ツルの日記

38歳からはじめたバレエ。49歳の今年はポワントでバリエーションを踊り動画アップがノルマです

納得!

2007年07月23日 | レッスン記録
梅雨入りが遅かったためなのか梅雨明けも遅い。湿度は高いけど気温はほどほどでありがたい。でもエアコンをつけて寝ると熟睡した気がしない。「バテてるよ」と思った。


考えてみればヨルバのレッスンを増やしてもうすぐちょうど2ヶ月、腰に疲労が溜まっている。ヨルバのレッスンは裸足(またはバレエシューズ等クッションのない靴)でステップをひたすら踏み続けるので低負荷の筋トレでもある。30代以上の普通の大人にとって筋トレは週1で効果がある。2週間に1度でも筋力の維持はできる。そう考えると週2のレッスンはかなりの負荷だ。でも正確に(それが難しいんだけど)しっかり踏み続ければ3ヶ月から半年で必要な筋肉がついてくる(はず)。そのためにもヨルバをはじめてからなるべく毎日卵を2個、夕飯には納豆と魚と肉を一品ずつとるようにしている(もちろん野菜とフルーツも)。だから来月後半には多少楽になるだろう(なって!)。


同じアフロキューバンでもルンバとヨルバでは使う筋肉が少し違うし特に男性の神様は筋力がいるのでかなりハードだ。男性の生徒さんを見ると男女の筋力差ってものすごくあるんだなと思う。瞬発力が全然違う。ついでに脱力も重要なポイント。今思えば4年前最初にヨルバを習ったとき脱力ができていなかったから肉離れになってしまったんだ。今回ようやく2回受けられるようになったのは本当にうれしい。でも腰の負担を軽減するためにはもっと腹筋は強化しないといけない。


ただ誰もがそこまでする必要は全くなく、ヨルバの太鼓の音を聞きながら集中してステップを淡々と踏んでいるととても楽しいので仕事帰りにカラダをほぐしてストレス発散したりといろいろな捉え方、楽しみ方があると思う。


さてショーダンス。「振付してもらおう」と意気込んでいったらスタジオがダブルブッキングで個人レッスンがキャンセル。ちょうど肋骨骨折で6月からお休みされていた方が復帰された日だったこともありめずらしく先生と4人で中華に行った。レゲトンの発祥地はジャマイカかプエルトリコかドミニカかキューバか(本当はどこ!?)なんて話をしたあと「振付なんですが」と切り出したらやっぱり「ダメ」とはっきり断られた。まず私の上体がガチガチで脱力ができないかぎりダンスもへったくれもない。過去に5人のグループに振付けたことがあるけどみんなできなくて振付を変えていったら先生は最後のほうで自分が何をしているかわからなくなり頭がおかしくなった。先生はいろいろ振付けられるけど私は何もできないじゃないか。お金の問題じゃない。シリアスな顔してレッスンを受けてないでもっと楽しめ!きちんと美しく歩けるようになればきれいに踊れるようになるというような話をされた。それでもめげずに「6ヶ月練習期間をとってもだめですか?」と聞いたけど答えは変わらず「ダメ!」。


正直な方である。確かに先生のおっしゃるとおりだ。まあ噂には聞いていたけど面と向かってそこまではっきり言われるとすっきりする。やっぱりプロ相手じゃないと先生は振付できないのだ。それに習い事のダンスの教え方は様々で「楽しみのために普通の人に振付する」のも1つのスタンスだけれど、先生のように「できなければやらせない」というのも1つのスタンスだ。今の時代は「簡単に楽しく」という風潮でバレエですら生徒が履きたいといえば3ヶ月でトウシューズを履かせてしまう教室もあるので先生は貴重な存在かもしれない。いずれにしても私の課題についての先生の考え方がわかったのでよかった。


それならばと「ヨルバのときはわかるけどショーダンスでは上体を引き上げるじゃないですか。どうやったら脱力できるんですか?」と質問した。すると友人が「あなた内モモをぐっと締める筋力が足りないのよ。下半身が安定しないから上体が硬直するのよ!」といおっしゃり(言われてみればそのとおり)浅い1番でドゥミプリエしてそこで両膝をつけ、両膝と太ももが離れないように力を入れながら伸びるエクササイズを教えてくださった。それを朝晩10回ずつ1年ぐらい続けると脚の遣い方も形も変わってくるそうだ。すると1人の方も「じゃあこれはどうするの?」と加わり話題が日頃のレッスンでわからないことのQ&Aタイムになりお互いにスペイン語と日本語まぜこぜで説明して「わかった?」「ワカラナイ」、「ワカッタ?」「わからない」なんてことになった。どこまで理解できたかはわからないけどお互いに疑問や意見があるというのが伝わったのでそれで十分だと思う。
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1曲踊りたい!!

