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写楽・・話楽・・・な日々

フィギュアスケートの音楽会

2016-12-29 23:07:16 | その他


録りためていたDVDの中から「題名のない音楽会」12/4放送の「フィギュアスケートの音楽会」を観ました 

ゲストとして招かれた 2006トリノオリンピックの金メダリスト 荒川静香は 試合の解説者の時のキリリという様子とは打って変わり 内から放たれる光に包まれて柔らかな雰囲気に見えました 

きっと 公私ともに充実しているのでしょう  

宇野昌磨羽生弓弦の演技が映し出され それに合わせて曲が演奏されました   

次に トリノ・オリンピックで荒川静香が滑った「トゥーランドット」の曲が流れ 映像が流れると 私は その時のことを鮮明に思い出しました 

「 仙台にすごい子がいる 」と 小学生の頃から そのジャンプ力とスラリとした姿で 期待された彼女ですが 波があってなかなか安定した演技を自分のものに出来ず トリノ・オリンピックでは 既に24歳 

その2005-6のシーズンのグランプリ・ファイナルに 15歳の浅田真央が彗星のように現れ トリプルアクセルを成功させ優勝したという時でもありました  

氷の上で まるで妖精のように自由自在に踊り プレッシャーなど どこ吹く風! 楽しくて楽しくて仕方がないという浅田真央には 誰もが魅了されました 

でも  年齢制限があり 浅田はオリンピックに出場する年齢には87日足りません  

それまでフィギュアスケートに関心がなかった人も みな その規則に憤り どうにかならないものかと思いました 

しかし 規則は規則 浅田は4年後のオリンピックを待つしかありませんでした  

オリンピック代表3枠に選ばれたのは 村主章枝 安藤美姫 荒川静香 

でも 荒川静香は 期待から外れていました   

その彼女が オリンピックという大舞台のフリーで スタンディングオベーションが鳴りやまない 素晴らしい演技!  

神が降りたというのでしょうか・・ 今 観ても うっとりします  

優勝確実と思われていたイリーナ・スルツカヤ(ロシア)は 荒川の直後を滑ることになったのですが ミスしないことで有名な彼女が なぜか精彩を欠いてしまったのです 

金メダルは 荒川静香の手に!  

スルツカヤは グランプリ・ファイナルでも 浅田真央に優勝をさらわれています 

技術的にも人間的にも素晴らしい人なのに まったく不運としかいいようがありません 

 


そんな思い出に浸っていると 次は 浅田真央の今シーズンのフリー「リチュアルダンス」になりました 

先日の全日本選手権は 私は忙しくてニュースでしか見ていないのですが 真央ちゃんは実力が発揮できなかったのですよね!? 

あの時 鮮烈にシニア・デビューをした少女も 今は26歳 

恵まれた資質は 真っ直ぐに どこまで伸びていくのだろうと思ったのに それはイバラの道でした  

今 また 平壌オリンピックの代表の壁が 目の前にあります 

でも たとえジャンプに失敗しても 浅田真央の演技の時 視聴率がグンと上がるのだとか・・・ 

みな 浅田真央を応援し 心配しているのです 

それは とても幸せなことです 


荒川静香の目には 様々なシーンが焼き付いているのでしょうね 

言葉少なくても 語る想いに 思わず頷く私です  

コメント (2)
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