ツルの日記

38歳からはじめたバレエ。49歳の今年はポワントでバリエーションを踊り動画アップがノルマです

マルセル・ブルガ著一川周史訳 バレエ入門 白水社文庫クセジュ

2007年10月09日 | ダンス
バレエをはじめていつの間にか来年の1月で丸3年。ショーダンス、アフロキューバン、バレエの3本立てでそれぞれ週1回ずつだからどれかに専念している人と比べると上達はカタツムリのように遅い。


それでも3年近く続けているとようやく自分が何をしようとしているのか少しだけわかるようになってきた気がする。そしたら本屋で偶然この本が目に付いた。(後で友人にこの本を読んだといったら『有名な本よ』とあきれられた)


本書(原題 Technique de la Dance)は1945年の著作で、著者のマルセル・ブルガはパリオペラ座のソリストになりその後舞踊学校を創立した人だ。本書は舞踊についての総論、クラッシックバレエの主要な動きの技術的分解のイラストと説明、全般技術の発展等で構成されている。


お恥ずかしい話しいまさらながら普段自分が習っていることを文字で読むと「ああ、こういうことだったの」なんて思う。


そして総論を読むとショーダンスの先生が私のダンスについて「私の健康に役立ち、先生のレッスンを受けたことが良い思い出になればそれでよい」というようなことをおっしゃる理由がよく理解できた。


そんなときスペイン国立バレエ団を見て技術的には一生かかってもプロレベルには到達しないわけでそういう自分のダンスを見せるに値するエネルギーを出せるようになるのか、またそれに意味があるのかと自問する。


マイペースでほんの小さなことでも一つずつでもできるようになって、いけるところまでいく、それ自体が目標になってきた。
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スペイン国立バレエ団@オーチャードホール

2007年10月08日 | ダンス
Bプログラム、ボレロ、ゴスペル・ラ・ビダ、グリートを見てきました。


2年前、レジェンドを見て感激して今回も目玉はAプログラムと思いましたが友人がボレロは絶対見るべきというし公演3週間前でもS席16列目(中央一番前のブロックの後ろから3列目)があっさりとれたので行くことにしました(でも10列目ぐらいまでがベスト)。


ボレロはやはりすばらしい群舞でフラメンコなんだけどフラメンコという感じがしない!?。衣装も照明も美しく本当にあっという間でした。


ゴスペル・ラ・ビダは老若2人の男性ダンサーの話しで芸術監督のホセ・アントニオ自身が踊りました。腹が出ているけれど鋭い脚さばきで驚きました。それにすごい存在感。若い方のラファエル・カンパージョの踊りもフラメンコのことは全くわからない私でもすごいと思いました。照明もターンの余韻が残る効果を使用したり、真っ暗なところに一筋だけ白い光をあてたりしてフラメンコらしい作品だと思いました。


3作目のグリートも群舞中心で振付も美しく次から次へと展開しあっという間でした。

プリンシパルのミゲル・アンヘル・コルバチョは3人で踊る場面でも相変わらずひときわ目立ちステキでした(友人は少し髪が薄くなったといってましたが)。それに特にグリートのエレナ・アルガドもパワーがあって華がり、やっぱり主役の人ってオーラが違うのねと思いました。


「ダンスを見た。エネルギーをもらった」という感じです。


レジェンダももう一度見に行けばよかったです。
残念だったのは後ろのほうがほとんど空席だったこと。どうしてでしょう?
ボレロもグリートも何度か日本でやっているからでしょうか?


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レッスンの組み合わせをどうする

2007年06月06日 | ダンス
火曜夜バレエ、土曜午後ショーダンスとルンバ(ヨルバ)のレッスンを続けていつの間にか1年10ヶ月になった。すっかり定着したこのパターン。でもこのままでいいのか考えている。それは「何をしたいのか」「何が無理」か最近はっきりしてきたからだ。


5月最後のショーダンスのレッスンにドミニカ人の先生に習っていたときに一緒だった生徒さんが2人来た。お2人とも長く踊っているのだけれどけっこう苦戦していた。全くの初心者には難しいとは思ってはいたんだけどあの2人がそうなら想像以上に難しくなってしまっているようだ。


