さん (2014/3/23)」という記事が出ていた。
内容は以下の通り
毎週木曜日の午後7時、ラジオから軽快なやりとりが流れる。
声の主は、沖縄県北部のコミュニティーFM放送局「やんばる」でパーソナリティーを務める、JAおきなわ名護支店の新城航さん(28)と今帰仁支店の嘉陽雄作さん(30)。
2012年8月から「農業、JAの魅力を伝えたい」とラジオから熱い思いを発信している。(高橋秀昭)
名護市のJA名護支店から歩いて10分。
商店街の一角に、スタジオがある。
55分の放送の構成内容は全て2人が決める。
農業やJAのニュースなどを織り交ぜながら、番組は進む。
コンセプトは「聴いている人がほっとして、元気になる番組を目指しています」と新城さん。
そこに、「いいこと言うね~」とすかさず嘉陽さんが突っ込みを入れる。
そうしたやりとりが番組の売りだ。
きっかけは、ラジオ局から「酒を飲まなくても場を盛り上げて話ができる人」を求めてJAに打診があり、2人が選ばれた。
出演を機に決めたコンビ名は「はるさ~にぃにぃ」。
沖縄の方言で、農家のお兄さんという意味がある。
新城さんは米、タマネギ農家、嘉陽さんは和牛繁殖農家の出身。
番組では幼い頃の思い出などを語りながら農業や食の大切さを伝えている。
現在、新城さんは融資課、嘉陽さんは共済課を担当し、支店の窓口で組合員の要望を受け止めるのが仕事。
それだけに「JAが地域に必要で、身近であることを伝えたい」(新城さん)、「古くさいといったJAのイメージを変えたい」(嘉陽さん)との思いも強い。
ラジオだけでなく、地域での結婚式や祭りなどの司会も引き受ける。
夢は、沖縄出身の芸能人を集めた音楽祭を開き、その司会をすることだ。
「農業とJAの情報を発信しながら、地域を元気にしたい。どこにでも呼んでください」とすかさずPR。JA職員として「はるさ~にぃにぃ」として、活動の幅を全国に広げたい考えだ。
というもの。
JAには、必ずといって良いほど「酒を飲まなくても場を盛り上げて話ができる人」はいる。
でも、なかなか彼らが活かせる場は提供されていない。
今回のコミュニティーFM放送局「やんばる」と同じように、全国の放送局が、同じような取り組みをしてくれれば、「古臭い」「つまらない」「仕事をしていない」といったJAのイメージを、変えることができるかも。
内容は以下の通り
毎週木曜日の午後7時、ラジオから軽快なやりとりが流れる。
声の主は、沖縄県北部のコミュニティーFM放送局「やんばる」でパーソナリティーを務める、JAおきなわ名護支店の新城航さん(28)と今帰仁支店の嘉陽雄作さん(30)。
2012年8月から「農業、JAの魅力を伝えたい」とラジオから熱い思いを発信している。(高橋秀昭)
名護市のJA名護支店から歩いて10分。
商店街の一角に、スタジオがある。
55分の放送の構成内容は全て2人が決める。
農業やJAのニュースなどを織り交ぜながら、番組は進む。
コンセプトは「聴いている人がほっとして、元気になる番組を目指しています」と新城さん。
そこに、「いいこと言うね~」とすかさず嘉陽さんが突っ込みを入れる。
そうしたやりとりが番組の売りだ。
きっかけは、ラジオ局から「酒を飲まなくても場を盛り上げて話ができる人」を求めてJAに打診があり、2人が選ばれた。
出演を機に決めたコンビ名は「はるさ~にぃにぃ」。
沖縄の方言で、農家のお兄さんという意味がある。
新城さんは米、タマネギ農家、嘉陽さんは和牛繁殖農家の出身。
番組では幼い頃の思い出などを語りながら農業や食の大切さを伝えている。
現在、新城さんは融資課、嘉陽さんは共済課を担当し、支店の窓口で組合員の要望を受け止めるのが仕事。
それだけに「JAが地域に必要で、身近であることを伝えたい」(新城さん)、「古くさいといったJAのイメージを変えたい」(嘉陽さん)との思いも強い。
ラジオだけでなく、地域での結婚式や祭りなどの司会も引き受ける。
夢は、沖縄出身の芸能人を集めた音楽祭を開き、その司会をすることだ。
「農業とJAの情報を発信しながら、地域を元気にしたい。どこにでも呼んでください」とすかさずPR。JA職員として「はるさ~にぃにぃ」として、活動の幅を全国に広げたい考えだ。
というもの。
JAには、必ずといって良いほど「酒を飲まなくても場を盛り上げて話ができる人」はいる。
でも、なかなか彼らが活かせる場は提供されていない。
今回のコミュニティーFM放送局「やんばる」と同じように、全国の放送局が、同じような取り組みをしてくれれば、「古臭い」「つまらない」「仕事をしていない」といったJAのイメージを、変えることができるかも。
