ツルの日記

38歳からはじめたバレエ。49歳の今年はポワントでバリエーションを踊り動画アップがノルマです

「考えろ!」 

2007年02月22日 | Diary
月1の個人レッスンの予定だけど、今月はスタジオがすいているので土曜日も受けてきた。自分がどのくらい練習する体力があるのか知ってみたいという理由もあった。1年の予定でお願いしているから当然なのかもしれないけれど、初回に思ったとおり、メニューは私の能力を超えている。1人で鏡をみながら踊っているとわれながら本当にしょぼい。「これはもっと基礎から教えてもらわないとできないな」と思い自分の課題と目標を説明してみた。(プロ意識の強い先生に素人の私のダンスについての考えを説明するのは気が引けていままで話したことはなかった)


今ちょうどバレエを習い始めて2年になること。当初はカラダが硬すぎで全く何ももできなかったけど、今ほんの少しだけターンアウトを含めできるようになってきたこと。肩甲骨の下のあたりを使うよう気をつけていること。その他いろいろカラダの使い方はならっていること。これから3年ぐらいかけてダンスの基本的な技術を身に着けたいこと。ショーダンスが好きということ。そういうわけで1年といったけど3年というスパンで考えて欲しいということ。


そいうことをしようとしていたのが見た目で伝わっていない(笑)。要するに下手ということ。先生は「ソーダッタノ」みたいな感じで何か1人でキューバ語で早口でああでもないこうでもないと言っていた。でも「3ネン?」には反応し(本当はそれじゃ無理といいたかったんだと思う。若ければは5年と言いたいところだけど。でももともと若いときに習ってたとしてもショーダンサーになれたわけではないのでまあ3年。)そしてまた「!Pensar!(考えろ)」を連発。


まずは柔軟性でと床に転がってストレッチしてみせ「マイニチ」と言われ、「年だから練習もいろいろ工夫しないと」といったら「!Pensar!」とまた連発された。日本語だけど身振り手振りで一応言いたいことのメインポイントは伝わったようなので次回までに内容は考えてもらえるだろう。レッスンではアチチュード自体を直されついでにカカトを持たれて外側に「ココマデ」回すといわれたりするので習えばバレエにも役立つでしょう。


そんな訳でそれ以来「どうしたものか」と考えていた。


最近ストレッチは毎日欠かさしていないけどちょうど先週ひさびさにNYCBのエクササイズDVD 1&2を見ていたところだった。去年まではとても家でできる元気はなかったけれど、そこは週3日。いい機会だ。でも「1」は4年前の太モモ肉離れの原因になったもの。当時はすごくキツイと思ったけど今はどうにかなりそう。それに説明も納得することばかり。柔軟性の向上には静的ストレッチだけでは足りない。とにかくいろいろカラダを動かすことが重要。だからこのDVDでしばらく練習。


でもいつもは見ない出演者のインタビューを見ていたら「指導者はある程度は教えることができるけど、最終的には本人次第」というのがあった。きっと先生が「Pensar」で私に言いたかったのはこのことだったんだろう(あんなすごいバレリーナを自分に当てはめるのはどうかと思うけど)


肝心のショーダンス。どう練習しましょうか!?









コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

平背

2007年02月22日 | Diary
胸椎上部の柔軟性がないのはなぜか?それは「平背」だから。要するにもともと背骨の湾曲が足りないため、筋肉がきちんと使えておらず硬直しているのだ。PCを見続ける仕事のせいだけではない!!一見姿勢がよく見えるから特に気にならなかった。でもアフロムーブメントをしようとするとそのあたりの柔軟性は非常に重要。うーん、困った。やっぱり地道にコツコツと動かしてほぐしていくしかない。それに背中に空気を入れるような気持ちで呼吸するのも良いそうだ。そして肩を下げること!


そういえばバレエでは最初に正しい立ち方を習うんだけど、そのとき「重心が後ろすぎ」(それは今でもときどき「後ろに反ってる」とショーダンスの先生に注意される)「肩が前過ぎる」と注意された。肩が前過ぎるのは平背・猫背の人の共通点だそうだ。猫背の場合背中が湾曲しすぎでそのバランスをとるためにお尻を巻き込んじゃうけど、平背の場合は湾曲がない分、無意識に胸を前にお尻を後ろに出してバランスをとるらしい。その結果呼吸が苦しくなり上半身が硬くなるということだ。そういえばバレエの先生に鎖骨を下げるよう注意された。それまでは鎖骨が背中より高く「それはありえない」ということだった。半年ぐらいかかってようやくなおった。腰痛の原因にもなったりするそうなのでなおってよかった。でも柔軟性は向上するかしら!?


