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ロミオandジュリエット

本日マチソワで、今期の締め^^;

マチネの注目ポイントは、前回は見なかった大貫さん。
随分と男性っぽい存在感のある「死」。能動的ともいいましょうか。ともすると、周りから「なんか居るよね?」って言われそう^^ 

大貫さんとくらべると、みゃーおさんのは中性的で、影のように知らない間にまとわりついてる感じ。怖さから言ったらみゃーおさんの方がコワイ・・・。

そしてまたティボルトチェックも欠かせない。
・・・うーむ、惜しい。
今期のお二人、見た目や雰囲気は広瀬さんが好みだけど、歌は「本当の俺じゃない」の後半をなんとかして・・・orz
渡辺さんは迫力がイマイチだけど、ジュリエットが好きだったんだねーというのには共感できたのと、歌はもうちょい(←偉そう)。膝裏センサーは稼働しなかった。

ベンヴォーリオは、良く知らなかったのだけど矢崎さんが^^ この役は世話焼き加減が重要だけど、その辺が上手い、歌もかなりいいと思った。

マーキューシオは僅差で平間さんかなー。
今回のパリス(川久保さん)は随分と存在感があった。前回は「これでいいのか?パリス」と思ったけど^^;

ジュリエットは・・・あまり差がないな、ワタシの中では(ばっさり?)

話的なつっこみはたくさん(前回も書いたかもだが)。
自分がそうだからって、娘にも不幸な結婚させようとするなよ>キャピュレット夫人
謎な歌が多いティボルト。最大の謎は「大すけこまし」の歌の必要性。あの内容を高いところで胸張って歌うって一体・・・。
「なぜ神は見放したのだ」って神父、あんたがメールで済ますからじゃ!
でもってご丁寧にジュリエットの死を、直接会いに行って確実に伝えてしまうベンヴォーリオ(使えない奴~!)

原作がそうなんだからしかたないけど
ジュリエット、ロミオも自分と同じ薬を飲んだのかもって、一瞬でも考えない?自分がすっきり目覚めたんだからさ。

それにしても、「死」の「死」ってどうしたらいいの?(演出家出てこーい!)でもって小池さんってやっぱり人柱好きなの?(初期の「エリザベート」ラストシーンにはトートダンサーの人柱が立っていた)。


そして、1回目から凄く気になっていた点は、大人数で激しく踊るシーン、世界の王とか・・・コーラスはくちパクだってこと。前からそうだったのかな。今回は舞台が近いから分かっただけ?あれだけ激しく踊るから、まともには歌えないだろうとは思うものの、じゃああれはバックコーラスなのか(踊ってないメンバーってキャピュレット家やモンタギュー家の人か神父さんか大公で、彼らがキャピキャピ歌ってる??想像するだに恐ろしい・・・)、それとも録音なのかと気になって、気になって。客席降りまでするならもうちょっと歌おうよ、などとも思ったり。

と、いうこともあって、今回は歌より踊りなのね、と思った次第。

この作品を見るにはワタシはトシを取りすぎてる気がしてきた。でも回数から言ったら3番目を争うかも(対抗はオペラ座の怪人・・・)

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