日本農業新聞e農ネットの[われら農系人]に「食材ブランド化(地域おこし協力隊) 齋藤萌さん 山梨県富士吉田市 (2014/3/24)」という記事が出ていた。
内容は以下の通り
「企業や組織のためではなく、地域を愛する人のために働きたい」。
そんな思いで高齢化が進む町に移住し、地域を元気にしている女性がいる。
山梨県富士吉田市の地域おこし協力隊で、富士山麓の食材のブランド化に取り組む齋藤萌さん(23)だ。
市自慢の食材を「吉田ご飯」と命名、ポストカードを作って道の駅で配布。
思いが先走るあまり、へこむことも多々あるが、地域の魅力を伝えようと奮闘する。
・もっと町を元気にしたい 地元に戻る人が増えるから
齋藤さんが初めて富士吉田市を訪れたのは大学3年生の時。
慶応大学の地域活性化を考えるゼミの一環だったが、新鮮でおいしい農産物、おせっかいなほどの人の温かさに、とりこになった。
同時に気付いたのは、地域が抱える問題だ。
「水がきれいでこんなにおいしいものがたくさんあるのに、富士吉田ってほとんど知られていない」。
せっかくいいものがあるのに、PRできていない――。
もどかしく感じ、地域に貢献したいと考えるようになった。
実家のある山形県鶴岡市の企業に就職する予定だったが、「本当は富士吉田に残りたい。でも、どうしたらいいか分からない」状態が続いた。
就職まで2カ月に迫った4年生の2月。
齋藤さんの思いに市が応えた。
市は地域おこし協力隊事業を創設し、「第1期生にならないか」と勧めてくれたのだ。
地域の人からは「安定した企業に就職した方がいい」と言われた。
それでも「自分を受け入れてくれた富士吉田のために働きたい」。
意志は揺るがなかった。
希望を胸に移住したものの、地域のために何かしたいという思いばかりが空回りし、無力な自分を思い知った。
「何かしたい。でも何をすればいいか分からないし、一人では何もできない」。
何度も泣いた。
そんな時、力になってくれたのは、商工会や地域の人たちだった。
ご飯に誘ってくれ、ひたすら悩みを聞いたくれた。
「ほんのちょっぴりでいい。前に進んでいこう」。
そう思えるようになった。
“はじめの一歩”は、富士山の湧き水を利用した「水かけ菜」や米「ミルキークイーン」、馬刺しなどの特産品をポストカードにしたことだ。
5000枚を道の駅で配ったところ「うちの商品も取り上げてほしい」と反響が相次いだ。
今年は、吉田ご飯を「吉田時間」に進化させる。
食だけでなく、富士山が見える観光スポットをカードにする計画で、農山村の美しい景観をお裾分けする。
前回は市の補助金で作ったが、広告スポンサーを募り今後は事業化する。
夢はまだまだある。
地元の食材を使ったお弁当販売、地元の農産品を使った6次産業化、お土産屋兼カフェの運営――。
やりたいことが多過ぎて「やっぱり悩み、ふさぎ込むこともあるんです」。
それでも思いは変わらない。
「もっともっと町を元気にしたい。そうすれば都会に行かないで地元に戻る人も増えるから」。飛びきりの笑顔を見せた。(三浦潤一)
地域に眠る宝を見つけ、高齢化が進む地域を元気にするには、違う世界の人たちの力を借りるのも得策だ。
一役買うのは、都市と農村をつなぐ「農系人」だ。
見方をちょっと変えるだけで「何もない」地域が「何でもある」に変わるかもしれない。
各地で光を放つ農系人の活躍を追う。
月曜日付掲載。
というもの。
判るなぁ。
この子の気持ち。
何とかしたいと思っても、実際にはそんな簡単なことではない。
自分の思いよりも、地域の人たちの思いが必要となるからだ。
内容は以下の通り
「企業や組織のためではなく、地域を愛する人のために働きたい」。
そんな思いで高齢化が進む町に移住し、地域を元気にしている女性がいる。
山梨県富士吉田市の地域おこし協力隊で、富士山麓の食材のブランド化に取り組む齋藤萌さん(23)だ。
市自慢の食材を「吉田ご飯」と命名、ポストカードを作って道の駅で配布。
思いが先走るあまり、へこむことも多々あるが、地域の魅力を伝えようと奮闘する。
・もっと町を元気にしたい 地元に戻る人が増えるから
齋藤さんが初めて富士吉田市を訪れたのは大学3年生の時。
慶応大学の地域活性化を考えるゼミの一環だったが、新鮮でおいしい農産物、おせっかいなほどの人の温かさに、とりこになった。
同時に気付いたのは、地域が抱える問題だ。
「水がきれいでこんなにおいしいものがたくさんあるのに、富士吉田ってほとんど知られていない」。
せっかくいいものがあるのに、PRできていない――。
もどかしく感じ、地域に貢献したいと考えるようになった。
