ツルの日記

38歳からはじめたバレエ。49歳の今年はポワントでバリエーションを踊り動画アップがノルマです

骨コツ美人、居酒屋ママ会、ソー活元年

2011年01月14日 | Diary
昨日リクルートが発表した今年のキーワードです。「骨コツ美人」とは骨のようにカラダの中身に効くものをとりいれてカラダ自体を健康で美しくしようという女性が増えていることだそうです。

そういえばテレビ、雑誌、新聞には健康食品などの健康関連グッズや化粧品の広告が満載です。去年大改装した銀座三越も地下1階が化粧品フロアになり、たしか3年ぐらい前に伊勢丹や横浜高島屋は化粧品売場面積を大拡充しました。もちろん若い女性向け商品は多いですけれど40代以上向けのしわ、たるみ、くすみ対策のアンチエイジング化粧品がものすごく増えてます。若い人向けとは異なるアイテムにはアイメイク用の下地で「シワを埋める」なんていうすごいものもあります(でも時間がたつとかえってファンデーションがよれるそうです)

どうして女性はこんなに健康や美容にお金をかけるようになったのでしょうか。

おりしも今週月曜は成人の日でした。2011年の新成人は1990年生まれの124万人だそうです。これは1947年から1949年生まれ(3年間で800万人以上)の団塊の世代の約半分だそうです。1971年から1974年の団塊ジュニアも毎年200万人以上生まれていたそうで20年で少子高齢化が急速にすすんでます。若者の絶対数がすくないんですね。そういえば私が習っているショーダンスもバレエもスペイン語も若い人は少なくとくにバレエは私より少し上の40代後半から60歳くらいまでの方が多いです。

しかもあるテレビの調査では新成人の男性(私からすると男の子)の6割は「自分は植物的」だと思っているそうで「海外に留学したい」というのは女性の半分ぐらいでした。男性の受身化がすすんでます。だんだん身体的にも考え方も男女の性差が少なくなりテクノロジーも進歩して植物的な男の子たちの子供は病院で生まれるのではなくいま一部の野菜が工場で生産されるように1人ずつ工場で受注生産されるようになるかもしれません。そういう意味では日本はSFの近未来的な社会が他のどの国よりもはやく実現するかもしれません、

ふつうは本能的に子孫を残して自分の遺伝子を存続させるという行動をとるとおもいますけれども若い世代が頼りにならないということになれば子孫の繁栄より自分の個体としてのサバイバルをはかるためできるだけ資源を自分のメンテナンスに注ぎ込む「骨コツ美人」現象が起こったのかもしれません。

サプリメントや最新テクノロジーてんこもりのアンチエイジング化粧品もいいですけれどもやはり人間の原点は「二足歩行」です。ですから足腰をしっかり鍛えて体力のない若い人たちを支えないといけないかもしれません。もちろん元気はつらつで優秀な若者もたくさんいますが。ついでにバブル、ボディコン世代としてはやはり足元はいくつになってもコンフォートシューズではなくハイヒールでありたいものです。


そして「居酒屋ママ会」。「女子会」の延長だそうです」いまは仕事で男女差は減ってます。でも相変わらず子供が生まれると自分の名前がなくなり「○○ちゃんのママ」と呼ばれ、子供を私立に入れれば働いていなくてもまるで制服のように紺のスーツで父母会に出席なんて母親個人の考えや女性性というのは存在しないかのようです。だから居酒屋ママ会でぶちまける必要があるのかもしれません。私の同級生たちの子供もそろそろ高校受験前後でみんないろいろあるようです。子供がいない私は何も言えませんけれど友人たちが経済的にもその他の面でも子供にエネルギーを注がなくてよくなるのを待ってます。


こんなふうに世の中が変わってきているので40代以上になっても「このトシからやっても無理」なんて先入観にとらわれずやりたいことはやらないとつまらないですよね。私の目標は70歳になっても8cmヒールでラテンダンスを踊り、トウシューズでパドブレし、100歳と95歳になった両親の世話をしダンナとなにか世の中の役に立つことをすることです。
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