ツルの日記

38歳からはじめたバレエ。49歳の今年はポワントでバリエーションを踊り動画アップがノルマです

Shine A Light

2008年12月21日 | Diary
「平均年齢64歳 !! 世界最強のロックバンド」

これがマーチン・スコセッシ監督の映画 シャイン・ア・ライトでのザ・ローリング・ストーンズの紹介だ。実は高校時代ひょんなことからストーンズにはまっていた。当時すでにオヤジバンドだったのだけれど私にとってボーカルの声というものは非常に重要で(その意味ではダンナの声はまさに私の好み)ミック・ジャガーの特徴ある声が好きだった。そんなわけで1990年のストーンズ初来日公演はダンナと一緒に行っている。その後も新譜が出れば一応買っていたのだけれど1997年のBridges to Babylonあたりで当時50代だったミックの声にハリというかパワーがなくなった感じがしてそれきりになっていた。

世の中は変わりミックはいつの間にかSirになり、あの世代のすくなからぬミュージシャンがドラッグで早死にしたのにスイスで定期的に輸血を受けて全身の血液を入れ替えてるなんていわれていたキース・リチャーズはいまだ健在。しかも確か2年くらい前にインドネシアの島かどこかで木から落ちて頭を強打し意識不明になったはずなのに今ではVuittonの広告に出ている。高校時代弟が「姉貴、ガイジンにストーンズ好きなんて言ったらアタマおかしいと思われるよ」と真顔で忠告してくれたのが今となっては信じられない(笑)


そしてこの映画。昔さんざん聞いたので「いまさらねえ」と思っていたのだけれど予想に反して3週目突入のロングラン。そこで今日見に行ってきた。感想はやっぱりストーンズのライブはいい。あのトシであれだけステージで動くため、そして容姿のメンテにものすごく努力しているミックは相変わらずカッコよかったけれど、今になってみるとキースのほうがいいかも。ゲストのバディ・ガイと本当に楽しそうにギターを弾くキースをみてるとかなわないなと思う。そしてロン・ウッドのギターでキースがボーカルのYou Got the Silverはめちゃくちゃかっこよかった(ご本人もそういってたけど)。でもミックのAs tears go byもアイドル(!?)時代の若い声のモノラルで聞いてたので今の声とのあまりの違いに40年以上歌ってるってこういうことなんだと感慨深かった。ストーンズのスタートはミックとキースによるR&Bのコピーから始まったんだったよねと思い出した。そして昔の映像もよかった。若い頃のインタビューは思わずクスッと笑ってしまった。ただバックグラウンドを知らない人がそういう映像をみて楽しめるかは疑問。ストーンズのライブを楽しめる人にはおもしろい映画だと思う。でもひさびさにストーンズ楽しんだ!!Tumbling Diceあたりからは座って見てるのがきゅうくつだった。
コメント
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