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

発表会

2007年02月08日 | Diary
おとといの夜バレエのレッスンに行ったらもう8月の発表会の振付をしていた。
昨年夏入った若い女の子で小さい頃から習っているし、柔軟性も抜群なので先生もとても喜んでいた。というわけでもうバレエ団の男性(若い!!いまどきの男の子という感じ。なんといっても動作が美しい!!)が来て振りを合わせていた!こういうときは「バレエを習っていてよかった!」と思う。その女の子は心配しているけど先生は「まだ半年あるからできるようになるから!」とノリノリだ。


ちょうど2年前の今頃は先生は全然余裕がなかった。3歳児も含めて子供20人弱、大人5人という超小型の発表会だった。現役を引退して今の教室を引き継いだ先生は他のバレエ教室でバイトしながらやっていたので経済的にも大変だった(今もだけど)。最初の発表会でイメージはいろいろ膨らんでいたみたいなんだけど1人でそれだけの人数の振付をしながら自分も練習するのはとても大変だったようだ。でも先生が尊敬する舞台監督さんに頼み、その方が「これじゃ大変でしょ」と当日も少ない予算なのにスタッフの方をたくさん応援に連れてきてくださったりした。しかも本番前日先生の相手役が捻挫してしまい、先生は一睡もできずに当日代役の方と踊る羽目に。


そのときはほとんど初心者ばかりだったので後半はみんなゲストだった。だから今回その女の子がやってくれれば初めて教室自前ということになる。やっぱり感慨深いものがある。やはりいくら高校生で長く習っていても実力がなければグランはやらせられないそうだ。


その後小学校高学年で他のバレエ教室から来た女の子たちはうまい。いわゆる「バレエを習っている女の子」で手足はほっそりして長いし、チュチュを着て踊ったらステキだろうな。10歳を過ぎたあたりから「バレエ」という感じになってくる。


3歳児などお子様はお遊戯だ。衣装を着て出てくるだけでカワイイ!何もいらない。先生は子供が戸惑うといけないと心配なので子供たちはもう振付(調教!?)スタート。


ついでに私たちオバサン(子供達には「お姉さん」ということになっている。お母様より年上なのに!!)グループも経験者が増えたので、2グループになった。経験者グループはちゃんとバレエが踊れる。そしていつものセンターの後、先生が「ちょっとこれやってみて」と新しいことを入れていた。振付の構想を練っているようだ。大人は手間をかけるひまがないのでおそらく4月から練習がスタート。今回はお手伝いに回りたいところだけど人数があわせで出るかもしれない。


前回は人数あわせで「創作バレエ」でとにかく出るだけ出たんだけど(今になって先生が「よく出したよね」と言っている」、どうしても子供優先になり振付が終わったのが本番3週間前で・・・そのときのビデオはもう見たくない(笑)まあ私もラテンとかけもちして収拾がつかなくなりいやいややっていたら夜中に先生から「自分はいろいろなところでバレエ以外もたくさんの生徒に教えていたからどういう気持ちで習っているかわかるのよ。チャンとやりなさい!」と怒りのメールが来たりして・・・私自身が習う姿勢もこの2年間でかなり変わったかもしれない。


先生は正直なところ地味な人である。前回もゲストの人のほうが断然華やかだったし、技術的にも多分ものすごく上ではない。でもプロなのだ。いったんOLになりやはりバレエがやりたくて上京していろんなところで教えながら踊ってきたんだけど、ヒザの故障で2年ぐらい苦労して、とてもよいお医者とバレエの先生にめぐり合い体の使い方を変えて踊れるようになったそうで、そして「一生ダンスを教えて生きていく」と覚悟を決めたそうだ。現役時代はできないことがあると夜中でも起きて納得いくまで練習したそうだ。それで華がないわけだけらやっぱり踊りの世界はほんとうに厳しいと思う。スポーツクラブなどで教えている先生にもバレエ留学していたりする人がいるし、来ている人も私なんかとてもできないことを軽々できちゃう。層が厚いよね。


華はないかもしれないけれど、先生には熱意がある。だから子供達のグループでは「父母の会」が結成され発表会の時はいろいろお手伝いをしてくださるし、大人も数は少ないけどもう2年前後になる生徒が私を含めて6人だ。


