山に登ったり山歩きをして、自然の素晴らしさを肌で感じ取れたらどんなにイイだろう!
と思うけれど、どだいそんな事は望むべくもない。
そこでテレビの『日本百名山』を見て、自然と触れ合い満足している。
先日(と言っても大分前だが)の『百名山』で、≪川苔山≫をやっていた。 (昨年の再放送)
えっ、≪川苔山≫って、どこにある山だっけ!?
それにそもそも、≪川苔山≫って、どう読むの? 「苔」は「こけ」だから、≪かわごけやま≫かな?
そう思ってテレビを見ていると、テレビが≪かわのりやま≫と言っている。
どうして、『苔』を≪のり≫って読むのだろう? 考えていると、『のり』を漢字で書くと『海苔』だということを思い出した。
ああ、それで、『海』を取って『苔』だけでも≪のり≫って読むんだ!
と、まず山の名まえが面白かったことから、この回の百名山の≪川苔山≫には何だか親近感を覚えた。
更に、この時の川苔山のガイドさんが異色で、普通は登山家か山岳写真家とかが務められるのに、この時は将棋棋士(八段)
の≪中川大輔≫さんだったことも、余計興味をそそった。
中川さんはすごく山登りが好きで、将棋連盟の中に初めて登山部を作ったほどだそうだ。
そして、山の中でも特に川苔山がある奥多摩山系の山々が好きで、奥多摩に住居を移し、対局の前日には必ず奥多摩の山に
登られるのだそうだ。
奥多摩の山は、標高は低い(川苔山で、1363m)けれど、水に恵まれ自然豊かなのが魅力だと、中川さんは言われる。
それに奥多摩の山々には火山が一つも無く、どの山も、豊かな水の流れが周囲の土地を削ったことでできたのだそうだ。
やっぱり水の力って凄いんだなあ!と、改めて思う。
<テレビに映された、川苔山の水の情景>
この豊富な水のお陰で、奥多摩は美味しいワサビの産地なのだそうだ。
<川苔山の、かわいい花と鳥>
花や鳥ではないけれど、新緑も美しい。
ミヤマキケマン
ヒガラ ミソサザイ
<川苔山山頂からの眺め>を、最後に。
北海道は、雪が解けると一気に春真っ盛りですよね!もうすぐだと思います。楽しみですね♪