■切り絵講座・今回の題材(神社建築他)
■今回の作品(明治神宮)(完成作品・裏の作品)
■前回の作品(「ハスの花」)
9月27日は、大人の休日倶楽部趣味の会「切り絵講座」でした。
7月12日から9月27日まで第3回にわたり開催していた講座は、今回で最終回、「神社建築」を切る授業でした。
「竹駒神社の正月」、「明治神宮」、「仙台東照宮の屋根」、「大崎八幡宮」と4点を題材にし、その中から好きなものを選択する講座でした。
11月18日から24日まで東京都美術館で開催される、「日本きりえ美術展」のご案内と10月20日から24日まで仙台メディアテークで開催される、「東北建築を描く展」のご案内がありました。どちらも講師の佐藤光雄先生が出展予定ということで、東京の展覧会では招待券があるので必要な方はとお話があり、受講生の一人が招待券をいただいていました。
講座が始まる前に、いつものように宿題の切り絵のご紹介がありまました。
前回の講座から約1ヶ月の期間があったことから、受講生の方は、何枚もの切り絵を持参していました。
ベテランの切り絵には、緻密な作品が多く、切るだけでなく、配色や紙質にも工夫を凝らし、個性豊かな素晴らしい作品を披露していました。
私は、うちわに貼り付ける「ハスの花」を切りました。
色付けまではいかず、「ハスの花」を切っただけの未完成の作品でしたが、基本に忠実で切り絵の原点の黒と白のコントラストになりました。
考えれば、これも一つの作品で、このまま色づけをしないで完成作品にしても良いと思いました。
今回の講座の切り絵は、「明治神宮」にしました。
今まで以上に細かい作業が出てきて、特に石段などの部分が繊細で難しく、注意を払いながら刃を入れていきました。
完成品は、我ながら良くできたと思いました。
切り絵は、本来の作品を鑑賞するだけでなく、原画を切ったものを裏返して見ると一つの素晴らしい作品ができ上がると思いました。
次回の講座は、暫く休校することにしました。
午前中にオカリーナ講座を、午後から切り絵講座を受講していたことから、少しの間、ゆとりの時間が欲しいと思いました。
初めて経験した切り絵講座は、新しい発見ばかりでした。取り組んで初めて知ったこともいろいろありました。
今後は、先生からいただいた沢山の資料をもとに自分なりに切り絵を楽しんでいきたいと思っています。