こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

取材

2017年03月09日 17時43分10秒 | Weblog


明日明後日と、取材が続く。
 
取材内容は、産地の現状、人気の品種、新品種の現状、新品種のブランド戦略、ブランド戦略の進捗状況、消費地の現状、炊飯器の現状など。
当然「米屋の現状」という取材もある。
 
さて、どこまで話せばよいのだろうか。
どれが良くて、どれが悪いのか。
進んでいるようで、全然進んでいない。
成功しているように見えて、中身は失敗している。
 
なので、某取材に対しては、「色々な意見を聞くのはいいんだけど、完全にバラバラな現状なんだけど、それでも良いのか」と伝えたほど。
 
こんな状態で記事になったりしたら、起きなくて置かったはずの混乱が、あちらこちらで起きるのではないだろうか。
自分としては、それが心配でならない。
少し前の、関西で起きた事件もあるし・・・。
 
もっと業界がまとまっていれば。
もっと米屋がまとまっていれば。
 
お米の現状としては、物凄く心配な時ではある。
しかし、話題にもならないお米の、情報発信が出来る大きなチャンスでもある。
 
考えると、胃がキリキリと痛む。
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石見銀山

2017年03月09日 17時06分32秒 | Weblog
JAしまね石見銀山地区本部の農産課から、修正されたブランドシートが届いた。
 
前回のシート内容と比べて、かなり詳細で具体的な部分が追加されていた。
これがシッカリと実行できれば、今迄の米粒とは全く違う、地域の特徴がプラスされた、新しい米粒が生まれると思う。
 
石見銀山地区本部が栽培している品種の主力は「コシヒカリ」、そして「つや姫」。
「コシヒカリ」は新潟県。
「つや姫」は山形県。
どちらの品種イメージにも、島根県は出てこない。
その他一括りの産地の中でしかない。
 
なのに、JAしまねのブランド戦略は、何処にでもある使い古された戦略。
これで戦えると思っているのだから、ある意味凄い。
感覚がズレ過ぎていて、ズレていることすら判らなくなってしまっている、どこかの議員たちのようである。
なので、島根おおち地区本部、石見銀山地区本部、隠岐地区本部の3地区本部の「ご縁三国結び米」については、自分がアドバイザーとなっているのである。
 
 
石見銀山という言葉を知らない人は、ほとんどいないことだろう。
しかし、石見銀山が何処にあるのかを知っている人は、一気に少なくなる。
その石見銀山で、お米を作っているという事を知っている人は、さらに少なくなる。
 
ブランド化計画としては、数年前から始まっていた。
日本テレビの「満点☆青空レストラン」でも「つや姫」は紹介されている。
普通であれば、そのまま計画は進むものであるのだが、全く計画は進まなかった。
見事なほどに、チャンスを使えなかった産地である。
 
その中でのタイムリミット。
産地としての限界。
 
もう、出来ないでは済まされない。
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JA秋田おばこ

2017年03月09日 16時36分48秒 | Weblog


22日は秋田県庁職員との打ち合わせなので、ブランド戦略以外にも、秋田米全体の打ち合わせもする。
しかし28日は、JA秋田おばこの職員との、29年産「箱入り娘 ゆめおばこ」についての、ブランド戦略の打ち合わせをする。
 
このブランド戦略については、秋田県庁は絡むことは出来るが、全農あきたは全く絡むことが出来ない。
説明をすると長くなってしまうから、理由は言わない。
というか、全農あきたとJA秋田おばことの問題を知らないというのであれば、米業界の中ではド素人。
 
なので28日は、JA秋田おばこのためのブランド米として、「箱入り娘 ゆめおばこ」のブランド戦略を立てる。
 
この品種は、秋田県で生まれた「あきたこまち」と「ひとめぼれ」の両方の良さを持っていると考えると、品種特性が判ると思う。
よって、シッカリと戦略を立てれば、必ず評価が得られる品種なのである。
 
さて、どんな戦略を立てようか。
新しく追加された、青森県の「青天の霹靂」とのバランスもあるし、福井県の新品種「越南291号」の試験販売もあるし、長野県の「風さやか」とのバランスもある。
 
一歩戦略を間違えると、全ての歯車が狂ってしまう可能性がある。
しかし、慎重になると、何もかもが進まなくなってしまう。
 
ギリギリの戦略とバランスが要求されている。
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秋田県

2017年03月09日 16時01分12秒 | Weblog
22日に、秋田県 農林水産部 水田総合利用課 農産・複合推進班との打ち合わせが決まった。
長野県農産部と同じで、29年産米の取り組みについてである。
 
粒が大きく炊き上りが均一で、喉越しが良く女性受けしている「つぶぞろい」、「あきたこまち」不適地の山間地で栽培できる「秋のきらめき」、口の中に入れるととろける様な食感と甘さがある「淡雪こまち」の取り組み。
そして、JA秋田おばこで始まっている「ゆめおばこ」のブランド戦略について。
さらには、34年に誕生する「スーパーあきたこまち」のブランド戦略イメージについて。
 
なのだが、秋田県のブランド戦略は、県が主導権を握れるのか、全農あきたに主導権を取られてしまうかで、完全に決まってしまう。
 
昨年は、全農あきたに主導権を握られてしまった。
しかし結果として、ブランド戦略は、ほとんど発揮できなかった。
 
30年問題。
新品種同士の戦い。
 
勝ち組に成れるのか。
 
秋田県は、微妙な立ち位置にいると思う。
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JAあおば

2017年03月09日 13時54分00秒 | Weblog


直接のお付き合いをしている、富山県JAあおばでは、ミネラル栽培米「コシヒカリ」と「てんたかく」のリーフレットの作成を進めている。
 
今まで数回、内容確認等をしていたが、毎回、微修正が続いていて、なかなか作成までにはいかなかった。
 
しかし、今朝確認した内容で、ようやく決まりではないかと思った。
 
しばらくしたら、ようやく消費者に、JAあおばとして、お米のこだわりと差別化について、しっかりと伝えられる事が出来る。
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長野

2017年03月09日 13時28分19秒 | Weblog


14:00ころから、長野県農政部 農業技術課 農産振興係と、29年度の「風さやか」を含めた県産米の取組についての打ち合わせをする。
 
長野県「風さやか」は、料亭の朝ご飯として、絶対的に美味しい品種だと思う。
徐々に、ブランド米としての道は進み始めているのだが、現状としては、かなり足元が弱々しい。

であるが「風さやか」は、既に超米屋としての差別化米に選ばれている。
それほど「将来性がある」と感じている品種である。
 
なので今日は、シッカリとした取り組みを話し合う予定。
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先ずは

2017年03月09日 04時56分57秒 | Weblog


ブランド米を作りたい、作らせて欲しいと問い合わせがきた。
 
この生産者は、ブランド米とはを解っていない。
そもそも、ブランド米とは何なのだろうか。
 
有名になったお米なら、何でもブランド米となるのだろうか。
高く売れるお米ならブランド米なのだろうか。
 
その程度のお米は、ブランド米ではない。
その程度のお米なら、ブランド米としての価値は、微塵も無い。
普通のお米である。
 
ブランド米には、ブランド米としての定義がある。
そして品位がある。
 
ブランド米を作りたいのであれば、先ずは自分の意識を変えて、もっと技術を磨く事が必要だろう。
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