今日は、デコパージュの新作紹介です。
と言っても、小さなプラーク (23×17) 2点なんですが
こんな小さな作品に、ちんたらちんたら・・・・4ヶ月くらい掛けてしまい情けないやら。
プラークを削って、中にタイルを埋め込むという技法で
男の子バージョンと女の子バージョンを、ペアで作ってみました。
彫刻刀で彫る作業が、とにかく一番時間が掛かってしまって
昨年の秋口には、10時間以上かけてひたすら彫ってました 。。。。
タイルが、きちんと埋まるようになったことを確認してからプラークに色をつけて (レトロチックな塗りムラ仕上げ)
カットしたプリントを貼り、いつもの塗り込み作業。
※塗り込み作業とは?・・・・
水性または油性の溶剤を、5回くらい重ね塗りしたあと
目の細かいサンドペーパーもしくは、スチールウールを使ってサンディングという工程を5~6回繰り返して
プラークとプリントが一体化するよう、透明の被膜を作って行きます。
それと並行してタイルにもプリントをカットして貼り、こちらも塗り込み作業。
出来上がったらタイルをはめて・・・と思ったら
それぞれ溶剤を塗っているものですから、膨れていてうまく入らず
またそこから削りの作業になってしまって。。。泣きが入っちゃいました。
埋まるようになったらボンドを入れて、上からもう一度ラッカーを塗って仕上がり。
豪華な作品も、小さな作品も、塗りの工程は殆ど変わらないので
結局、時間はかかるんですよね。 (それでも私の場合、放り投げてる時間が長いので掛かり過ぎですが・・・)
ということで記念撮影したのですが、光沢仕上げなので光が反射してうまく撮れてないかも・・・
寝かせて撮ってもあんまり変わらないかな?
今はこれとは別に、春の作品展に向けて頑張っている途中です。
年に2回の作品展が、本当にかけっこのようにあっという間にやって来るので
アタフタアタフタ・・・気がつけば、いつも走らされている野ばらでした。