前半おわり

明日から7月。
夏休みどこにいこうか探してるついでにこれから何を観に・聴きに行くか考えた。


昨年コンテンポラリーダンス入門講座を受けたので今年はこれまでコンテンポラリーダンスを中心に観た。やっぱりダンスがメインのものが好きだとわかった。バットシェバ舞踊団、康本雅子さん、パリオペラ座バレエ、デボラ・コルカー・カンパニーそして今週末のラ・ラ・ラ・ヒューマンステップス。別に海外のカンパニー好きというわけではないのだけれどチケットが入手しやすいのでついぎりぎりに買ってしまう。だから今週水曜からのNoismは遅すぎてすでに完売。残念！


しかしダンスばかりになっちゃってもねえ。そう思っていろいろ探したら秋はオマーラさんが来日するそうなのでそれに決定。前回ブルーノートで聴いて感激したのでこれははずせない。それ以外は直前の予定次第かな。


今年後半の鑑賞予定はどうしよう！？

チビは言い訳にはならない

「152cmで顔デカイしがっちりした骨格だからたとえ脚が上がるようになってもねえ（特にアラベスクとかアチチュードデリエールとか）。サマにならないよね・・・」とずっと思っていた。しかし昨日のバレエのレッスンでそれは単に私が下手だからとわかった。


「最近おなか周りもすっきりしたし体力もついたし自分の歳を考えれば上出来だよね」となんとなく満足しちゃってたんだけれど昨日は「あんなふうになれたらいいな」と本当に思った人がいた。でも「鍛え抜いています」という感じなので40代からだととてもあんな筋肉はつかない（ついでに柔軟性も）。


ただ年齢も実は言い訳にはならない。若い人は若い人で100％の力で踊ろうと努力しているわけでいまの私はいまできる力を最大限に発揮できるようにするのが目標（そうしないとこれからさらに年をとると現状維持もできなくなる）。若い人みたいにハードなレッスンに耐えられないのでせめて週1のレッスンは集中して大事に受け続けてそして50歳になるころには私なりにきれいにバレエのポーズができるようになりたい！

だんなの率直な感想

デボラ・コルカー・カンパニーのRotaを観た。パンフレットによればこのカンパニーは「ダンサーの優秀な身体能力を生かしスペクタクルに展開するダンスを通して、多くの人々にエンターテイメントとしてのダンスを提供する流れ」に属するそうで２月にバットシェバ舞踊団を見て「？？？」だっただんなも素直に楽しめてよかった。


前半30分はコミカルな振付が入ったバレエをものすごくがっちりしたダンサー達が小気味よく踊りまくった。よく動いてたのしかった。でもインパクトがあったのは後半で前半とは一変してゆっくりした動きで２人１組やそれ以上になってアクロバティック力技を重力を感じさせずに動いた。「私ができないMovimient ligadoの応用発展形ってこういうものなんだ」と感心したりしながら見た。完全にダンスなんだけれどやってることはアクロバットやサーカスチック。でもあれだけ動くと何だかわけもなくたのしくなって帰りの電車でも思い出し笑いしてだんなにあきれられた。


家に帰ってくるくる回ってみたり脚を上げてだんなに見せたら「そんな脚もきちんと上がらず主義主張のないようなものは私が見たもののなかには何もなかった」といわれてしまった。


「くやしい！！！」とおもったけれど比較の対象のレベルが高すぎるから仕方ない。それにいつも私の下手なダンス見せられてるからこんなときぐらい正直な感想も言いたくなるでしょう（笑）

なかなか行けないので

こういうのでみればいいんだ。

http://video.fnac.com/a2260308/Don-Quichotte-DVD-Zone-2?PID=3&Mn=-1&Ra=-3&To=0&Nu=8&Fr=0

偶然

いいトシなのに実は人見知りがはげしく知らない人と話すのが苦手で無理に話すとついしゃべりすぎちゃうという欠点がある。だからバレエのオープンクラスではよく一緒になる人に挨拶する程度。ただおとなしい人も多いしそうでない人もスタジオ内ではストレッチしたりして静かにレッスンが始まるのを待っているから私としてはとても居心地がよい。


そんなわけで個人的なお付き合いは全然してないし名前もわからない。でも一緒にレッスン受けてレベルを問わず「いいな」と思う人は何人かいる。


そして今日のレッスンでは以前からときどき来る上級者で清潔感があって「この人ステキ」と思ってた人が来たのですかさずその人の後ろのバーを陣取った。やっぱり上手いし特にセンターが魅力的。自分に何が欠けているのか考えさせられる。そしてこれまた実は何度かバーやセンターがお隣になってとても楽しかった何か他のダンスの人と今日はセンターが一緒でまたまた楽しかった。


