今日(9月30日)は、中秋の名月、 一年で一番美しい満月の日。
私はずいぶん前から、今日の満月を見るのを心待ちにしていた。
そして今年は、マンションのベランダからではなく、もっと趣きのある場所で満月を見たいと、大分前からアレコレ考えてもいた。
それなのに‥。
大型の台風17号の影響で、とても中秋の名月を見ることができる状態ではないことが、2.3日前からハッキリしてきた。
残念やけど、しゃあないなあ‥。
自然には逆らえないもの!
そこで今日は、(お月見に出掛けることができず、時間ができたので)午後2時に、美容院を予約した。
美容院に行くべく、ちょっと早めにマンションを出ると、その時すでに外は、かなり激しい雨と風だった。
マンションの前の草木は風にあおられ、道端に置いてあった自転車は、横倒しになっている。
私が雨の中、(上の)写真を撮っていると、通りかかった“おっちゃん”が、けげんな顔(声)で、「何してんねん!?」と叫ばれた。
私は笑ってごまかしたが、 “そりゃあ、そうやな‥。”
雨の中、傘を飛ばされそうになりながら写真を撮ってる“オバハン”を見れば、ちょっと変なん違うか?と思われても当然だ。
だが私は、それに懲りず、さらに無謀な行動に出てしまった。
いつも行く公園がどんな具合か、見に行くことにしたのだ。
公園は、全体にうす暗く、闇の中に沈んでいるかのようだった。
吹き飛ばされて地面に落ちた木の葉が、雨に打たれて濡れそぼち、花を開いたばかりの曼珠沙華も、雨の滴を付けたまま、風に大きく揺らいでいた。
それよりも何よりも、公園ではさらに風が激しくなり、私の体は時折、風であおられ、ふらつきそうになった。
こんなところで風にあおられて転んでケガをしても、誰も同情なんかしてくれない!
「年寄りの冷や水」と非難されるのがオチだ。
私は自分の無謀さを反省しつつ、転ばないことだけ気をつけて、美容院へと急いだ。
そして、何とか無事に美容院に着き、カットとカラーを済ませて、家に帰ることができた。
帰ってからテレビをつけると、テレビがしきりに、「不急の外出は、絶対に控えるように!」と、注意を繰り返していた。
ところで私は、満月がダメならせめて十三夜の月でも写真に撮っておきたいと、28日の夜にカメラを持って近所をブラついた。
どこか、十三夜の月をキレイに撮れる場所はないかと。
でも結局、いい場所は見つからず、味も素っ気もない下の写真しか撮れなかった。
でもこれけらは、歳を考えて無謀な行動は控えることにします!
歌山のニュースを見ながら「大阪も大変だろうなぁ」と心配していましたがナンノナンノ・・・ この分なら大丈夫ですね (^_-)-☆