■大物のヘラブナ(43.3cm)
5月25日、切手が貼っていな料金不足の郵便はがきを受け取りました。
郵便配達員から、「料金不足のハガキですが、受取拒否をされますか。」というお話がありましたが、実家の兄から事前に連絡をいただいていたこともあり、特に問題でも無かったので、料金不足の62円を払い受け取りました。
5月22でしたが、兄から、「うっかり切手を貼らないでハガキを出したので、切手代を払って受け取って欲しい。」と連絡を受けていました。
兄は、奥さんから「切手を貼って出したの。」と言われて、初めて気がついて連絡をしてきた言っていました。
ハガキの内容は、5月20日に「へら研究会」の例会で、今まで釣ったこと無い大物を釣ったという近況報告で、兄は、少し舞いあがってしまい、切手を貼るという意識がどこかに飛んでしまったようでした。
郵便物は、大体、投函した翌日に配達になっていたことから、3日間も配達されていなかったので兄へ電話をしてみました。
私もいろいろ詮索をして、「料金不足であればそのまま差出人へ返すこともあると思うのでそちらへ返送されるようになっているかもしれない。」と話したところ、兄は、「ハガキへ差出人の住所氏名を書かないで送っている。」と言われました。「それだったら郵便物は、宛先へ届くはずで暫く様子を見るから。」と伝え待つことにしました。
そんな曰くつきのハガキが届きました。
大きなヘラブナを持った兄の写真がありました。
「平成50年5月20日(日)田久保沼 ★★へら研究会 釣果16.95㎏、第1位 大型43.3cm カッパギゲット」、「へら釣り40年、初めての16k越え、大型43.3も初めて、人生最高の日でした。」とコメントが付いていました。
早速、兄へハガキが着いた旨を電話しました。
あの大物では、手繰り寄せるにも大変だったのではと聞いたところ、5分もかからないで釣ることができたと言っていました。
ヘラブナの食いつき方によるようで、針が魚の上唇に引っ掛かると意外に早いようで、下だとヘラブナの引きがあり、早めに上げることができないと言っていました。当日、大物を3匹釣ったとも話していました。
魚の釣り方を知らない私にとってはそんなこともあるのかと思いながら聞いていましたが、電話口からは、兄の喜びようが伝わってきました。