実家のある山形県鶴岡市の企業に就職する予定だったが、「本当は富士吉田に残りたい。でも、どうしたらいいか分からない」状態が続いた。
就職まで2カ月に迫った4年生の2月。
齋藤さんの思いに市が応えた。
市は地域おこし協力隊事業を創設し、「第1期生にならないか」と勧めてくれたのだ。
地域の人からは「安定した企業に就職した方がいい」と言われた。
それでも「自分を受け入れてくれた富士吉田のために働きたい」。
意志は揺るがなかった。
希望を胸に移住したものの、地域のために何かしたいという思いばかりが空回りし、無力な自分を思い知った。
「何かしたい。でも何をすればいいか分からないし、一人では何もできない」。
何度も泣いた。
そんな時、力になってくれたのは、商工会や地域の人たちだった。
ご飯に誘ってくれ、ひたすら悩みを聞いたくれた。
「ほんのちょっぴりでいい。前に進んでいこう」。
そう思えるようになった。
“はじめの一歩”は、富士山の湧き水を利用した「水かけ菜」や米「ミルキークイーン」、馬刺しなどの特産品をポストカードにしたことだ。
5000枚を道の駅で配ったところ「うちの商品も取り上げてほしい」と反響が相次いだ。
今年は、吉田ご飯を「吉田時間」に進化させる。
食だけでなく、富士山が見える観光スポットをカードにする計画で、農山村の美しい景観をお裾分けする。
前回は市の補助金で作ったが、広告スポンサーを募り今後は事業化する。
夢はまだまだある。
地元の食材を使ったお弁当販売、地元の農産品を使った6次産業化、お土産屋兼カフェの運営――。
やりたいことが多過ぎて「やっぱり悩み、ふさぎ込むこともあるんです」。
それでも思いは変わらない。
「もっともっと町を元気にしたい。そうすれば都会に行かないで地元に戻る人も増えるから」。飛びきりの笑顔を見せた。(三浦潤一)
地域に眠る宝を見つけ、高齢化が進む地域を元気にするには、違う世界の人たちの力を借りるのも得策だ。
一役買うのは、都市と農村をつなぐ「農系人」だ。
見方をちょっと変えるだけで「何もない」地域が「何でもある」に変わるかもしれない。
各地で光を放つ農系人の活躍を追う。
月曜日付掲載。
というもの。
判るなぁ。
この子の気持ち。
何とかしたいと思っても、実際にはそんな簡単なことではない。
自分の思いよりも、地域の人たちの思いが必要となるからだ。
日本農業新聞e農ネットに「サービス向上へ7カ条 高齢者支援 独自に指針 JA愛知東の助けあい組織 (2014/3/24)」という記事が出ていた。
内容は以下の通り
JA愛知東の助けあい組織「つくしんぼうの会」は、高齢者支援活動の行動指針を自主的に定めた。
「利用者は、人生の先輩であるという意識を持って接しましょう」など全7カ条。
基本的なルールを会員全員で復唱しサービス向上につなげる。
長年の活動を見直し、利用者との関係性で「親しき仲にも礼儀あり」を実践する。
JA愛知中央会によると、県内で行動指針を自主的に定めたのは初めて。
・定例会で復唱
同会は1998年5月に設立。
現在は40~70代の女性会員38人が、JA管内の新城市を中心にミニデイサービスや家事援助、院内ボランティアなどの地域高齢者支援サービスに取り組んでいる。
活動拠点の同市は、県北東部に位置する中山間地で高齢化率は30%を超え、高齢世帯や独居老人、買い物弱者の増加と問題が深刻化。
同会の2012年度ミニデイ利用者は2932人。
10年前と比べ500人ほど増えている。
同会は「高齢化が進む地域で、コミュニケーション能力の向上は必要不可欠」との声が会員から相次いだため、初心に帰って活動の見直しを決意。
意見を出し合い、すぐ実践できる7項目を行動指針にした。
「あいさつをしましょう『ありがとう』『ごめんなさい』」など分かりやすい言葉を心掛けた。
「報告・連絡・相談」「整理整頓」など、サービス向上につながる業務改善も盛り込んだ。
指針は2月から、会の定例会や役員会で参加者全員が復唱している。
「あらためて声に出すことで行動の確認ができた」「やっているつもりでも、できていないことに気付かされた」など、会員間で共通認識ができつつある。
同会会長の荻野孝子さん(71)は、「利用者の皆さんに『また参加したい』と思ってもらえることが私たちの喜び。できることから取り組み、より充実したサービスで地域との信頼を深めていきたい」と話す。
というもの。
高齢化社会では、きめ細やかな支援は必要。
介護サービスも、日々増え続けているが、やはり地元に昔から住んでいる人たちにとっては、JAの存在は強い。
そのJAが動いてくれるというのなら、お願いしたい人は多いのではないだろうか。
内容は以下の通り