そして先週の土曜日、おなじみのメンバーで最後は先生の「パンパンパンパン」という手拍子に合わせて動いたのだけどどう考えても普通の人が見たら激し過ぎ、びびってしまうだろう。


しかしもとからそんなに動けたわけではない。一昨年の秋頃は歩く練習からスタートした。多少パターンに変化はあったけど友人と2人で1時間ほとんど歩くだけということも多かった。バレエのレッスンでは子供の頃から習っている人のほうが多いので自分が上達しているとは全然感じられないけど「サイショハホントーニオカシカッタケドイマハダイジョウブ」というのも単に先生が見慣れたからというだけではないようだ。本当にちゃんと教えてくださったのだ。感謝!


だから初心者と一緒というのは無理がある。といって今後もレベル分けするほど生徒が増えるとも思えない。新しい人が受けに来たときはいつも歩き方からスタートしてあまり難しいことはしないけど続けてくる人はほとんどいない。


そして私がやりたいのはやっぱり先週のパンパンパンというくらいのテンポで踊ることなのだ。普通の人はそんなことやりたいとは思わないだろう。だからショーダンスはいつものレッスンはやめて月2回個人レッスンだけにしたほうがいいかな。予算もあるからそれ以上は無理。ただ個人レッスンを受けるのは結構気力がいるのでちょっとびびるしそもそも私は基礎を習得中なわけだから本来ならグループレッスンのレベルだ。でも今習っている先生は発表会なども一切ないので周りに合わせてなんて考えてないでやれるだけやっちゃおうかなとも思う。


そしてヨルバ。先週先生が最後にBABALU AYEという病気の神様を少し見せてくださった。ときどき冗談を飛ばしながら楽しくレッスンをされる先生とは一変してよろめきながら前のめりに歩く姿はすごく訴えるものがあるし、とても洗練されていてコンテンポラリーを見ているようだった。そのときはOCHUNがかがんで水浴びしながら進むパートを練習したのだけど、それと同じ姿勢のバリエーションがOBATALAでもBABALU AYEにも入っているとうようなことを説明してくださった(と思う)。やはり先生がいらっしゃる間にもう少したくさんレッスンを受けて基本的なことをもう練習したいなと思った。


そうするにはバレエの教室をやめてチャコットなどのオープンクラスに行くしかない。うーん。もう少し考えよう。


そういえば土曜はサルサコンテストを見に(ビデオを撮りに)行ったけど先生のパフォーマンスは見られなかった。残念。4月のイベントのときは会場が満員電車のようでしかもパフォーマンスを後ろから見る羽目になってしまったので2連敗。そしてドミニカ人の先生にも昨年の発表会以来ひさびさにお会いしたけれどこちらもパフォーマンスは見られなかった。パフォーマンスはその場で楽しむことにしているので写真もビデオも撮ったことがなかったけど個人レッスンを受けるようになってやっぱり参考になるようなものが欲しくなった。キューバで撮ってくればよかったのに。どうも私は抜けている。



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黒人リズム感の秘密   七類誠一郎  郁朋社

2007年05月08日 | ダンス
キューバダンスをはじめるもともとのきっかけとなった日系ドミニカ人の先生は「ラテン(カリブ)のムーブメントはアフロが入っている」といって「アフリカンダンス」なるものを教えてくれた。それにすっかりはまってしまい何か参考になるものをと探して見つけたのがこの本だ。もう5年も前である。


すっかり忘れていたけれどたまたま目に付いたので読み返してみた。するとヨルバに苦戦している現在の私のヒントが一杯。


著者は黒人ダンスに魅了され、渡米し、ダンサーとして成功し、ダンス学校を作った人である。(この本ではダンスとは「黒人音楽とともに培われてきたアメリカ黒人のダンスを指す。つまりジャズダンス、モダンダンス等のアカデミックな系統譜をもったものではなく、古くは宗教ダンスとして、また近年ではストリートやディスコ、クラブでアメリカの黒人たちに継承されてきた生活に密着した文化としてのダンスである」)