一方のキューバダンス。システムが月謝制ではなくオープンクラスというのもあるけれどそれにしても今の先生のクラスに毎週通い続ける人は少ない。友人がもうすぐ2年になる。そういう私もいつの間にか1年半、プラス2-3人。そして何ヶ月に1度くらい来る人が数人。残念なことだと思う。同じ時期にバレエを全くはじめて始めた6人はみんな姿勢がよくなりそれぞれ柔軟性が向上し、がんばって週2回通っている人は本当にうまくなった。


毎週通っていると驚かれるけど、バレエを含めダンスのレッスンで週1回というのは別に多いわけではなく、どちらかというと最低限というくらいで、それ以上頻度が少ないとなかなか難しいと思う。でも趣味なので目的も、興味も、時間とお金のかけかたも人それぞれだし、たまに来てストレッチするだけでも健康にはとてもよいのでオープンクラスだからそれで良いと思う。


そしてキューバダンスの先生は発表会等生徒を躍らせることは以前はやっていたようだけど今はやっていない。一番大きな理由は生徒のレベルが低すぎてやる気にならないらしい。


私は最初は発表会か何かで1曲踊ってみたいと思ったんだけど、だんだんレッスンが面白くなってきたので少し長期で考えたいと思い今年1年は月に一度個人レッスンをとることにした。アフロ系のショーダンスだ。でも家で練習するとダンナは笑う。ギャグみたいに見えるらしい。確かにそうだ。


そしてこの前の土曜が初回だった。ほんとうは1月最終週の予定だったんだけどその前のレッスンがハードでくたびれて受けられなかった。レッスンはまずバーから。いきなり「ヒザをしっかり伸ばせ!」と注意される。そして脚をバーに載せてストレッチ。ああ硬い!痛い!いくつか基本的なムーブメントを練習したけどやっぱり普段はいい加減にやってた。1人で踊ると鏡をみながら「ああかっこ悪い」とほんとうに思う。見ていてくれた友人も途中でたまりかねて笑っていた。あーあ。2時間弱、気がついたら水も飲んでいなかった。いつものクラスも含めて5時間近く踊った訳だから終わったあとはへろへろ。


一応自分のおどっている姿を撮ろうと思いビデオも準備してたんだけど、友人が「まだやめたほうがいい」というのでやはり見なくてよかった。


でも1年習ったらギャグからせめて踊ろうとしているぐらいは伝わるようになるかしら!?











コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今週も終わり

2007年02月02日 | Diary
週3日勤務になりはや1ヶ月。通勤にはようやくなれたけど忙しいかどうかは行ってみないとわからない。今日みたいにもう家でのんびりできることもあるけど、9時まで残業したら家に着くのは11時過ぎ。


会社に行かない日は基本的に通常の勤務時間帯には予定を入れていない。勉強日にしているから。何しろ勉強して実力をつけもっと近い会社に早く転職しなければ。勉強といえば懸案のスペイン語!キューバに行って感じたのは「やっぱりスペインゴの壁は厚かった!」ということでとうとうスペイン語の電子辞書を買ってしまった。

ついでにアマゾンで買った代名詞と前置詞のドリルをはじめた。普通のスペイン語ピーキングピープルが話すのを理解できるようになるのはいつのことやら。やれやれ。ゴールは気が遠くなるほど先だけどストレッチと同じでトライしないとには結局なにもできないまま。宝くじは買わないと当たらないのと同じ。ストレッチも「私の胴体は何て硬いのかしら。カタチにならん」と苦笑いしながらやってるけど、まあ気長に続けることができれば一年後位には「そういえば心持ち軟らかくなったかも!?」という位にはなるでしょう。

それに仕事柄首はガチガチになっちゃうのでそれをほぐすだけでも価値があるかな。四十肩予防。


明日はまたキューバダンスのレッスン。先週は始めたばかりの人々がお休みだったので、1時間目のショーダンスが終わったところで先生がうきうきしながら「ミンナ、ショーダンスデヨイ!」と有無をいわせず2時間ショーダンスへ突入。最後は足がもつれたけど目一杯動いてどうにか終了。でも終わったらみんなモーローとして声もデナカッタ。いつも疲れたら友人とソフトクリームを駅への道すがら歩きながら食べて帰るんだけどそれも忘れた。


友人は「この先生のレッスンは受けるほうもそれなりに根性が要るのよ!」というけどそれはホントだと思う。私たちのようなドシロウト相手にこんなに本格的に基礎から教えてくれるし教えられる先生はなかなかいないと思う。


今夜はしっかり食べましょう!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする