こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

あと一歩

2017年03月02日 17時52分05秒 | Weblog


講演前に行った、もう1つの場所は雪ほたか。
 
数年前に導入した設備は、非常に綺麗に丁寧に使用しているのが、瞬間的に判る。
 
雪ほたかブランドは、決して悪いとか、間違っているというのではない。
しかし、時代に合わせた栽培計画と流通計画を作った方が、もっと良さが出るような気がする。
 
何かが足りない感じがするのだ。
残念ながら、それが何なのかが解らない。
多分、それが解れば、一気にブランドが回り始めると思う。
 
あと一歩。
あとちょっと。
 
見つけて欲しい。
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怪物

2017年03月02日 17時23分54秒 | Weblog


今日は講演前に、水月夜と雪ほたかに立ち寄った。
 
水月夜は、食味値100点という、常識はずれの、あり得ない事を可能にしている。
 
自分としては、あり得ない超底タンパクの数値から、田んぼの土が悲鳴を上げているのではないかと考えていた。
しかし現実は、しっとりとした、稲藁も綺麗に分解されている、きめ細かい土であった。
 
有るようで無い土。
この土であれば、食味値86以上が当然というのも、納得出来る。
 
まだまだいるんだなぁ。
怪物が!
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ホームに

2017年03月02日 17時04分04秒 | Weblog


とりあえず、上毛高原駅のホームに来た。
早すぎた。
だぁ~れもいない。
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今年は

2017年03月02日 08時36分26秒 | Weblog


昨日、島根県のJA島根おおちが普及員と訪問してきた。
当然、「石見高原ハーブ米きぬむすめ」のブランド化についてである。
 
ハーブをすき込んで、それを肥料とする考え方は面白い。
実際、いくつかの産地でも行われている。
 
しかし、継続することで生じる問題点を、「石見高原ハーブ米きぬむすめ」は軽視してしまっていた。
 
その結果、ジリジリと品質が落ちてしまっている。
 
であるが、他県のお米と食べ比べをしていない、計画が有るようで無い、大切な事を忘れていたため、今になってやり直さなければならない事が山積み。
 
多分、今年中の修正は間に合わない。
準備をするので限界であろう。
 
全ては来年の実現にむけて。
今は出来る全てを実行して欲しい。
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真逆の産地へ

2017年03月02日 05時52分36秒 | Weblog


今日は、群馬県の利根沼田振興局が主催する【すごいぞ!利根沼田の米〜未来につなげる販売戦略〜】で、「利根沼田産ブランド米の効果的な販売戦略」についての講演をする。
 
群馬・利根沼田と聞いて、「どこそれ」と言っているようであれば、米業界では100%勉強不足である。
群馬最強、関東最強の、コンクール・コンテスト荒らしの生産者が、多数存在する地域である。
 
全ての生産者が独自販売で生計が成り立っている。
そんな地域に、自分が今回講演に行くのだ。
それも、「利根沼田産ブランド米の効果的な販売戦略」というタイトルからも判るように、個人からシステムとしての販売戦略を説明するためにだ。
 
自分のSPRという販売戦略は、個人生産者の販売ではなく、地域一丸となって販売していくという考え方。
つまり、この地区では必要ないと言われていた販売戦略なのである。
 
どんなに最強だと言われている産地であっても、限界は来る。
生産者の年齢。
担い手不足。
地域の衰退。
 
それは、利根沼田地域でも、何も変わらない。
そのことにつていては、自分が語るよりも、生産者たちの方が、身に染みて判っているはずである。
 
一昔前なら、冒頭でも書いたが、群馬・利根沼田を知らない人は勉強不足であった。
しかし現在は、群馬・利根沼田と言っても、ほとんどの人たちが判らない。
つまり、群馬・利根沼田地区は、既に最強では無くなっているという事である。
 
最強だと言い張るのであれば、担い手は増えている。
ブランド名は、魚沼を超えている。
 
つまり、日本中の老若男女が知っている。
結果、地域は活性化しているはずなのである。
 
でも現実は違う。
という事は、明らかに販売戦略に間違いがあったという事になるだろう。
 
誰もが歳を取らないというのであれば、個人販売も個人ブランド米も価値はある。
しかし、限界がある。
時代も急速に変わり続けている。
お米の食味ランキング、つまり特Aランキングの報道も控えられた。
30年問題は、もう目の前。
さらに、大産地から、新品種も続々と誕生し続けている。
 
話題になれなくなれば。
消費地で認知されなければ。
その産地の将来は無い。
結果、誰にも気づかれないまま、ひっそりと消えていくだけ。

農業技術、お米の栽培方法、地元スペシャルを教え込むには、軽く10年は必要となる。
この地域には、その10年があるのだろうか?
 
自分は、良いも悪いも。
その10年を耐えられる産地になってもらうために、今日は説明をする。
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