山口県北部 日本海に面した 長州藩 毛利氏の城下町だった
「 萩 」です
昔の面影を 色濃く残した 独特の雰囲気・・・
高杉晋作や 田中義一の誕生地のある 菊屋横町 (下)
長州藩の御用商人を務めていた 豪商「 菊屋家 」の屋敷 (下)
度々 本陣としての役割も 担い
殿様を 向かい入れる為の 門や座敷など
江戸時代初期の 豪華な造り
江戸時代 幕府からの使者は 萩城に入ることは出来ず
この菊屋家で応接された という話があります (ホント)
また 毎年正月には 家来が「 今年はどう致しますか? (討幕?) 」と 殿様に伺うと
「 まだ 早い 」と 殿様が言うしきたり・・・
などと まことしやかな話が伝わります
幕府により 萩に封じ込められ冷遇された 長州の積年の恨みが
やがて 維新への原動力を生み出したのでしょうか・・
菊屋帳場から 簾越しに眺めた 表通りを行き交う人たち (下)
外は 焼けつくような 夏の 真昼間です
萩の中心地は 川筋に挟まれた 三角のデルタ地帯なのです
静かな海も すぐそこに・・・
美しい自然と 昔から変わらぬものを持った町
心惹かれます~