JA愛知東の助けあい組織「つくしんぼうの会」は、高齢者支援活動の行動指針を自主的に定めた。
「利用者は、人生の先輩であるという意識を持って接しましょう」など全7カ条。
基本的なルールを会員全員で復唱しサービス向上につなげる。
長年の活動を見直し、利用者との関係性で「親しき仲にも礼儀あり」を実践する。
JA愛知中央会によると、県内で行動指針を自主的に定めたのは初めて。
・定例会で復唱
同会は1998年5月に設立。
現在は40~70代の女性会員38人が、JA管内の新城市を中心にミニデイサービスや家事援助、院内ボランティアなどの地域高齢者支援サービスに取り組んでいる。
活動拠点の同市は、県北東部に位置する中山間地で高齢化率は30%を超え、高齢世帯や独居老人、買い物弱者の増加と問題が深刻化。
同会の2012年度ミニデイ利用者は2932人。
10年前と比べ500人ほど増えている。
同会は「高齢化が進む地域で、コミュニケーション能力の向上は必要不可欠」との声が会員から相次いだため、初心に帰って活動の見直しを決意。
意見を出し合い、すぐ実践できる7項目を行動指針にした。
「あいさつをしましょう『ありがとう』『ごめんなさい』」など分かりやすい言葉を心掛けた。
「報告・連絡・相談」「整理整頓」など、サービス向上につながる業務改善も盛り込んだ。
指針は2月から、会の定例会や役員会で参加者全員が復唱している。
「あらためて声に出すことで行動の確認ができた」「やっているつもりでも、できていないことに気付かされた」など、会員間で共通認識ができつつある。
同会会長の荻野孝子さん(71)は、「利用者の皆さんに『また参加したい』と思ってもらえることが私たちの喜び。できることから取り組み、より充実したサービスで地域との信頼を深めていきたい」と話す。
というもの。
高齢化社会では、きめ細やかな支援は必要。
介護サービスも、日々増え続けているが、やはり地元に昔から住んでいる人たちにとっては、JAの存在は強い。
そのJAが動いてくれるというのなら、お願いしたい人は多いのではないだろうか。
日本農業新聞e農ネットに「譲歩なら国産下落 卸売業者に危機感 日豪EPA交渉 牛肉関税 (2014/3/24)」という記事が出ていた。
内容は以下の通り
日豪経済連携協定(EPA)交渉でオーストラリア産牛肉の関税が半分以下に引き下げられれば、国産の価格も下がる――。
同EPA交渉でオーストラリアの要求を日本が仮に受け入れた場合の影響について、国内の食肉流通業界ではこうした見方が強い。
特に国産を扱う卸売業者には危機感が高まっている。
オーストラリア産牛肉の輸入は近年、米国産に押されて減少が続く一方で、価格は上昇、米国産との価格競争力も低下している。
財務省の貿易統計によると、2003年の牛海綿状脳症(BSE)の発生による米国産の輸入停止で、オーストラリア産の輸入量は04年が39万5000トンと全体の9割を占めた。
しかし米国産は、輸入再開と月齢制限の緩和などで増加。
オーストラリア産は13年には前年比10%減の28万7000トンとなった。
首位の座は維持したが、割合は54%に落ち込んだ。
オーストラリア産の13年の輸入量を種類(部位)別に見ると、冷凍品のうちひき肉などの原料になるものが11万2600トン、スーパーなどで販売する冷蔵品(カタ、ウデ、モモ)が6万9800トン、焼き肉店などで使う冷凍品のバラが3万3900トン。
オーストラリア産の価格上昇は、円安と頭数の減少が要因で、冷凍品のバラは米国産とほぼ同じ水準になった。
EPA交渉で現行38.5%の日本の牛肉関税を半分以下にするよう要求している理由について、流通業者は「日本市場でのシェアを米国に押し戻され、危機感を強めたため」とみている。
仮にオーストラリアの要求通りに決着した場合の影響について、流通業者は一様に「米国産の価格も下がる」と予測。
肉質的に輸入の冷蔵品と競合するとされる国産の乳用種の枝肉価格の「下げ要因にもなる」とみている。
特に、国産牛肉を扱う卸売業者は、スーパーなどでの小売価格への影響に厳しい見方を示す。
東京都内の大手卸は、消費者の低価格志向が続き、輸入商社は今でもできるだけ単価の安い部位を輸入するようにしているとして、「関税が半分以下になれば価格に敏感な小売りも積極的に扱う。国産の価格下落は避けられない」と指摘する。
ただ、輸入価格が現在はかなり高くなっていることや、オーストラリア産は外食用が中心であることから、輸入商社には「短期的には国産の下げ幅は大きくないのではないか」との見方もある。
というもの。
自分も同じ考え方。
確実に国内産は窮地に追い込まれると思っている。
