数日前の夕方 駅近くの道を 車で走っていました
店屋の立ち並ぶ道は 日が落ちてすっかり暗くなり
夕方の買い物をする人や 仕事を終えて駅へ急ぐ人 その間を縫うようにしていく車や自転車で ごった返していました
細く入り組んだ道を抜けて大きな道路に出たいのですが ノロノロとしか進めません
ここを右折すれば 家に帰る道路に出れると ウィンカーを出した途端
運転席側の窓の外にいたおばさんが 私に向かって大きく手を振りました
「 ええっ~ 知ってる人だっけ!? 」と マジマジと見ても 逢ったことのない人
おばさんは 窓に近寄り なおも手を振り続けています
すると・・ 今度は 別のおじさんが助手席側の窓に飛んで来て 手を左右に振ってダメダメをするのです
私はポカンとしたまま まるで異星人・・・
でも 何か大きな危機が迫っているのを感じました
何だかわからないけれど この方たちの導きに委ねましょう
ウィンカーを元に戻し ゆっくりと直進しました
曲がろうとした道を通り過ぎた瞬間 チラッと見ると 警察が曲がってきた車をみな捕まえているのが見えたのです
ああ 助かった~
家に帰って 夫に話すと この道は時間によって右折禁止になるのだとか・・・
標識は目立たなく それに冬は暗くなるのが早いので 目に留まらないのですね
それを知ってる警察の 交通違反検挙の漁場なんだ~
待ってれば 次から次へと 獲物がやってくるのですもの
こんな楽なことはないわ!
それにしても なんと親切な人たちでしょう
横浜に住んでいてよかった!
本当に 心から感謝しました