著者の基本的なスタンスは黒人のリズム感はダンスを通じて体得できるというものだ。その核心が体幹のムーブメントの体得と耳を鍛えることだ。


―――黒人達の多くは、音楽がなくても踊れる。彼らの動きはそれ自体リズミカルで、あたかも身体から音楽のビートが流れ出してくるようだ。音楽のない状態で非常に正確にビートを刻み、それを元にして動きのリズムを作り出す。意のままにリズムを崩す。そして崩れたかと思うとまた元のビートに戻し、再びビートを刻む。
 リズムコンポーザーがビートを組み合わせてリズムを作り出すように、彼らは、自分たちの身体を使ってリズムを作り出すわけである。それも即興で・・・・・。


―――この体幹の動きの最大の特徴は、各部位が必ず自然の法則のもとに連動するということである。・・・中心となる体幹部は首・胸・腰である。そのリズムの起点は首にある。首から発した動きが波のように胸と腰に連動していく・・・体幹連動を感じるためには、身体の力を抜くことが第一条件である。この脱力状態がないと連動を感じることができない。


しかし身体的特徴が異なる日本人の場合は特別なトレーニングが必要になる。その方法が後半部分である。すごく参考になるのでご興味のあるかたはぜひお読みください。


前回のヨルバのレッスンで「クビニチカラガハイッテイル」と注意された。基本ができていないのだ。そして私は3-2/2-3クラーべ、ルンバクラーべ、68クラーべ、チャチャロカフー等のリズムを身体のなかに作っていく必要がある。


ラテンパーカッションのレッスンはあるけど楽器は半端にはかじれないから基本のリズムだけ手拍子で1時間たたき続けるレッスンがあればいいのに。








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Inside Ballet Technique--Valerie Greig  大修館書店

2007年05月07日 | ダンス
連休中はレッスンにいけなかったのでダンスは完全にお休み。いい機会だからこの本を読み返してみようと思った。


この本の宣伝文句は「正しいレッスンの方法を機能解剖学的に解き明かす」


2年ほど前、バレエを習いはじめて2ヶ月目位からレッスン後は膝と肉離れの痕が痛んでなかなか回復しなかったので2週間に一度しかレッスンに行けず「やっぱりトシだしバレエは無理かな。でももう少しだけがんばってみよう」と思ったとき読んだ本だ。


体を動かす仕組みとしての骨、筋肉等の基礎知識。そして脊柱と引き上げ、股関節とターンアウト等、体の各パーツと関連するテクニックの各章から構成されている。


当時はレッスンで例えばタンデュするにしてもいつも「お尻の外の筋肉を使っている!」「背中が落ちてる」「あごに力が入っている」「ここまで引き上げなさい」と様々な注意をされ結構途方にくれた。今思えば教える先生は本当に大変だったと思う。「ココの筋肉を使うのよ」と内腿を触らせていただいたり、床に寝転がって力を抜くよう足を引っ張っていただいたり、生徒同士でお互い試させたりしてくださった。


今も外側の筋肉を使ってしまうし上体はすぐに落ちるけど、少なくとも何をしなければならないかは何となくわかるようになった。今回読み直してみて引き上げのときの意識のポイントがずれていたことに気づき苦笑い。上体については納得したが足については書かれていることが今でもさっぱりわからない。


でもサントリーのDAKARAのブタがトウシューズで踊っているCMを見るとバレエ(ダンス)うまくなりたいって思う。連休前NHKのトップランナーという番組に吉田都さんが出ていて「イギリスのバレエ学校に入って、周りがみんな手足の長いイギリス人で自分が醜いと長い間悩んだ」そして「技術を磨いた」というのに感銘を受けたんだけど素人のオバサンが週1で習っていても技術を磨くまではとても。まあ80歳になっても背筋がシャキッと伸ばしてレッスンが受けられるよう、これから10年ぐらいかかってもいいくらいのつもりで気長に内側の筋肉をつくっていきましょう。

でも本当に好きなのはショーダンスなんだけどね。



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BeyonceのDeja Vuのビデオ

2006年07月20日 | ダンス
キューバショーダンスのレッスンではソンやマンボやチャチャチャといういわゆるオーソドックスなラテンのムーブメント、アフロ系のムーブメントといろいろ入るけど、ジャズっぽいものも結構多い。