大きな施設と、広い土地を必要とする畜産は、1度無くなると復活は無理。
政府は、この部分を、安易に考えすぎていると思う。
内容は以下の通り
日豪経済連携協定(EPA)交渉でオーストラリア産牛肉の関税が半分以下に引き下げられれば、国産の価格も下がる――。
同EPA交渉でオーストラリアの要求を日本が仮に受け入れた場合の影響について、国内の食肉流通業界ではこうした見方が強い。
特に国産を扱う卸売業者には危機感が高まっている。
オーストラリア産牛肉の輸入は近年、米国産に押されて減少が続く一方で、価格は上昇、米国産との価格競争力も低下している。
財務省の貿易統計によると、2003年の牛海綿状脳症(BSE)の発生による米国産の輸入停止で、オーストラリア産の輸入量は04年が39万5000トンと全体の9割を占めた。
しかし米国産は、輸入再開と月齢制限の緩和などで増加。
オーストラリア産は13年には前年比10%減の28万7000トンとなった。
首位の座は維持したが、割合は54%に落ち込んだ。
オーストラリア産の13年の輸入量を種類(部位)別に見ると、冷凍品のうちひき肉などの原料になるものが11万2600トン、スーパーなどで販売する冷蔵品(カタ、ウデ、モモ)が6万9800トン、焼き肉店などで使う冷凍品のバラが3万3900トン。
オーストラリア産の価格上昇は、円安と頭数の減少が要因で、冷凍品のバラは米国産とほぼ同じ水準になった。
EPA交渉で現行38.5%の日本の牛肉関税を半分以下にするよう要求している理由について、流通業者は「日本市場でのシェアを米国に押し戻され、危機感を強めたため」とみている。
仮にオーストラリアの要求通りに決着した場合の影響について、流通業者は一様に「米国産の価格も下がる」と予測。
肉質的に輸入の冷蔵品と競合するとされる国産の乳用種の枝肉価格の「下げ要因にもなる」とみている。
特に、国産牛肉を扱う卸売業者は、スーパーなどでの小売価格への影響に厳しい見方を示す。
東京都内の大手卸は、消費者の低価格志向が続き、輸入商社は今でもできるだけ単価の安い部位を輸入するようにしているとして、「関税が半分以下になれば価格に敏感な小売りも積極的に扱う。国産の価格下落は避けられない」と指摘する。
ただ、輸入価格が現在はかなり高くなっていることや、オーストラリア産は外食用が中心であることから、輸入商社には「短期的には国産の下げ幅は大きくないのではないか」との見方もある。
というもの。
自分も同じ考え方。
確実に国内産は窮地に追い込まれると思っている。
大きな施設と、広い土地を必要とする畜産は、1度無くなると復活は無理。
政府は、この部分を、安易に考えすぎていると思う。
日本農業新聞e農ネットに「島根1JA 統合を承認 来春「しまね」発足 (2014/3/24)」という記事が出ていた。
内容は以下の通り
島根県の11JAは23日、一斉に臨時総代会を開き、「1県1JA統合」を承認した。
2015年3月に新生「JAしまね」が発足することが正式に決まった。
新JAは、地域の独自性を生かせるよう11JA単位に地区本部を置き、県全体で効率化できる事業は本店機能として集約する。
地域力の発揮と集約による効率化で、JAの経営基盤強化につなげる。
全JAでの統合承認を受け、会見したJA島根中央会の萬代宣雄会長は「11JAは地区本部として残し、組合員と近い関係を維持することで絆を強める。目指すのは農業を振興し、地域を守れるJAだ。その思いでJA運動にまい進する」と述べた。
地区本部は、地域特産など独自性を生かして事業を展開し、損益管理で収支均衡に責任を持つ。
県域共通品目の販売戦略や畜産振興など、県全体で取り組む事業はJA本店に集約し、効率を高める。
中央会・連合会の一部機能も新JAが担う。
新JAの本店は、松江市の島根JAビルに置く。
というもの。
今の時代、まとめれば良いというものではないと思う。
なぜなら、1つになることで、個性を無くしてしまったJAを、自分は知っているからである。
差別化できたはずのブランドを失い、中の上での大きなロットでの流通を中心にしていた。
結果として、ブランドも忘れ去られ、地域全体としての存在も弱くなってしまった。
だから、「地域の独自性を生かせるよう11JA単位に地区本部を置き、県全体で効率化できる事業は本店機能として集約する」という考え方には賛成。
しかし、今までと同じJAであるのなら、まったく価値はない。
進化できるか。
それとも、生まれ変われるか。
全ては其処にある。
内容は以下の通り
島根県の11JAは23日、一斉に臨時総代会を開き、「1県1JA統合」を承認した。
2015年3月に新生「JAしまね」が発足することが正式に決まった。
新JAは、地域の独自性を生かせるよう11JA単位に地区本部を置き、県全体で効率化できる事業は本店機能として集約する。
地域力の発揮と集約による効率化で、JAの経営基盤強化につなげる。
全JAでの統合承認を受け、会見したJA島根中央会の萬代宣雄会長は「11JAは地区本部として残し、組合員と近い関係を維持することで絆を強める。目指すのは農業を振興し、地域を守れるJAだ。その思いでJA運動にまい進する」と述べた。
地区本部は、地域特産など独自性を生かして事業を展開し、損益管理で収支均衡に責任を持つ。
県域共通品目の販売戦略や畜産振興など、県全体で取り組む事業はJA本店に集約し、効率を高める。
中央会・連合会の一部機能も新JAが担う。
新JAの本店は、松江市の島根JAビルに置く。
というもの。
今の時代、まとめれば良いというものではないと思う。
なぜなら、1つになることで、個性を無くしてしまったJAを、自分は知っているからである。
差別化できたはずのブランドを失い、中の上での大きなロットでの流通を中心にしていた。
結果として、ブランドも忘れ去られ、地域全体としての存在も弱くなってしまった。
だから、「地域の独自性を生かせるよう11JA単位に地区本部を置き、県全体で効率化できる事業は本店機能として集約する」という考え方には賛成。
しかし、今までと同じJAであるのなら、まったく価値はない。
進化できるか。
それとも、生まれ変われるか。
全ては其処にある。
日本農業新聞e農ネットに「無人ヘリ積載増加 総重量150キロに緩和へ (2014/3/24)」という記事が出ていた。
内容は以下の通り
水稲への農薬散布や種子の直播(ちょくは)に使われる産業用無人ヘリコプター(無人ヘリ)の総重量が、4月15日に施行される航空機製造事業法施行令の一部改正で100キロから150キロに拡大される。
積み荷の量が大幅に増やせることになり、作業の一層の省力化や低コスト化に道が開けることになる。
産業用無人ヘリの積載量増強は「攻めの農林水産業」実現のための規制改革の一つとして、JA全中とJA全農が要望していたもの。
施行令の一部改正がこのほど閣議決定された。
総重量の引き上げで、積載できる薬剤や種子の量も増やせ、一度に散布できる面積を広げることが可能になる。
全農によると、現在市販されている産業用無人ヘリの積載量は、鉄コーティング種子の場合、一度に30アール程度にまける量。
今後、農地の集積に伴い農地の大区画化が予想されるため、産業用無人ヘリの積載量増強が求められていた。
「一度に1ヘクタールくらいまけるようになれば、作業の一層の省力化が図れる」と全農は期待する。
ただ現在のところ、新基準に対応した機種が市販されるめどは立っていない。
農業現場のニーズを踏まえた新型無人ヘリの開発や普及が、今後の課題となりそうだ。
産業用無人ヘリの技術・安全指導をする農林水産航空協会によると、農業での産業用無人ヘリの利用は2012年度に初めて100万ヘクタールを超え、13年9月時点で102万3000ヘクタールに達した。
9割が水稲の病害防除に利用されている他、水稲の直播や大豆・麦の防除にも使われている。
というもの。
水稲への農薬散布や、種子の直播に産業用無人ヘリコプターを使用している生産者などについては、嬉しいニューだろう。
これが実現すれば、生産コストを下げることが可能となるかもしれないからだある。
でも1台の価格も高いし、新基準に対応した機種も市販される目途は立っていないらしいし。
実現は難しいのかな。
内容は以下の通り
水稲への農薬散布や種子の直播(ちょくは)に使われる産業用無人ヘリコプター(無人ヘリ)の総重量が、4月15日に施行される航空機製造事業法施行令の一部改正で100キロから150キロに拡大される。
積み荷の量が大幅に増やせることになり、作業の一層の省力化や低コスト化に道が開けることになる。
産業用無人ヘリの積載量増強は「攻めの農林水産業」実現のための規制改革の一つとして、JA全中とJA全農が要望していたもの。
施行令の一部改正がこのほど閣議決定された。
総重量の引き上げで、積載できる薬剤や種子の量も増やせ、一度に散布できる面積を広げることが可能になる。
全農によると、現在市販されている産業用無人ヘリの積載量は、鉄コーティング種子の場合、一度に30アール程度にまける量。
今後、農地の集積に伴い農地の大区画化が予想されるため、産業用無人ヘリの積載量増強が求められていた。
「一度に1ヘクタールくらいまけるようになれば、作業の一層の省力化が図れる」と全農は期待する。