そのほかも私より小柄だけど若くてカワイイ顔で柔軟性が高い初級レベルの人なんだけどバレエが好きで習ってますという感じだからバレエちっくで「私には絶対ああいう雰囲気はだせないよね」とたのしく見てしまう人などと一緒で得した気分。偶然そんな面子になるなんておもしろい。

体力

40代も3年目ともなると自分でも「トシだなあ」と思うことが多くなった。ダンナは同級生だから彼を見ると自分の老化の程度も大体わかるしダンスのレッスンでは自分のカラダにハリがなくなった、つまりカラダが発散するエネルギーみたいなものがなくなったのがよくわかる。


ただし若い頃運動していなかった私の場合体力は過去最高の状態で先日健康診断では肺活量を測ったら検査員の方に「肺活量、1秒量ともにいいですねえ」と感心されたし心電図では心拍数がなんとこの1年半の間に80から69に下がったのだ。ついでに乳房の超音波検査では「スポーツしてますね。筋肉すごいですよ」と言われた（ただしバストはへってしまった）。それ以外に足腰も本当に強くなってきたので還暦ぐらいまで元気にがんばれる体力の基礎ができた！キツイときもあったけれどがんばってレッスン受けて本当によかったと思っている。


土曜のショーダンスは上級者の生徒さんがいた。バレエではいろいろなダンスの上級者と一緒のことも少なくないのだけれどショーダンスでは3年近く習って今回はじめて。しかもその人は華があり目のよい保養になった。ああいう容姿の上級者がキャバレーダンスを踊ったらゴージャスなんだよねと思った。しかも私などが途中で頭がこんがらがっちゃう左バージョンと右バージョンも1回でできちゃってすごい。土曜のショーダンスは上級者がいないのでああいうダントツのレベルの人が毎週続けて真ん中にいてくださると他の人もその人を見ればいいからありがたいんだけど。


何しろダンナと同い年のショーダンスの先生が最近土曜クラスではお疲れのことが多く座ってみてることも多いのだ。単なる疲労なのか手術の影響がまだ残っている左腕を上げられなかったからなのかそれとも年齢なのかわからないけれど少なくともこの前の土曜はその上級者のほうが先生より目立っちゃってた（以前はそんなこと考えられなかったんだけれど）。先生はもともとものすごく体力がある方なので「キューバでは４０サイハゲンキダカラダイジョーブ」とおっしゃってたけれどそのうち体力面では私がオバサンパワーで圧倒しちゃったりして。


でもショーダンスのあとルンバのワワンコーだったんだけれど私が習ったヤンブーよりテンポが速いのですごくよいエクササイズになって翌日はすごい筋肉痛に。やっぱりトシは争えない。

悟りの境地！？

このところブログのレッスン記録を更新していなかった。レッスンはずっと受けているから相変わらず課題はつぎつぎと増えたり変化している。


いままではそういうプロセスを書かずにはいられなかったんだけれど私が書いてきたようなことはダンスが好きな人なら同じように感じたり悩んじゃったりしているということがわかり、私自身の結論も以前このブログにも書いたThe Joffrey Ballet School Ballet-Fitやショーダンスの先生の「健康に役立ちよい思い出になればよい」というお言葉どおりになってしまった。


いまの気分は大学時代に政治学のゼミ論が書けず「先生、私が考えて書こうとしたことっていろいろ読んだけれどすべて書かれちゃっているんですけれど」といったら「ばか者、あんたが考えてることなんてこの1000年の間に先人がすべて考えつくしていることばかりなんだから。同じテーマで20冊読んでその行間の違いを探せ！！！」といわれてしまったときのよう。そんなわけでこのブログにも何を書こうか考えてしまう。


いまの最重要課題は「踊れる身体づくり」。それは本当にゆっくりだけれど着実に進んでいる。調子がよいときなら右脚前ならスプリッツができるようになった！つぎは開脚の角度だけれどこれは正直ちと厳しい。あとはヒザと足首の関節を引き伸ばして使えるようになることとそれをしっかりサポートできる筋力をつけること。そうすれば上体がもっと脱力して肩が下がるはずなんだけれど。あと半年で効果を実感できるようになるだろう。


ということはつまりバレエが5年目に突入する頃。やはり友人とショーダンスの先生がおっしゃるとおりダンスの上達は時間がかかるものということがいまになってやっと理解できたということでごく常識的な路線に落ち着いちゃた（笑）

めでたいトシでもないんです

ダンナが祝ってくれましたV(^0^)