それがすごく速くて難しい。動き自体がかなりハード。


昨夜ボーっとテレビを見ていたらBeyonceのDeja Vuのビデオが。彼女は何しろ素材が抜群なのでキレイねとおもったらビデオの最後の方の踊りがまさに習っているような感じで見入ってしまった。あれは洗練されてるけどアフロ系がベースの振付だ。それにしてもビヨンセは撮り方が良いにしてもすごい。


興味ある方はココで見られます。
http://www.beyonceonline.com/
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映画 「イベリア」

2006年02月24日 | ダンス
オリンピックの女子フィギュアスケートの上位3選手を見て、安藤美姫ちゃんをみるとオバサンには何が必要か一目瞭然。やっぱり地道な練習である。そして自分の特性を知ること。目指せ荒川静香(何てずうずうしい!)彼女は3年位前見たときはコワイ感じだったけど、今は強さになってとても品がある。村主さんももちろんすてきだが私はあんなふうに繊細さはどうがんばってもでそうにない。
がんばらなくっちゃ。と朝から意気込んでいたら、今日は突然仕事が一段落。

今夜は夕飯も準備しなくてよい。ということで先週いけなかった「イベリア」へ。
フラメンコ映画で有名(らしい)カルロス・サウラ監督作だ。スペインの有名な作曲家アルベニスという人の生誕100周年を記念して、彼の作品からインスピレーションを得ていろいろな曲で、そしてフラメンコ、バレエ、コンテンポラリー、ピアノ、とにかくすべてダンスだった。(フラメンコ映画と思っていたけど)

20人位しかいないからゆったり。いろいろな曲、いろいろなダンサー。それぞれすごい人達なんだけどそこまでいくとなんだかジャンルを超えて共通するものがある。まだうまく説明できない。

やはりフラメンコは圧巻で、歌い手のおばあさんたち、フラメンコバレエ、子供達(これがほんとうまい!)、サラ・バラスという有名なバイラオーラ。ものすごく強い。まさしく私がイメージするフラメンコ。ストイックな感じもある。これに対してアイーダ・ゴメスという4月に来日する人はラテンの女の人という感じで、体型もふくよかでコンテンポラリーのときはどうなるかと思ったけど、ラストに普通の格好でフラメンコの手を子供達に教えてたときはとてもキュートだった。私より1歳年下、同世代だから見に行こうか検討中だったんだけど、タイプ的には私はサラ・バラスのほうが好きだ。

もう一つ。フラメンコはどうも日本ではお稽古ごとという感じがあるけど、やっぱりペアダンスのパートも多いんだ。タンゴとも共通する。そしてホアキン・コルテス風の濃い-い、でもかっこいいバイラオールも何人か出ていて楽しませていただいた(笑)。ほんとこてこてだ!

フラメメンコは知らない私だから、今日の映画はフラメンコにもいろいろあるし、音楽とダンスの組み合わせもとても面白かった。

でも帰り道、やっぱりフラメンコは生演奏、生歌で見たいよね、とおもった。
そしたら「得チケ」。何とエバ・ジェルバブエナという人の5 Mujeresだ。興味あったけど2月は忙しくなるかもと思ってあきらめてたんだ。早速ゲット。実はイベリアは全然チェックしてなくてRAIZを観たときの予告で知った。

思ってもみなかった展開。だからおもしろいよね。
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ラ・シルフィード レニングラード国立バレエ@オーチャード

2006年01月06日 | ダンス
得チケの案内メールで見ることにしたラ・シルフィードに行ってきた。生オーケストラで、ジェームズ役はルジマトフ(新郎の役は年齢的にちょっとキツイ!?遠目だったからちょうどいい)、舞台セットの森もとてもきれいだったし、シルフィード役もとてもロシアっぽいきれいな人だった。帰り道、他の人達の感想は「古い」の一言。伝統芸能だ。退屈だった。でもバレエの勉強だ。演目は違うけど得チケの値段で白鳥の湖全幕でオーケストラならバレエを習っている子供が見るには悪くないのでは。

実は予想どおりのたいくつさで、ラ・シルフィードを観るという目的は達成した。なぜ必要だったかというと昨年観たマシュー・ボーンのHighland Fling(愛と妖精のシルフィード)の原型を確認したかったからだ。同じくマシュー・ボーンの白鳥の湖にはやはり感心したんだけど、白鳥は有名だから「黒鳥の踊り」や曲もなんとなくなじみがある。だから男性の白鳥というコンセプトだけでなく、どう新しいのかも一目瞭然という感があった。(王子役は小柄な人で一瞬大丈夫かなと思ったらパジャマでの踊りのとき、白鳥たちを超える大きな踊りでびっくりした!)

