アップが遅くなってしまいましたが、先日 サンプル百貨店 さんのご招待で
日本ニーダー株式会社 さんの パンニーダーを使った手作りパン教室 に参加させていただきました。 講師は高橋貴子先生です。
日本ニーダー さんのパンニーダー
おいしい生地作りのために、羽根やポットの形状にもこだわりを持った
大変コンパクトなのに、最大600gの粉をこねられ、機能満載で魅力たっぷりのニーダーです。
蓋も外側(大蓋)と内側(小蓋)の2段階で外せるので、温度や湿度に合わせて調節ができます。
この日は9名のブロガーさんが参加し、2グループに分かれてそれぞれ2種類のパンを作りました。
2種類のパンは同時進行で作り始めましたが、便宜上別々にご紹介していきますね。
まずは小麦グルテンの入った きらゆき というパン用の米粉を使った米粉パンから
一次発酵が要らないので、工程の少ない楽なパンです。
ポットに米粉とイーストと水を入れて、ニーディングスタート
スタートから5分経ち、材料がある程度混ざってから
スパチュラを使って、バターを少しずつ混ぜ込んでいきます。
この方法だと、生地内へのバターのなじみがとてもいいそうです。
バターの生地へのなじみが悪い時など、途中で生地にハサミを入れると
表面積が広がり、うまく入り込んでくれるそう。
10分割後ベンチタイム→丸く成型して二次発酵後
表面に上新粉でお化粧をして
カミソリでクープ入れ
オーブンで焼いて
こんなにかわいい 米粉パン の出来上がり
米粉って素晴らしいですね~お砂糖も入っていないのに甘くてしっとりもちもち。
ポットにまず強力粉とイースト、砂糖、水を入れてニーディングスタート
こんなゆるゆるの生地でもこねられるのは、ニーダーならでは。
ニーディング、熟成、ガス抜き、発酵と様々な工程を一台でこなしてくれる働き者のニーダーですが
このニーダーの最大の特徴は、2段階ニーディングと言って
ニーディング→熟成→ニーディングと、2回に分けて丁寧にこねるシステム。
塩や油分はグルテン作りをじゃまするので、後から入れるといいそうです。
そうすることでグルテン作りを促進し、水分保持の良いきめの細かい生地が生まれ
翌日に食べてもおいしいパンになるとのこと。
また、オリジナルのプログラム設定が可能なので、季節や気温、粉の質、家族の好みなどに合わせ
自分仕様にカスタマイズすることで、一層おいしいパン作りができます。
1回目の熟成後2回目の材料を投入し、追加ニーディング
さらに5分経ってからバターを入れよくなじんだら
フィリングを入れます、この日はくるみとバナナでした。
(乾燥したものではなく柔らかいバナナですが名前を忘れました )
フィリングを入れながらさらにニーディング
ニーダーのまま熟成・発酵→ガス抜き→熟成・発酵→ガス抜きさせたものがこれ
10分割して→ベンチタイム
こちらのパンはラグビーボールのような形に成型
米粉パンと同じように粉を振ってクープを入れてオーブンへ。
全粒粉パン も出来上がり
全粒粉の歯ごたえと、フィリングの香ばしさと、モチモチの食感
香りも素晴らしく、奥の深い味わいの大変おいしいパンでした。
さらにこの日はサプライズイベントがあり、先生がうどんを打って振舞ってくださいました。
ニーダーで生地をこね、製麺機で伸ばし、刃を入れてきれいにカット
茹で上がりは、透き通るようにきれいなうどんに仕上がって
コシがあるのになめらかでおいしいうどんでした。
この後は粉物だけとは思えない、とても充実のおいしいランチタイムでした。
さて、今回ご紹介したニーダー、いかがだったでしょう?
パンを作る人のかゆい所に手が届く、至れり尽くせりのニーダーであることが伝わっていれば嬉しいです。
このニーダーについての詳しいことは こちら からご覧ください。
機能の詳しい説明はもちろん、ニーダーの細かい動きがよくわかる動画も見られますよ。
実は私も、ずっと以前にニーダーを持っていたことがありまして
(違う会社のものでしたが)
子供たちが小さい頃は、結構自分でパンを焼いていました。
その後空白の10年くらいがあり このブログを始めたころでしたか
眠っていたニーダーを取り出してみたら、壊れていました~~~
その後ニーダー代わりにもなると言うことで、ホームベーカリーを買ったのですが
結局作るのは、すべてお任せで出来る食パンがほとんど。
今回この体験会に参加させていただいて、大変良い刺激を頂いたので
まずは手持ちのホームベーカリーをニーダー代わりにして、手作りの習慣を取り戻せたらな~と思います。
サンプル百貨店さん、日本ニーダーさん、素敵な経験をさせていただき本当にありがとうございました。