ただ現在のところ、新基準に対応した機種が市販されるめどは立っていない。
農業現場のニーズを踏まえた新型無人ヘリの開発や普及が、今後の課題となりそうだ。
産業用無人ヘリの技術・安全指導をする農林水産航空協会によると、農業での産業用無人ヘリの利用は2012年度に初めて100万ヘクタールを超え、13年9月時点で102万3000ヘクタールに達した。
9割が水稲の病害防除に利用されている他、水稲の直播や大豆・麦の防除にも使われている。
というもの。
水稲への農薬散布や、種子の直播に産業用無人ヘリコプターを使用している生産者などについては、嬉しいニューだろう。
これが実現すれば、生産コストを下げることが可能となるかもしれないからだある。
でも1台の価格も高いし、新基準に対応した機種も市販される目途は立っていないらしいし。
実現は難しいのかな。
日本農業新聞e農ネットに「地理的表示保護で火花 EU=「偽物」は徹底排除 米国=他国を締め出すな (2014/3/23)」という記事が出ていた。
内容は以下の通り
「パルメザンチーズを名乗れるのはイタリアの産地だけなのか」。
米国と欧州連合(EU)が進める自由貿易協定(FTA)交渉の農業分野で「地理的表示の保護」が主要な争点の一つとして浮上している。
付加価値を高めた農産物需要は世界中で急成長。
“おいしい市場”をめぐる争奪戦で、米欧のぶつかり合いは激しさを増すばかりだ。
定員100人の米議会上院の55人が11日、連名で地理的表示に関するEUの主張を強く批判、米国のビルサック農務長官と通商代表部のフロマン代表に、強腰で交渉に臨むことを求める手紙を送った。
「フェタ」「パルメザン」など、米国内で一般的な名前として定着しているチーズ名について、EUが他国に「保護」を求めていることが気に入らないという内容だ。
「EUは各国と結ぶFTAの中で、地理的表示の名の下に米国産乳製品を締め出している」と強く批判している。
EUは最近各国と結んでいるFTAの中で、地理的表示の保護を次々に盛り込んでいる。
両国が保護したい地理的表示品目のリストを交換し、違反すれば取り締まりをする約束を交わす。
なぜ、EUは地理的表示の保護に熱心なのか。
EUの農産物輸出で成長が見込まれるのは、地理的表示で守られた商品だからだ。
2012年の同輸出額ではトップ3が「蒸留酒」「ワイン」「穀物調製品」。
ブランドを意識して購入する品目で占められる。
欧州のイメージを刷り込んだブランド商品を広げるには、他国で「偽物」を徹底的に排除することが必要。
成長を続けるためには、地理的表示保護制度を海外に広げることが絶対に欠かせない。
米国にとって面白くないのは、欧州と同じように輸出の中で高付加価値品の重要性が高まっているからだ。
1980年ごろまでは、トウモロコシ、小麦、大豆などの素材商品が輸出の過半を占めていた。
2010年代になると、穀物は上位を占めるが、素材商品全体の割合は4割を下回る。
牛肉や加工食品などの高付加価値品が増えている。
中でも高級チーズは成長分野だ。
かつて農産物輸出大国と言えば、米国が圧倒的にトップ。だが、最近はEUが激しく追い上げる。
EU資料によると、12年の農産物輸出額は米国が1170億ユーロで1位だが、2位のEUは1140億ユーロにまで肉薄。
米国は、第3位のブラジルに大豆やトウモロコシなど素材商品の分野で猛追されている。
コスト競争力で南米などに太刀打ちするのが難しい米国にとって、高付加価値商品で巻き返しを図ることが欠かせない。
米国産チーズなどが国内外で「偽物」扱いされれば、高級化戦略が根底から狂う。
それだけにEUの地理的表示保護が各国に広がることへの反発が根深いわけだ。(山田優編集委員)
というもの。
なかなか面白い記事だと思う。
判りにくいというのであれば、日本の特産品に当てはめて見れば、多分判るだろう。
内容は以下の通り
「パルメザンチーズを名乗れるのはイタリアの産地だけなのか」。
米国と欧州連合(EU)が進める自由貿易協定(FTA)交渉の農業分野で「地理的表示の保護」が主要な争点の一つとして浮上している。
付加価値を高めた農産物需要は世界中で急成長。
“おいしい市場”をめぐる争奪戦で、米欧のぶつかり合いは激しさを増すばかりだ。
定員100人の米議会上院の55人が11日、連名で地理的表示に関するEUの主張を強く批判、米国のビルサック農務長官と通商代表部のフロマン代表に、強腰で交渉に臨むことを求める手紙を送った。
「フェタ」「パルメザン」など、米国内で一般的な名前として定着しているチーズ名について、EUが他国に「保護」を求めていることが気に入らないという内容だ。
