大地震 そして 原発事故から もう5年になりますね
少しずつ記憶が薄れていた あの時の緊迫感を 再び思い出しました
NHKテレビ番組 「 原発メルトダウン 危機の88時間 」をみて・・・
時間をかけて検証された 再現された「 その時 」は
初めて知ったことも たくさんあり 改めて ゾッとしました
あの閉ざされた現場に 日本の運命は託されていたのです
東電本社の無責任 政府の危機管理の甘さ
その上に 原発安全神話がつくりあげられ 信じられていたのは
今も変わりありません
1号機 3号機 そして 故・吉田所長が 死も覚悟したという2号機のメルトダウン
もし 大爆発を起こしていたら 東日本はすべて放射能汚染地域になっていたでしょう
あの原発事故から ずっと 頭をよぎるのは
小松左京の「 日本沈没 」の ラストシーン!
故国を失った日本人は 難民となって 世界中をさまよい歩くことになるのです
番組の最後に 当時の現場にいた元東電社員が語る言葉が 心に残りました
「 その時 自分が出来たこと 出来なかったこと
それを 一生かけて伝えていかなければならない 」
*** 以前撮った写真です ***