東京駅が舞台の小説、朱野帰子(あけのかえるこ)さんの 駅物語 を読みました。
今月頭に舞浜のイベントに出かけた時、東京駅で京葉線からの移動途中の本屋さんで
東京駅100周年に合わせたのか特設コーナーが出来ていて、思わず手に取ってしまいました。
あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
東本鉄に入社した若菜直は、東京駅へ配属された初日から乗客のトラブルに見舞われ、うろたえる。
「お客様に駅で幸せな奇跡を起こしたい」。
しかし直が抱いていた本当の夢は、かつて自分に手を差し伸べてくれたあの5人を探し出すことー。
人を助け、人に助けられながら成長していく若手駅員たちを描いた感動作。
駅には奇跡が眠っている・・・とあったので、ほんわかとした話かと思って読み始めたら
人間関係が辛辣だったり、努力が報われなかったり、意外に面倒な話。
その分現実味を帯びているかと言うと、何となく絵空事のような気もしてくるし
あまり得心の行く内容でもなく、爽やかな物語でもありませんでした。
ただ鉄道会社に勤務する人たちの、苦労やストレスはよく表現されていて
世界一正確と言われる日本の鉄道を運営する、想像を絶するバックヤードの大変さ。
乗降客の身勝手から発生する遅延や危険、そして人身事故の後始末の悲惨さ、鉄道オタクと鉄道の現場とのかかわり・・・
読まなければわからないこともいっぱい盛り込まれていて、大変勉強になりました。
鉄道がなければ何事も始まらないわけで、運営の苦労を理解し、常に感謝しながら利用させて頂かなければと思います。
今月頭に舞浜のイベントに出かけた時、東京駅で京葉線からの移動途中の本屋さんで
東京駅100周年に合わせたのか特設コーナーが出来ていて、思わず手に取ってしまいました。
あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
東本鉄に入社した若菜直は、東京駅へ配属された初日から乗客のトラブルに見舞われ、うろたえる。
「お客様に駅で幸せな奇跡を起こしたい」。
しかし直が抱いていた本当の夢は、かつて自分に手を差し伸べてくれたあの5人を探し出すことー。
人を助け、人に助けられながら成長していく若手駅員たちを描いた感動作。
駅には奇跡が眠っている・・・とあったので、ほんわかとした話かと思って読み始めたら
人間関係が辛辣だったり、努力が報われなかったり、意外に面倒な話。
その分現実味を帯びているかと言うと、何となく絵空事のような気もしてくるし
あまり得心の行く内容でもなく、爽やかな物語でもありませんでした。
ただ鉄道会社に勤務する人たちの、苦労やストレスはよく表現されていて
世界一正確と言われる日本の鉄道を運営する、想像を絶するバックヤードの大変さ。
乗降客の身勝手から発生する遅延や危険、そして人身事故の後始末の悲惨さ、鉄道オタクと鉄道の現場とのかかわり・・・
読まなければわからないこともいっぱい盛り込まれていて、大変勉強になりました。
鉄道がなければ何事も始まらないわけで、運営の苦労を理解し、常に感謝しながら利用させて頂かなければと思います。
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