「EUは各国と結ぶFTAの中で、地理的表示の名の下に米国産乳製品を締め出している」と強く批判している。
EUは最近各国と結んでいるFTAの中で、地理的表示の保護を次々に盛り込んでいる。
両国が保護したい地理的表示品目のリストを交換し、違反すれば取り締まりをする約束を交わす。
なぜ、EUは地理的表示の保護に熱心なのか。
EUの農産物輸出で成長が見込まれるのは、地理的表示で守られた商品だからだ。
2012年の同輸出額ではトップ3が「蒸留酒」「ワイン」「穀物調製品」。
ブランドを意識して購入する品目で占められる。
欧州のイメージを刷り込んだブランド商品を広げるには、他国で「偽物」を徹底的に排除することが必要。
成長を続けるためには、地理的表示保護制度を海外に広げることが絶対に欠かせない。
米国にとって面白くないのは、欧州と同じように輸出の中で高付加価値品の重要性が高まっているからだ。
1980年ごろまでは、トウモロコシ、小麦、大豆などの素材商品が輸出の過半を占めていた。
2010年代になると、穀物は上位を占めるが、素材商品全体の割合は4割を下回る。
牛肉や加工食品などの高付加価値品が増えている。
中でも高級チーズは成長分野だ。
かつて農産物輸出大国と言えば、米国が圧倒的にトップ。だが、最近はEUが激しく追い上げる。
EU資料によると、12年の農産物輸出額は米国が1170億ユーロで1位だが、2位のEUは1140億ユーロにまで肉薄。
米国は、第3位のブラジルに大豆やトウモロコシなど素材商品の分野で猛追されている。
コスト競争力で南米などに太刀打ちするのが難しい米国にとって、高付加価値商品で巻き返しを図ることが欠かせない。
米国産チーズなどが国内外で「偽物」扱いされれば、高級化戦略が根底から狂う。
それだけにEUの地理的表示保護が各国に広がることへの反発が根深いわけだ。(山田優編集委員)
というもの。
なかなか面白い記事だと思う。
判りにくいというのであれば、日本の特産品に当てはめて見れば、多分判るだろう。
gooのニュースを見ていたら「180年前のようかん再現、羽後町 秋田魁新報 2014年3月22日(土)11:49」という記事が出ていた。
内容は以下の通り
180年以上前に羽後町で作られていたようかんを再現する会が21日、同町文化交流施設「美里音」で開かれた。
寒天を使わずに小麦粉、もち粉などであんを固めるのが特徴。
同町や秋田市などから20人が参加し、当時の生活に思いをはせた。
「羽後の伝統食を再現する会」(阿部久美子会長)と「NPO法人秋田花まるっグリーン・ツーリズム推進協議会」(秋田市)の主催。
旧田代村の地主・長谷山家の邸宅「旧長谷山邸」に残る古文書のうち、1827(文政10)年の日記の中に「よふかん」として作り方が掲載されている。
コメの作況調査に訪れた役人をもてなした。
参加者は再現する会のメンバーから指導を受けて作った。
小豆を煮てから黒砂糖や粉類を混ぜ、型にはめて40分蒸した後、雪で冷やして完成。
「あっさりしていておいしい」などと話しながら、180年前の味を楽しんだ。
というもの。
へー。180年前のレシピが残っていたんだ。
美味しいか美味しくないかは別として、それは凄いな。
これが残っているんだったら、他のレシピも残っているんじゃないだろうか。
内容は以下の通り
180年以上前に羽後町で作られていたようかんを再現する会が21日、同町文化交流施設「美里音」で開かれた。
寒天を使わずに小麦粉、もち粉などであんを固めるのが特徴。
同町や秋田市などから20人が参加し、当時の生活に思いをはせた。
「羽後の伝統食を再現する会」(阿部久美子会長)と「NPO法人秋田花まるっグリーン・ツーリズム推進協議会」(秋田市)の主催。
旧田代村の地主・長谷山家の邸宅「旧長谷山邸」に残る古文書のうち、1827(文政10)年の日記の中に「よふかん」として作り方が掲載されている。
コメの作況調査に訪れた役人をもてなした。
参加者は再現する会のメンバーから指導を受けて作った。
小豆を煮てから黒砂糖や粉類を混ぜ、型にはめて40分蒸した後、雪で冷やして完成。
「あっさりしていておいしい」などと話しながら、180年前の味を楽しんだ。
というもの。
へー。180年前のレシピが残っていたんだ。
美味しいか美味しくないかは別として、それは凄いな。
これが残っているんだったら、他のレシピも残っているんじゃないだろうか。
新しいニャンコのカリカリを朝ごはんに出したら、リリは喜んで食べ始めたけど、フクはリリをずっと見ていて様子見。
結局は、リリの朝ごはんを奪って食べた。