そして「白鳥の湖が面白かった」と言ったら友人が「じゃあシルフィードも行きましょう」ということになった。ウィル・ケンプを宣伝してたけど(確かにかっこいいけど、キルトを着ていたせいなのかいまいち目立たなかったし、そんなにいいとは思わなかった)、今日のひたすら美しいシルフとは全く違い、どちらかというと小柄で、お世辞にもすごくスタイルがいいとは言えず、衣装もぼろぼろ、全身白く塗って、目の周りがドラッグのせいで黒く塗られているケリー・ビギンがめちゃくちゃキュートでそして悲しかった。

特に第2幕、森で妖精達が群舞で踊るところ、シルフがジェームズに羽を切られて死んでしまうところがものすごく印象に残った。今日の群舞はキレイだけどとてものんびりしていて、シルフは羽を切られる代わりに、人間になれるというスカーフをまとったとたん死んでしまった。マシューのシルフはとてもリアルでいろいろな表情があったけど、古典のシルフはひたすら美しく動きも単純(技術的な難度は別として)。だから今マシュー・ボーンというのはわかる。次はシザーハンズらしいけど、それも観てみたい。

まだあまりたくさん種類はみてないけど、何となく自分の好みのダンスの舞台がわかってきた気がする。月1度くらいの割合でいろいろ見に行こうかな。4月はいろいろ興味あるものがあるから大変。
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ルンバと安来節ドジョウすくい踊り

2005年11月09日 | ダンス
この2ヶ月位ルンバ(社交ダンスではなく、キューバのアフロダンス)のムーブメントを家でも会社のトイレでも練習しているんだけど、だんなは「安来節」だと言ってげらげら笑う。

今朝、テレビをつけたらNHKの朝のニュースに中学生が安来節のドジョウすくいを老人に習ったというニュースをやっていて、思わずダンナに「見て見て」と声をかけた。編笠かぶってかすりのもんぺ着て鼻の頭を黒くしたら結構サマになっていた。中学生の感想は「腰が疲れた」。やっぱりね。

確かに中腰は疲れるよね。でも日本舞踊にしても、タイ舞踊にしてもルンバにしても、ダンスの基本姿勢だ。

そしてルンバは左右にステップを踏みながら両腕を左右に動かすから確かにドジョウすくいに見えなくもないんだけど手にもつのは笊ではなくスカートだ。それに決定的に違うのは腰の入り方。やっぱり八の字なんだよね。最初はたどたどしていたムーブメントも、ようやくウエストの背中側の筋肉を使ってバネのようにステップを踏めるようになってきた。でもまだなめらかな動きには程遠い。

なぜ私は安来節ではなくルンバなのか?それは太鼓のリズム。和太鼓も好きだけど踊るならアフロ系の太鼓でだんだん速くなっていく曲がいい!
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ルジマトフのすべて@新宿文化センター

2005年11月06日 | ダンス
今日はルジマトフ。キエフバレエの人だ。前にピンクフロイドを見に行ったときチラシが入っていて何となく気になってたらe+から得チケ情報。有名なバレエダンサーも一度拝んでみようと試しに買ってみた。

余裕を持って出たつもりが電車の中でスペイン語の教科書を熟読し、暗記しながら乗り換えたら山手線逆方向にのっちゃった。チケット会場引き替えだからあせる。
新宿駅から早足で駆け込んだ。暑い。

