■京都府長岡京市の景色
■京都府長岡京 孟宗竹発祥之地(寂照院)
■京都府長岡京走田神社
■京都府長岡京の竹林
5月26日から29日まで関西方面へ行ってきました。
目的は、大阪にあるボランティアサークル本部での理事会へ出席するためで3泊4日の旅でした。
宿泊先は、京都府長岡京市に住んでいる親戚の家で、親戚のご夫婦から大変な接待を受けての旅になりました。
今日のブログは、二日目の朝、親戚の案内で近隣を散策した日本の孟宗竹発祥の地と言われている寂照院と疋田神社、その周辺にある竹林を書き込みたいと思います。
寂照院と疋田神社、竹林は、親戚の家から数分の所にあり、小高い丘ですが、あぜ道を歩いて散策できる田んぼが広がる緑豊かな街並みでした。
寂照院は、弘仁10年(819年)道雄僧都が創建した海印寺の塔頭(たっちゅう)十院のうちのひとつなそうで、四天王立像4体や金剛力士立像2体などがあり、境内の入り口には、孟宗竹を中国から日本にはじめて持ち帰ったと伝える、「日本孟宗竹発祥の地」の石碑が建っていました。
親戚が住んでいる住宅街の一角にも「孟宗竹発祥之地」の石碑が建っていて、歩いて数分のところには竹林が広がっていました。
長岡京の名物が筍ということで、美味しくて良質な筍がとれるということもあり、親戚からは、毎年、旬の筍を送っていただいていました。
竹林を散歩していると筍農家の方に出会い、筍の栽培などについてお話を伺うことができました。
筍は、6月くらいまで収穫できるそうですが、旬の筍は、4月下旬から5月中旬まで、その後は、食べられないことは無いのですが、自分の家では出荷が終わっていると話していました。
最上級の筍を収穫するために一年をかけて手入れをしているそうでした。明るく風通しの良い竹林にするために雑草の下狩り、不要な筍の掘り越し、大きくなった竹の切り落とし、施肥、間伐、土盛りとやる仕事が沢山あると話していました。
竹林を良く見てみると、平らなところは無く傾斜している箇所があちこちにありました。毎年、土盛りをしては竹林に肥料を与え育てていると話していました。土盛りをしたところを見ると竹の根っこが一面に張っていて、一本の竹にこんなにも根が張っているのかと思うほど見事なものでした。
今年の長岡京の筍は全体的に不作のようでした。中には、全然、収穫できなかった地区もあったとかで、昨年の夏の暑さが影響したと話していました。筍の収穫は、前年の気候に大きな影響をするようですが、何をさておいてもきちんと竹林を整地をして管理をしていかなければ良い筍を収穫でいないと話していました。
次回は、二日目の5月27日、大阪で開催されたボランティアサークル理事会へ出席、その後、親戚の案内で行った道頓堀界隈を書き込みたいと思います。
テレビで良く見る道頓堀の景色でしたが、何か物足りなさを感じたのは、かの有名な「くいだおれ人形」が無くなっていたことでした。