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バレエ三昧・・・

バレエといえば、山岸涼子さんの「テレプシコーラ」の最終巻も発売されたにゃう。雑誌ダ・ヴィンチでの進みが余りに遅く、翌月を待つのが苦痛だったので、単行本でしか読んでいなかったから(これがまた毎回いいところで終わっていて、うにゃ~!!だったのだが)、ようやく落ち着いた。

そのテレプシコーラに読者のためにツィートというカードが入っていて、
*(このカード、「テレプシコーラ」に入っていたのではありませんでした!同時発売?だった、「鬼子母神」に入っていたのです。ごめんなさい! 12/28訂正)
中の一言に思わず吹いてしまった。
くるみ割り人形の金平糖のグラン・パ、ちゃいさんの曲がむやみに盛り上がるので、踊り手も焦るというもの。
「むやみに」・・・(^^;

一応プリマが踊る、最大の見せ場だし、終盤だし、ここで盛り上がらなかったら、どーしたらいいの?ってな感じだけど、そういうものかな。踊る側にしたら、大した前振りもなく、いきなり・・・な感覚なのかにゃ?

たしかにちゃいさん、渾身の一曲!ってな感じでもあるけど。
依頼された台本には「非常に効果を効かせたアダジオ」、金平糖の踊りは「噴水の水がはねる音が聞こえるようにする必要がある」という指示があったそうにゃが(小倉重夫氏の「チャイコフスキーのバレエ音楽」より)。しかもこの噴水、水じゃにゃいんだ。レモネード、オレンジエード、はたんきょう(スモモの一種)の汁、すぐりのジュースの噴水・・・。にゃんて甘そう~。そのほかにもありとあらゆるお菓子があるという設定・・・想像すると色の洪水だし、甘そうな香りが充満してそうだし、思わずめまいがするわにゃ~。

Kのはお菓子の国じゃなくて、人形の国だから、これほど甘ったるくはないけど。それに間にドロッセルマイヤーとクララの踊りも入るし、そんなに焦らなくてもいい感じだと思う(ただ強弱ははっきりした方が気持ち良い)。

ぼーずは特に予定がなく、暇なのでちょっと一緒に行きたかったらしい(そーならそー言ってよ~)。席が離れるだろうけど、当日券を当たってみるか聞いたら、そこまでしなくてはイイと言う。
でも彼はくるみ割りの2幕が苦手なのだ。(小さいときは決まって?「花のワルツ」で寝てたものだ。
去年はようやく「うつらうつら・・・」で済んだが)。理由はストーリーに直接関係のない踊りばかりだから、だそう。
そー言われてしまえば確かにそうだわにゃあ・・・。で、踊りそのものを楽しむほど集中力がにゃいのよねえ・・・。全体の約半分が楽しめなかったら、勿体無いもんにゃあ(踊るほうは大変にゃのに!)・・・。
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大掃除前段階

シゴト関係の残った資料がジャマなので(かといって捨てるのもちょっと早いかと)、屋根裏に入れてしまえ!と思ったら、なぜか弾みがついて、屋根裏収納スペース全体の片付けになってしまった。なにしろ約5年前に引っ越して、そのままダンボール箱に入れっぱなし!というものもあり、だんだん何が入っていたかも忘れてきたので・・・。

いや~でも大変にゃった!
天井が低いから、変な体勢で結構重いものをあっちにやったり、こっちにやったり。下ろしたり上げたり・・・。だんだんへろへろになってきたところで、また階段を踏み外し~3段位落ちたorz
左足がすべって、右側からおっこちたんだな、多分。右側ばかり打ち身が・・・びっくりしたのは手のひらにもアザができたこと(普通できにゃいだろう~)。
これは明日になったら、もっと痛くなるパターンだな・・・

いらない物をまとめたり、きれいに入れなおしたりしたら、ダンボール箱4つが空になった。

しかし普段目に入らないところにあったから、それだけ片付けても、一見して何の変わりばえもしないのがくやしいところ・・・第一片付けただけで、掃除に入ってないしっ。

見違えるほどキレイになるのは、まだまだ先のことにゃな(ならなかったりして!)
早くお風呂に入って、寝よう~~。
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まとまりなし

次の確固としたシゴトは決まらないのにゃが、辞める寸前に引き受けた仕事がちょっと長引くかもしれにゃい。追加分の見積を出したので、うまく折り合えばもう少しくるかにゃ~といったところ。
当面はこれをやっていても良いにゃが、使っているシステムが古くて、そうそう長くは続けられないだろうにゃあ・・・(今うちにある古い方のPCが壊れたら終わりかもしれんし・・・)。
限界がくるまでには、なんとかせねばのう・・・。

と、全然話が違うにゃが、ミュージカルの話題。
今年のトートの功績が認められて、城田さんが文化庁芸術祭「芸術祭新人賞」を受賞したのだそうな。
ORICON STYLEニュース
おめでとう~~(一応棒読みじゃないぞ)

もうひとつ、次の「レ・ミゼラブル」のガブローシュ役に、加藤清史郎君が決まったみたいにゃね。舞台にも進出なのね。あと、「エリザベート」でチェックしていた鈴木知憲君も入ったよーだ(^^
しかし基本やまぐちさんで観に行くから、キャストスケジュールがどれほど合うか・・・。

今年のクリスマスは・・・
25日の土曜の夜にKのくるみ割り人形を観に行く予定だし、おトンは多分帰ってこないというし、家でのイベントはなしかにゃあ。ぼーずと二人では去年のよーなケーキは食べ切れそうにないしにゃ~。ただ明日?から23日にかけてはぼーずの友人がまた泊まりにくるのだとか。一足早く盛り上がるのかな(ケーキとトリでも買っておいてあげるか~あとお子様用シャンペンとか 笑)
猫はゲートのスペシャルクラスに行けたら良いなあ・・・しかしレベルに悩む(中位の花のワルツが良かったけど25日だし・・・)。

