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日本のバレエ事情

ローザンヌコンクールで菅井円加さんが優勝したことで、メディアにバレエの記事が増えた。ことに菅井さんの通う教室は町田にあるので、多摩地区の猫地方では新聞でも連日のように取り上げられたにゃう。
NHKの朝のニュースでも日本のバレエ事情が取り上げられていたことがあった(結構唐突なイメージにゃったんだけどな、さりげなく番宣?)。

ローザンヌコンクールでは、実は毎年のように日本人が入賞していること、全国に数多くの教室があって、バレエ人口が多いこと、他国では国公立の学校で学んでプロになるのが一般的だけど、日本では民間の教室や学校からが普通なこと。プロのバレエダンサーの待遇が非常~に悪いこと。一例として新国立のソリストでさえ有期の契約で、新国立の舞台以外に客演したり、指導をしないと大変、しかもアスリートのような面もあるのに、舞台を去った後の保障が何もない・・・が挙げられていた。
優秀な人材がいるにもかかわらず、公演数が少なく、収入に結びつかないから教える側にまわるため、私立の教室ばかりでも優秀な人材が育つ・・という皮肉な構図になっているのが問題だとまとめていた(様な気がする)。

公演数が少ないのは・・・観る人が少ないから?
猫の回りはバレエやミュージカル好きが多いけど、一般的には圧倒的に少数派なんだろうな。ナイター観戦はしたことあるけど、バレエ公演は行ったことないって人はたくさん居そうだし・・・映画館は普通だけど、劇場は特殊って人も多いのかな~。(バレエを観に渋谷まで行くというだけで、「へ~っ!」って驚かれたことはあるにゃ~)

学校教育でようやくダンスもウェイトが高くなるらしいけど・・・ホントに遅かったな~(ぼーずの中学の先生に、にゃんで男子は柔道で女子しかダンスはやらないのか聞いたら、鼻で笑われたもんにゃ~)。
まだまだ、スポーツは必修で、ダンスは趣味って段階なんだろうな。音楽については合唱コンクールが一般化しているから、ダンスよりはメジャーだにゃ。そういう意味では美術も趣味の部類だわね。

そんな中でも、ずっと歩み続けてきてくれた日本の先人方には深く感謝!ですわにゃ。

でもって、今言われている日本バレエ界の問題を最初から話し続けていて、海外でも十分通用するのに、日本に帰ってきてくれて、率先して改善してきているくまさん♪って、やっぱり凄いな!と思わずにはいられにゃいのであります・・・。(22日の読売新聞朝刊でも「シンデレラ」公演、成功の話が載っていた~)

猫にできることってなんでしょう・・・?チケット買うには限りがあるし(^^;
一人でも多く、観たことない人を劇場に引っぱっていくことかしらね~(笑)
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