席は二階席の前から二列目。ほぼ中央だった。前回よりはちょっと遠かったけど、案外よく見えた。

スタートはばらの精。なんだけど男性で全身ピンクで薔薇の花がついたレオタード。イーゴリ・コルプ、手の振付がものすごく繊細で美しい。これだけでああいいものを見に来たなあと満足。竹取物語、アラブ風の振付の踊りは現代風。シンデレラ等はいかにもロシア風、つまりシンクロナイズドスイミングやスケートのロシアのイメージ。皆さん顔は愛らしく、手足はものすごく長く、踊りは優雅で美しい。子供の頃のバレエのイメージ。でもちょっと印象が薄い。ルジマトフのドンキホーテと一緒に踊ったヴィクトリア・テリョーシキナはゴージャスだし、迫力が違う。さすが。でもルジマホフってとても肩の関節が柔らかいななんてへんなところに感心。

第二部はフラメンコとのコラボレーション。ススピロ・デ・エスパーニャ(スペインのため息)フラメンコの女性ロザリオ・ロメロもとてもきれい。でもやっぱり主役はルジマトフなんだよね。

第三部はやはりロシア風のクラッシックバレエ、カルメンや海賊など。一部でばらの精だったイーゴリコルプはこちらではサン=サーンスの白鳥の黒鳥。ファンが多いようで女性が花束を渡しに舞台へ。そして最後のルジマトフのアルビノーニのアダージョ。彼のそろで有名な踊りだそうだ。でもとにかくすごかった。やはり来てよかった。

最終日のため、ルジマトフは大サービス。ルイ・アームストロングのkiss of fireにあわせて踊り、ジャンプで円周する(なんていうのかな?)、やいろいろ見せてくれた。友人によればルジマトフのようなすごいダンサーは(ヌレーエフとか)ジャンプが低く滞空時間が長いそうだ。

2時半開演で休憩を二回挟んだけど終わったのは6時。大満足!
発表会の時の演目の勉強にもなった。

「昨日レッスンできなかったから終わった後行こうと思ってたけどちょっと遅すぎ」と友人に言ったら「あんな美しいものを観た後、自分で踊る気になる?」と笑われた。でもあれはあれ、これはこれなんだよね(笑)。

いずれにしても今年はこれでダンスは見納め。あとはクリスマスあたりにコンサートかな?
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Pink Floyd Ballet by Roland Petit

2005年10月17日 | ダンス
昨日は友人が絶対見なさいとチケットも用意してくれたピンクフロイドバレエを見に行った。S席売り切れだったから一番Sに近いA席と聞いていったらなんと前から13列目、ほぼ中央。こんな近くできたことなかった。舞台が間近に見える。ピンクフロイドの曲でバレエ?と思ったけれど、とても洗練された美しいバレエ作品だった。主役のゲストの女性は頭が小さく、愛らしい顔立ちで手足が本当に細く長く200度以上開脚する正統なバレリーナでその踊りを間近で見られただけでも感動だったけど、50人近くが白いユニタードで一緒におどるところもすごい迫力だったし振付もすごかった。初演は20年前くらいらしく今回新たにヒップホップのような振付をアレンジしたらしい。ただいずれにしても本当にバレエだけど表現しているのは現代で、コンテンポラリーでした。

今日帰宅したら先日注文していた「DVDで覚えるシンプルバレエ」という本が届いていた。昨日のようなものを見てしまうと「無駄な努力」という言葉が頭を掠めるけど「美容と健康」と思いがんばりましょう。

今週は仕事も忙しい!
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やっときゃよかったスペイン語、というわけで・・・

2005年09月24日 | ダンス
今日は週に1度のラテンのレッスン。先週は代行で11月にキューバに帰っちゃう先生だった(写真縦にならない!)。その先生に何回か習ってとても楽しかったからつい日本語で必死に話しかけてたら、周りが冷静に「それって通じてないんじゃない!?」先生もニッコリ。ああ・・・

毎週土曜になると思う。「スペイン語、やっとけばよかった」。いつもの先生ももうかれこれ4年近く日本にいるらしいが日本語は全然だめ。熱心にいろいろ教えてくれるけど言葉の壁は厚い。

