日にちがちょっと前後しますが、9日には、かつて同じダンス教室に通っていた3人でランチをとりました。
ランチの様子は写真には撮りませんでしたが、帰りにオフィスタワーの15階に上がってみました。
オフィスタワーから見える景色は変わり映えしませんが、左下の写真の右側の建物がリニューアルした阪神百貨店なので、撮って
おきました。
話はちょっと変わりますが、今年の12月が特に忙しかったのは、私が、(お医者さん通いの他に)和室のちょっとした模様替えを
しようと思い立ったからでした。
私は生まれてからずっとお布団で寝ていましたが、帯状疱疹のあと左手の痛みで、お布団が上げられなくなってしまいました。
それでも当初は、病気が良くなったら又上げられるようになるだろうと思っていました。
しばらくすると、掛布団は何とか上げられるようになりましたが、敷布団は重くてどうしても上げることができません。
その内この病気が治ってお布団が上げられるようになったとしても、「この歳だったら、また別の病気を発症するかもしれない。」
と思うようになってきました。
長い間私は、マンションの改装など考えたことがありませんでした。
「人間もどうせ汚くなるんだから、マンションが汚くなっても、汚い中でで死ねばいいんだ。」などとうそぶいていたのです。
それがどうもそうはいかなくなってきました。
そこで、ベッドに変えることにしたのはいいのですが、狭い私のマンションに、ベッドを置くのは大変です。
3つある部屋のうち、どう考えても、今寝ている和室以外にはベッドを置く場所が無いのです。
そこで、30年一度も変えていない畳と襖を新しくして、そこにベッドを置くことにしました。
そして、畳や襖を新しくするだけでなく、ベッドを置く場所を確保するために、洋服ダンス、鏡台、ステレオなどを処分しなければ
ならなくなりました。
(ステレオは別の部屋にあるのですが、和室にある小型のデスクをステレオの位置に移動しなければならないので、これも処分し
なければならないのです。)
洋服ダンスや鏡台は古いものなので捨てても惜しくはありませんが、ステレオは若い頃、私にしては大枚はたいて買い、それで
レコードを聴いては励まされたり慰められたりした「青春の思い出の品」なので、何とも捨てがたかったのですが、どうしようもあり
ません。
そこで私は、潔く処分を決めました!
とカッコよく書いたのですが、洋服ダンスや鏡台を処分するということは、その中に入っている物も整理するということで、これが又
大変なのです。
「必要なお金は残しておくから、私が死んだら業者に頼んで、マンションの中の物を全部捨ててもらって!」なんて言っていた私…
今まで物の整理なんてことは、殆どしたことがなかったのです。
それをしなければならなくなった訳ですから、そりゃあもう大変です。
でも、やるっきゃない!
そこで、友だちにも手伝ってもらって、なんとか処分する物は処分して、13日には業者の方が畳の採寸をして、襖と障子を持って
帰られました。
業者の方が帰られた後、私は、疲れとホッとした気持ちとで、なんか放心状態でした。
そこに、宅急便到着のチャイム。
出てみると、安来の姉がいつもこの時期に送ってくれる「あきひめ」という苺が送られてきたのでした。
私は早速そのなかの一つだけをいただいて、ちょっと人心地がついた気がしました。
下は、その「あきひめ」と、襖が無くなって見通しが良くなった部屋の写真です。(それにしても、なんとゴチャゴチャしてることよ!)
その後16日には、新しくなった畳・襖・障子が運ばれてきました。
そして、22日にベッドが入りました。
これで、私の新しいベッド生活が、やっと始まったのでした! (なんと、オーバーな!)
下は、きれいになった障子をバックに、2つ同時に咲いたハイビスカス(19日)と、ベッドのある部屋(22日)です。
(ベッドはまだいろんなモノが不足していますが…)
優しいコメントありがとうございます!