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マイナンバーカード

システムの不備がいろいろ露わになってきた。

私は持ってないが^^;

職場が厚労省関係なもんで、今年の3月にも職員(非常勤も含めて)が取得したかどうかを一人一人調べあげる、なんて作業もあった。
身近なところでの所持率は約2/3。
ご丁寧にそれが3度目だったかな。持たない理由まで聞かれたり、しつこいったらありゃしない。

取得することになんのメリットも感じない上に、取得するには有給休暇を使わないといけないなんて!
(夜間もあるというけど、枠が少な過ぎて使えたもんじゃない)
そこまで言うなら取得休暇を作るとか、届けに来い!ってな感じ。
それを5年だか10年ごとにするなんて、一体どれだけお金もかかるのやら。
カードはプラだから、膨大なプラごみの発生にもなるけど、そんなことはお構いなしなのか。
カード製造会社も廃棄処理会社も儲かるからいいのか?

だいたい普段の生活でマイナンバーが必要になる機会って1年に1回あるかどうかだ。
「行政機関からのお知らせが受け取れる!」なんていうけど、それは一体なんの情報?
カードを持っているだけでわかる手段って、どういうものなのかさっぱりわからない。
(キャッシュカードだけ眺めたって残高はわからないでしょ?)
結局自分か、誰かが何かしないと伝わらないものだろうに。二重にあるだけ無駄じゃん。

最近の国が作るデジタルシステムというのを全く信用していないというのも大きい。
とくにこの分野は過去に年金問題でものすごいポカをやらかしているし。

今回のエラーの原因に、本来なら1人分しか必要のないデータなのに、複数人分入れられてしまう構造、っていうのに頭を抱えた。百歩譲って?姓が変わった場合の履歴を保持する目的、というのもあったかもしれないけど(想像だけど)、それならどれが最新のものなのか区別できなきゃダメでしょう。他人の情報が入ってしまうなんて問題外だし。
さらに本人確認のための項目を3つから5つに増やしたけど、そのうち3つが適合すれば本人と認めてしまうって・・・甘すぎないか?
元々の3項目が姓名・生年月日・性別。 性別をまたいで同姓同名ってことは少ないだろうから、同姓同名なら性別も同じ可能性は高いでしょうに。
追加された項目が住所と氏名の漢字・かなだとか。でも、ポピュラーな氏名だったら使われる漢字も同じことが多いのではなかろうか。
他人と住所が同じ可能性は少ないだろうけど、住所以外で3つ一致しても同一と判断されることもあるとしたら、項目として数があってもあんまり意味がない。

金融口座の結び付きにも、他人の口座情報が入ってしまうとか・・・

出てくる話を聞くたびに、ダメだこれ、としか思えない。
本当にやりたいのなら、時間がかかっても根本的に設計からやり直した方がいいんじゃない?

一番に気に入らなかったのは、取得期限のあるマイナポイントで釣るというやり方。
やるっていうなら期限なんて付けなくてもいいじゃん。
欲しいけど入院してたとか、海外に行ってたとか、処々の事情でできない人は切り捨てなのか?
そうやって安易な方法で国民を手なずけて行きたいわけね?

というわけで、だれが聞くか!おととい出直してこーい!
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