2007年07月19日 | Diary
通常趣味でダンスを習っているとバレエでもフラダンスでもベリーダンスでも発表会というのがあるんだけど今ショーダンスを習っている先生には何もない。今年は3月からヨルバをはじめた時点でバレエの発表会はやめたので踊る予定は何もない。そして最近ヨルバの目標がはっきりして落ち着いたところで急に「ショーダンスを1曲踊ってみたい!!!」と思った。


本来最低3年から5年は習ってそれなりに踊れるようになってから振付すべきなんだけど明日のことはわからない。今年は父も入院したし、あと2、3年となると転勤もあるかもしれない。そして今は比較的時間がある。もしも1度も踊らないままやめることになってしまったら悔やんでも悔やみきれない(何て大ゲサ)!!自分でもバカみたいと思うけどそもそもそこまで踊りたいと思わなければとっくにやめてる。どうするか!? 選択肢はもちろん個人ベースしかない。でも先生は下手だと振付ける気にならないらしいと聞いているので言い出すのは勇気がいる。


仕方ないから「11月のサルサコングレスに先生の生徒が出るなら入れてもらえる?」と聞いてみた。ただ生徒の絶対数が少ないからそんなことありえないし私はサルサは踊れないので全くおよびではない。そして「だめなら個人で振付してもらえますか?」と続け、それについては「タイヘンダヨ」という条件付でOKしていただいた。しかし夏は暑いし先生も例年夏はレッスンすっぽかしや大遅刻等が多いので9月スタートにした。


そこまではよかったんだけど今度は先生と「いつ、どこで、いくらで、等・・・」具体的なことを詰めなければならない。振付の内容自体は私ができることはかぎられているので先生にお任せするしかないけど素人なので「何を目指すか?」は決めておくべきでは!?考えはじめたら困ってしまい結局友人に相談(笑)。すると「これでいかがですか?」と詳細を紙に書いて提示してはとアイディアをくださった。個人だと結構面倒。振付となるといつもお借りしているスタジオだと少々手狭。といって知らないスタジオもね。そこで先生が教えているもう1つのスタジオへ行ってみた。


最近生徒が少ないとは友人から聞いていたけど、ルンバは2人しかいない。その後のショーダンスは私を含めて3人。それでも「今日は生徒が多いから先生が元気」とそのうちの1人。ショーダンスは生徒が誰も来ないことも多いらしい。その人が1人だけだったときはテンションが低くて「40分で終わってしまった」ので「多いほうがいいからまた来てくださいね」と言われてしまった。土曜の生徒も増えて欲しいのに。しかしそちらのスタジオも土曜の午後1時までしかお借りできない。1時間半は欲しいとなると午前11時半。そんな時間に先生が来てくださるとは思えない!やはりいつものスタジオが一番確実。


場所はそれでよいとして私が下手だとやはり途中で終わってしまうかも!?
友人には「やってみれば。でもたぶん性格的にぶつかるわよ。かなり根性いるわよ」と言われているのでがんばらなきゃ。
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Weekly update

2007年07月10日 | レッスン記録
週4レッスンをはじめて1月、スケジュールにも慣れてきた。先月後半とてもバレエのレッスンの後ぐったりしたのは毎回違うバレエの先生のレッスンを受けてキンチョーし息を止めていたかららしい。だからレッスンの後はぐったりだった。そりゃそうだ。ようやく先生が決まったので安心。


ヨルバは新たに海の神様Yemaya。土曜はルンバにあるのと似た前傾でウラからはいって足を片方ずつ後ろにずらすムーブメントを習ったけど家に帰ったらできない!
まああと半年ぐらいしたら少しは進歩が感じられるようになるでしょう。


ショーダンスは「脚をまっすぐ伸ばす」のを意識しているつもりなんだけどなかなか。それで駅まで歩くとき「肩甲骨の下から脚」のつもりでしかも股関節を引き伸ばし外旋させヒザは伸ばすよう心がけて歩いてる。これも半年めどかな。
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「低開発の記憶――メモリアス」Memorias del subdesarrolloの感想

2007年07月09日 | Diary
ダンスは習っているけれどキューバ自体にはあまり興味もなかったのでこれまで本を読んだり映画を見に行ったりしてこともなかったけれど追加上映になったので見に行った。あまりに勉強不足なので恥ずかしいけれどインパクトが大きかったので感じたことを簡単に。


舞台は61年ビッグス湾事件から62年のミサイル危機のハバナ。主人公のセルヒオは「低開発」というキーワードでいろいろ批判するけど何もしないで女ばかり追いかけてるいやなタイプだ。


でもドキュメンタリー部分、マイアミへ脱出した人々や当時のハバナの様子など、はよかった。革命からもうすぐ50年、その間社会主義体制は崩壊し「世界システム」(経済のグローバル化)はますます強くなっている。ポストカストロのキューバどうなっていくのだろう。


