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写楽・・話楽・・・な日々

娘の危機に 夫が目覚めた!?

2020-02-16 17:38:26 | 小さなおはなし

*** 前記事に続きます *** 


「 果たして あの病院で大丈夫なのだろうか? 」 

私が家に帰り たくさんの心配と疑問をぶつける前から  

夫は LINEで娘の様子を見て 一人 考えていたのだろう  

1週間振りに逢った夫の髪が 急に白さを増したと感じたのは 

気のせいだけではなかったのだ  

夫は10歳の頃 母親を亡くしている 

父は間もなく再婚し 郷里を離れ 夫は 母方の祖母の許に残った  

きっと 夫は 思ったのだ 

「 もし娘が死んだら 同じことが繰り返される 」と・・ 

とにかく 私の話を聞き終えると 

眠りから覚めたように テキパキと電話をかけ 相手に事情を説明した 

転院先が決まり それを娘夫婦に伝える時も 決して押しつけでないよう気を配っている 

素晴らしい! 

(  夫の能力は衰えていなかったのか・・・  ) 

? 

娘夫婦も同意したので 

医師に転院を了承してもらい 今までのデータをもらわなければならない   

土曜日のうちに マメ父(娘の夫)が それを進めた 

医師は「 転院は水曜日頃でいいんじゃない? 」と 呑気だったそうだ 

一体 この医師は 患者を見ているのだろうか??? 

転院先の病院からも こちらからも 地域医療センター?に連絡して 初めて転院出来るのだが 土日が休みなので それは月曜日になってしまう 

道筋が見えて来たのでホッとすると同時に 

日曜日 その一日に悪くならなければ良いがと祈る気持ちだ  

ところが 治療している筈なのに 数値は段々悪くなっていく 

いつもはポジティブな娘が 気弱になって行く 

新たな苦難が待っているのではないかという不安・・  

それならば いまある苦痛を耐えた方がいいと思う あれだ! 

マメ父には 医師の楽観的な見方が伝染したようだ 

最悪の状態がある筈はないという あれだ!


*** 続きます ***

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働き盛りでも 油断禁物 

2020-02-16 17:27:15 | 小さなおはなし

コロナウィルスでの重症化は 高齢者と糖尿病などの既往歴がある人といわれている 

でも それに当てはまらなくても重症化した人達の足取りを見ると 症状があるのに休まず(休めず?) 仕事し 出張までしていたのだ 

本人にとっても それによって感染した人たちにとっても 悲惨な結果だ 

人間だもの 突然に具合が悪くなることもある 

ならば 代わる人がいて みな それを許容する社会にならないかなと思う

勤勉だけが美徳ではない 

効率だけを追い求める社会であったら 少子化を止めることはできないだろう 

だって 子どもを育てるのは 本当に 時間と手がかかるものだから 


さて 少し前(1月の終わり)にあった事を 書いてみようと思う 

武漢でコロナウィルスの患者が増えているというニュースが流れ出した頃 

娘が高熱を出した 

夜中に42℃にもなって 救急車で運ばれ入院することになった 

肺炎を起こしているという事で 治療を受ければ良くなるだろうと思ったが 

一日経ち 二日経とうとしているのに 良くなるどころか 悪化しているようにみえる 

「 最強の抗生剤を使えば大丈夫です 」という医師の言葉を マメ父(娘の夫)から聞いた時に 背筋が寒くなった 

冬のこの時期で どの病院のベッドもいっぱい 救急患者の受け入れ先はここしかなかった 

だが 果たして この病院で大丈夫なのだろうか? 

週末だったので マメ子(孫)はマメ父に任せ 横浜の自宅に戻った 

今は SNSがあって良かった 

昔だったら きっとこうだ 

マメ父が医者の話を聞き 家に帰り 娘の様子を私に伝える 

私が夫(ジージ)に電話で説明する 

伝言ゲームではないが 人から人へ伝わる時 主観が入るので どこまで正確に理解できるか疑問だし 時間もかかる 

そして 今・・

主にLINEだが リアルタイムで 入院中の娘の顔色を見れるし 病院が出した数値も知ることが出来る 

その遣り取りを家族で共有できるので 話をしても理解が速い 

そんなこんなで 家に帰り 今までの経緯と 私の心配を話すと 夫はすぐさま行動に移った 

最近の夫のゆっくリズムからしたら 突然変異したかのようだ! 

ひどく老化が進んでいたと思っていたが・・  

 

*** 長いので 何回かに分けると思います ***

 

コメント (3)
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