というわけで三連休を利用して、まずはダンスの基本のカラダに関する単語から。

カラダ:cuerpo
皮膚:piel, 関節:articula
頭:cabeza,髪:cabello,
顔:cara, 額:frente, 頬:cachetes, こめかみ:sien, 目:ojo,眉:ceja,
まぶた:parado,まつげ:pestana,視線:mirada
耳:oreja
口:boca、くちびる:labio, 下あご:mandibula
首:cuello, のど:garganta
胸:pecho, 乳房:teta, 乳首:pezon
肩:hombro, 鎖骨:cularicula, 肋骨:costilla,腕:brazo, わきの下:sobaco, 肘:codo, 2頭筋:biceps
手:mano, こぶし:puno, てのひら:palma(手拍子を打つ:bartir palmas)
指:dedo,
親指:dedo pulgar, 人差し指:dedo indice, 中指:dedo corazon
薬指:dedo anular, 小指:dedo menique
胴体:tronco, 背:espalda
腹部:vienntre,わき腹:costado, へそ:ombligo, ウエスト:cintura
腰:cadera,
脚:pierna(leg),足:pie(foot),
腿:muslo, 脛:espinilla, ふくらはぎ:pantorilla
ひざ:rodilla, 足首:tobillo, アキレス腱:tendon de aquiles
足の裏:planta, かかと:talon, つま先:punta del pie

息を吸う:espirar
息を吐く:aspirar

今日はここまで











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バレエの発表会を見に行って

2005年08月27日 | ダンス
昨日は仕事を休んで五反田に知り合いのバレエの発表会を見に行った。私が通っている教室は人数が少なく、今年が第一回の発表会だったけど、そこは11回目。先生はなんと60代。最年少は2歳から50代まで50人位の生徒さん達がそれぞれ小品、白鳥の湖、シエラザードを踊った。私にそれを見に行くようにすすめてくれた人は、その先生の「心意気」の舞台を見なさいということだった。確かに高校、大学生が中心で夏休みに練習したとしても、素人30人近くで白鳥の湖やシェレザードをきちんと見られるようにする先生の力量はすごいと思った。一人何役もこなすけど、白鳥の湖で映えなかった人がシエラザードではすごくかわいくてキュートだったり、逆もあり、後ろに脚がよく上がる人、手がきれいな人いろいろいて自分はどう見えるのかなと思った。今日もショーダンスのレッスン。がんばろう。
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Ballet Nacional de Espana スペイン国立バレエ団

2005年08月25日 | ダンス
今夜は台風接近中のにもかかわらずオーチャードでスペイン国立バレエを見てきた。実は今回の公演は最初に9/3のチケットを買っていたにもかかわらず突然プログラム変更しかも公演が半分にの5日間になって、9/3はキャンセルに。みるかどうか迷っていた。結局ラテンの元はスペインだからと気を取り直し今月お盆前にチケットをゲット。そして当日は台風。結論から言うと、見てよかった。第一部は18世紀のスペイン舞踊。カスタネットを使いながら、ステップはバレエだし、手はフラメンコ。首を伸ばして胸を引き上げエレガントに踊る。衣装も民族衣装なんだけど色彩もデザインも現代風にアレンジしてあり、とてもきれいだった。難しいとプログラムに書いてあったが本当にそう思う。だだ感動するというよりは感心するという感じ。第二部はカルメン・アマジャというフラメンコダンサーのお話で文字通りLegend。フラメンコが題材だから当然フラメンコを踊るし、主役の二人(二人で一役)フラメンコダンサーの人たちをゲストに迎えていてさすがと思わせるものがあった。バレエ団とパンフレットにあったからもっとバレエバレエした舞台かと思ったらスペイン舞踊だった。話は脇にそれたが特に主役の一人エレナ・アルガドは見ていて迫力があった。こちらも衣装、照明、振付もとても洗練されていて本当に美しかった。ただ、去年ラファエル・アマルゴの舞台を見て(はじめてメジャーなフラメンコを見た)、フラメンコってダンサーとギターと歌い手、それぞれが主役なんだなとわかったけど、今日は主役はダンサーで、ギターも歌い手さんもそれを邪魔しないように選ばれているという感じだった。私は歌詞がわからないから、フラメンコを1時間みているとなんだか眠くなってしまうから今日のほうがよかったけど、フラメンコファンの人には少し物足りなかったようだ。でもスペイン舞踊はやはり腕(肩)の柔軟性が必要。今夜はタオルを使ったストレッチをしよう!
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