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シンデレラ

突然ながら?新国立の「シンデレラ」を観てきた。
実は全幕の生を見るのは初めての作品。その昔くまさん♪がゲスト出演されたときは・・・出遅れてチケットが入手できず・・・以来ちょっと敬遠していたのにゃ。

1幕の前半はお芝居風な場面が印象的。まともに踊ってるのはシンデレラだけだもんにゃ~。後半の仙女が現れるあたりからやっとバレエになってるような・・・。
シンデレラに魔法?がかかるまで、四季が一巡するんにゃけど、1つの季節ごとにセットが奥まっていくのが驚き。あらためて舞台の奥行きが広いんだにゃあ・・・と。
その分最初のシンデレラさん家の部分は、舞台の前の方を使うからか、客席では前のめりになる人が増えるのかも(三階席の話・・・実際のところはよく分かりませんが)。

舞踏会で二人のお姉さんに絡まれる、不幸な男性二人がナポレオンとウェリントンというのが、英国的なブララックなんでしょうか。特にナポレオンがけちょんけちょんな役だし(シンデレラっておふらんすの話ではなかったっけか?)
舞踏会でのオレンジの意味はにゃんだろう?舞踏会で姉とシンデレラが確かに会っていたという証拠みたいなもの?曲はオペラの「3つのオレンジへの恋」のメロディが使われているらしいけど(3つあったかにゃあ・・・お姉さんが2つ貰ってきて、あと1個残ってたか?1個は大きすぎだろ~オレンジじゃなくてざぼんだった?笑)

よく思うことだけど、新国立の作品って休憩が多い。全体ゆったりペースだと思う。この作品も二幕と三幕を分ける意味がよく分からない(って演出家の設定なんだけども)。想像だけど、Kだったら絶対二幕で済むだろうにゃあ・・・。
このゆったり感が「国立」(儲け度外視)の特徴なのかも。
そしてキャスト表をまじまじと見て気づいたにゃが、殆どの方が一人一役なのね。それで日替わりキャストを組めるのだから、この辺の太っ腹加減も特徴なんでしょうね。

細々とではあるけれど、税金を払ってる国民として、ゆったりした時間の恩恵に預かれたよーな気がします。

それと元Kの芳賀さん、輪島さんがお元気に踊っていたのが嬉しかったにゃう。

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