天気予報によると、昨日(5日)が最後のお花見日和ということだったので、急遽、Yさんと、鴨川べりの≪半木(なからぎ)の道の紅枝垂れ桜≫を見
に行くことにした。
11時にJR京都駅で待ち合わせ。
まずは、伊勢丹のレストラン街で食事することにした。
レストラン街はデパートの12・13階だが、私の希望で、その階まで、外のエスカレーターで昇っていくことにしてもらった。
というのは、私はこのエスカレーターが大好きなのだ!
このエスカレーターに乗っていると、さながら、空(天)まで昇って行けるような気になるからだ。
とにもかくにもレストラン街に到着して、どこに入るかお店を見ながらちょっと歩いた。
そして≪和久傳≫という和食のお店の前に来たとき、期せずして二人の意見が一致した。
「ここにしよう!」
私は以前友だちの紹介で2度ここで食事したことがある。
Yさんは、入ったことはないけれど前から一度ここで食事したいと思っておられたとのこと。
私たちは、名まえは忘れてしまったが、幾つかあったコース料理の一つを注文した。
今回の京都行きの大満足の原因の第一は、この料理が、何とも言えず美味しかったこと!
選び抜かれた旬の食材をうまく組み合わせて、えも言われぬ繊細な味が創り出されていた。
(次に、出された料理を順番に載せておきます。本当は最後に、これまた上品で美味な和菓子が出たのだけれど、それは写真に撮るのをスッカリ忘
れてしまった。)
表現力に乏しくて、料理の美味しさをうまく言い表せないのが、なんとも残念!
でもとにかく、今回のコース料理が、私が今までに食べたどの和食よりも、美味しかったのは間違いない。
私たちは心から満足して、幸せな気持ちでお店を後にした。
地下鉄に乗って「北山駅」へ。
そこから鴨川に出るべく、しばらく住宅地を歩いた。
1軒のお宅の庭で、ミモザと桃と桜が、互いに競い合うように、咲き誇っていた。(色彩的には、ちょっとハデすぎるが‥)
住宅地の中の小さな公園には、今が満開の大きなソメイヨシノの木が一本、自らの存在を誇示するように、立っていた。
鴨川(賀茂川)に到着。
水のある風景はやっぱりイイな!
なんか心が落ち着いてくる。
ここでも、桜の下で記念撮影をされるのであろう新郎新婦のお二人が、仲睦まじく立っておられた。
川になだれ落ちるように咲くソメイヨシノは、やはり美しい。
そして、山と川をバックに、枝を交わし合う桜の風景も、なかなかイイものだ。
この時期の恵まれた環境と生活!もはや言葉がありません。 綺麗なお花見のご相伴を感謝しています。