またこの映画のテーマの1つになっているのが意識レベルのsubdesarrollo。これはラテンアメリカ諸国だけでなく明治以来の「前近代的な日本を欧米化したい」「バナナは外側は黄色だけど中身は白い」(「バナナと日本人」鶴見良行)という問題にも通じるように思われ(おおざっぱ過ぎ!?)、そういうメンタリティーだから今でも「英語をしゃべろう」(どういう人が何のために!?)というわけのわからない理由からNOVAのような英会話学校が存在するんだよねえ(そろそろ終わりそうだけど)なんてことをこの映画を見て思った。
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週記

2007年07月02日 | Diary
ダンスレッスン記録の週間アップデートも週に4レッスンも受けているとなんだか忙しい。しかもこの暑いのに。ばてないようにタンパク質とビタミンをきちんととらなくてはなんてたくさん食べたら体重が増えちゃった(笑)でも食事制限は筋力が落ちるからよくないらしい。だから走るのがベストらしいけどこれ以上運動したら本当に夏バテになっちゃう。まあせいぜい食べ過ぎには注意しましょう。


最近なんといってもインパクトが大きいのはバレエのオープンクラス。基礎クラスとはいえ自分のバレエ教室を持たない先生のオープンクラスを受ける人はかなり好きな人が多く、前屈して額がヒザにつくひとも多い。私の前屈は硬直しているように見えて自分でも笑える。それでも私の柔軟性は最初に比べれば格段に改善されているのだけれど。


バレエの教え方は千差万別でこれまでは「その人の骨格を活かして無理なく」という方法で習っていたので本当に無理せず習ってきた。だから大人の場合かなりターンアウトしてから5番ということで硬い私はずっと3番で練習していた。その結果5番になったのは割合最近だ。しかしこの前のレッスンの先生はどちらかというと見え方重視の先生だったのでかなり苦しかった。しかも無意識に前側のヒザを曲げてしまい「ヒザをしっかり伸ばして!」と注意されてしまった。脚をのばして美しくというのは本当に難しい。また骨盤の上端をもっと持ち上げ前重心にするぐらいでちょうど横からみるとカラダがまっすぐになってよいというアドバイスがあった。そのためには腹筋と股関節周囲の筋肉の強化と柔軟性の向上が必須。筋力の強化はできるけど柔軟性はねえ。でも美容・健康目的なら今のままでも十分目的は達しているけど多少でも踊りたいと思ったらもう少しがんばらないとね。


ヨルバは初級のクラスに出てエレグアのステップを練習。初級では頭を下げてからだを前にのばすムーブメントはやらないけど前、左、右にちょっと向きを変えるだけのステップがなかなかできない。特に腕が問題。だんだんずれてくる。ふと周りを見ると他の人も違う方向を向いていたり面白いことになっていた。やっぱりヨルバは難しいんだ。土曜のレッスンだとできないところはごまかして周りに合わせて何となくやれたような気分になっているだけ。

最初はいろいろな神様のいろいろなステップを習って面食らったけれどやはり基本のパターンはあるようだ。ニョンゴ(!?)というステップはエレグア、オチュン、チャンゴを習ったし、オグンとチャンゴの両腕を広げて回るとことも似ているし・・・。ただ目指す姿とのギャップがありすぎてときどき自分が何をしようとしているかわからなくなる(バレエも同じなんだけど)。そこでひさびさにYoruba AndaboのDVDを見たら「どうしたらあんなふうになるのかな???」と思った。そしたらダンナにも「アフリカンダンスしてるつもりならイメージトレーニングが要るんじゃない」とあっさり言われてしまった。


最近ショーダンスのレッスンが一番短くなっちゃってるんだけどほぼ2年たったら何となく先生のパターンに慣れてきて動けるようになってきた。あとは踊れるようにならないと。


これだけ真面目にレッスン受けてると、たまにはお酒でも飲みながらラテン音楽を聴いてテキトーに踊りたくなったりするんだけどこう暑いとそんな体力とてもありません。いろんなサルサが入ったCDでも買って家でビールでも飲みながら踊ろうかしら。
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ミシェル・カミロ・トリオ@ Bluenote Tokyo 6/30 2nd ステージ

2007年07月02日 | 音楽
待ちに待った1年ぶりのミシェル・カミロのライブ、ダンスのレッスンを終えていそいそと行ったらなんと整理券の番号は83番。ダンナは4時にとりにいってくれたのに!中に入ったらすでに普段の満席状態!一段高くなったスペースの角テーブルがとれたので音はよかったのでよかった。


あっという間の1時間15分、本当に短かった。昨年よりトリオ感がよく出ていた。前の人が重なって演奏がみられなかっただんなは音に集中していたら「ベースがすごかった!」と感動していた。確かにすごかったんだけどミシェル・カミロ自体は何となく他の2人と張り合っているような感じがして個人的には昨年のほうが自然な軽やかさがあってよかった気がする。でもまた来日したらぜひ聴きたい!そして今度はオーケストラと共演して欲しい!
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