ようやく年賀状の準備に入ったけど、これまた悩むにゃあ・・・。
毎年おトンがデザインをするとか言うんだけど、中途半端で間に合わなくなって、結局猫がバタバタと作っている気が。きっと今年もこのパターン・・・orz

大掃除も進まない・・・ということは、今猫は何をしているのだろう?
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クーマカレー

友人が発見した「クーマカレー」というのを食べに行ってきた。

場所は国立(くにたち)、Yume×Time Cafe(ユメタイム カフェ)というお店。

モノはキーマカレーにゃんだけど、ごはんと玉子の形がくまさんなわけで。これは一度チェックせねば!と、発見者の友人と行ってきたのにゃ。
国立も前に行ったのはいつかにゃあ・・・(あ、仕事で今年中に行ったか~)。ついつい立川・国分寺・吉祥寺に行ってしまうので、あまり行かなかったのよねえ。でも吉祥寺をもっとのんびりさせた感じで、凄く好きな街。

問題のクーマカレー、辛さは2段階あるそうにゃが、普通の辛さで食べたら、猫にはちょうど良かった。トマトの利いたさっぱり系のお味。しかしくまさんがあまりにカワイイので、どこから食べようか、ちょっと困ってしまう・・・(でもま、しっかりいただいちゃいましたけどね!)

セットで付けられるカフェ・ラテも、クリームでくまのお絵かきができるというお楽しみがあった。(あんまり上手に描けなかったので、写真はなしにゃが)

これは白くまだけど、サフランライスとか、黒米とかで、黄ぐまカレーとか、黒くまカレーとかもできたら面白いだろうににゃ~(笑)

そしてオチは・・・
けっこうごはんが多かったのかにゃ~。すごく腹もちが良かった!
その後お茶もしようか・・・と思っていたのだけど、全然空かずに帰ってきてしまった。
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M

急遽行けなくなってしまった方の代わりに、東京バレエ団の「M」を観てきた。

・・・実はベジャールのバレエを生で観るのは初めて。そんなわけで一時はよくブログもチェックしていた小林さんを生で観るのも初めて(これで再び引退となると、最初で最後というわけ?)。

なぜ初めてかって・・・コンテが苦手なのと、ベジャールさんのはとにかく難しそうだという先入観があったから。こんな機会でもないと、一生観なかったかも。

で、感想は一言では「やっぱり分からない」(もう、帰り道は頭の中にミュージカル「ジーザスクライストスーパースター」のマグダラのマリアが歌う♪わたしはわからない がぐるぐるしてしまったわにゃ)

この作品は三島由紀夫とその作品の小説などがモチーフにゃが、猫は三島作品もろくに読んでいにゃい。前に「仮面の告白」を途中で投げた経験があるのと、劇団四季の「鹿鳴館」を観たくらいで。あとはご本人と四季の浅利氏は仲が良かったということを何かで読んだかにゃあ・・・(仲良くしているところをあまり想像したくにゃいが・・・)

そんな頼りない中で思ったこと、順不同。

・仕方がないことだけど、男性ダンサーと女性ダンサーの位置づけが全く違う(男性に力はいりまくり!)
・イチ・ニ・サンでシが死って・・・おやじギャグ?そうまで「死」を強調しないとダメなもの?
・ところどころ、3倍速にして欲しかった(暴言だ!)
・モノトーンの舞台が続く中で、唯一?のビビッドシーン。男×男、女×女のカップルでなんとなく「禁色」っていうのはわかるけど、中には男×女のカップルも居たので、どこが一線なんだろう?と思った(線引きなんてないでしょ?と言いたかったのか?)
・変化があって良いとは思うけど、なぜ全編音楽が日本風ではダメだったのだろう?
・クラッシックバレエや西洋起源のものだと、「死」は圧倒的に「黒」にゃのだけど、この作品では「白」だし、考えてみたら日本での「死」は黒より白いイメージだなあ・・・と。
・異国の人が浮かべる日本のイメージはやっぱり桜なのかにゃあ?(だって三島さんの亡くなったのは秋だよ?)
・装置・・・がシャープで幾何学的なのは、ベジャールさんだから?「和」なものって、あんまり直線的なものはないと思うが・・・その方が人が際立って良いのか~?
・それにしても音楽はテープだし、あの装置に衣裳(ぱんつ一丁!)では、あまり費用がかかってないと思われても仕方がなかろう・・・。
・大きな布を使った海の表現は素適にゃった。ダンサーはめちゃくちゃ踊りにくいだろうけど。

それでダンサーについてなんにゃけど、理想像を表現というだけあって、聖セバスチャンの長瀬さんはきれいにゃった。イチ・ニ・サンのお三方も。注目の?小林さんも一人で踊っているところではなかなか説得力があったけど、他のお三方と一緒に踊ると、やはりブランクを感じたにゃう。それに「シ」はイチ~サンに比べると、リフトは少ないし、踊り自体は4人の中で一番楽なんじゃなかろうか。
群舞では最初の海のように、これまた無機的な動きを一斉にするなかで、ものすごく腕の位置がずれている人を見てしまうと、音楽(読経のような唸り声?)よりも恐かった(肩でも外れたのかと・・・)
コンテにしては踊り自体はクラッシックからかけ離れてもいないし、その点ではずっと見易かった。

にしても、バレエは死とか男(もにょもにょ)とか、難しいテーマを、美しく表現できるものなんですね。
「白日のもとにさらけ出す」という言葉が思い浮かんだ舞台にゃった。しかし果たして三島さんの魂は救われたのでしょーか・・・

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