BSL3

これは備忘録代わり。　検査をもっとたくさんの人にすればいいでしょ、と気安く言う人がいるので・・・。

COVID-19の検査をするとなったら、必要な実験室はBSL（BioSafety Level）３
以下はウィキペディアの抜粋

レベル2
（レベル1に加えて）・・・レベル３で厳しくなる項目を省略

実験室の扉には、バイオハザードの警告が表示されなければならない。
実験中は窓・扉を閉め、施錠されなければならない。
実験者は、作業着または白衣を着用しなければならない。

レベル3
（レベル2に加えて）

廊下の立ち入り制限。
白衣などに着替えるための前室（エアシャワーなど）を設置しなければならない。そのとき前後のドアを同時に開いてはならない。
壁・床・天井・作業台などの表面は消毒・洗浄可能なようにする。
排気系を調節し、常に外部から実験室内に空気を流入させる。
実験室からの排気は、高性能フィルターを通し除菌した上で大気に放出する。
実験は生物学用安全キャビネットの中で行う。
オートクレーブは実験室内に設置されることが望ましく、実験室壁内に固定の両面オートクレーブも推奨される。
動物実験は生物学用安全キャビネットの中もしくは陰圧アイソレーターの中で行う。
作業員名簿に記載された者以外の立ち入りを禁ずる。

つまり・・・誰でもが簡単に近づけないし、実験室までドア1枚じゃいけないし、排気も廃棄物も病原体がきちんと始末されて出ていかないといけない。

これは部屋の問題だけであって、その中に一度にたくさんの検体が処理できるような、もろもろの機材が揃っていないといけないし、それを間違いなく使いこなせる人がいないといけないわけで、そうそう簡単じゃない。

1日に20万件の処理ができる民間企業があるというけど、その企業だって日常的にそれだけの仕事があるから、そんな設備を備えてるのだろうし、それをいきなりコロナに使えといわれても困るんじゃ？
本気で増やせというなら、中国の大病院みたいに、突貫工事でもして作らなきゃ～

って、改めて見たら、実験室は「BSL2+で」、になっていた。
２＋って微妙～ようするに３じゃないの？　３が望ましいけどダメなら２で、の意味？？

瀬戸際

しつこくCOVID-19関連。　いまがパンデミックになるかどうかの瀬戸際かと。
昨日・今日TVで感染症専門家岡田晴恵女史を拝見。
しかしさすがに疲れが見えるような。

彼女のあまり学者らしくないファッション（失礼！）の理由になるかわからないけど、こんな図書をamazonからピックアップ。

「病気の魔女と薬の魔女　ローズと魔法の地図」

病気の魔女・薬の魔女はほかにも数冊。
ファンタジー小説の才もおありかと。
（読んだことはありません　＾＾；）

なんでこんなに高価なんでしょうね！？

影響

新型コロナ流行の影響で、オーチャード・バレエ・ガラ公演も中止だとか。チケットの払い戻しがある模様。

公式HPのお知らせ

予定が合えば当日にでも・・・と思っていたのにゃが、残念。
ここにきていわば風邪でしょ、という見方を反省。
４０代以降の人では季節性インフルエンザより重症になりやすい、注意のいる感染症。
ので、持病がどうとか言ってないで、熱が出たら４日も待たずに連絡しよう。
電話が繋がるのに時間がかかるかもしれないし。検査にも時間がかかるかもしれないし。
人混みは極力避けるのが吉

元上司のとたさんは今仙台在住で、東京ほど通勤ラッシュも激しくない・・・と思うのだけど、随分早くから自主的に時差通勤をしていると言っていた。
それくらい気を付けた方がいいのかもしれない。

言われたくない

「コロナウィルスなのにマラソンなんて！」
と中国のSNSで言われているらしい。

でも、あなたたちに言われたくない。
むしろ言いたい。

不吃蝙蝠
（コウモリを食うな！）

インドネシアではコロナの患者が出ないって・・・
もしかしてコウモリとか、頻繁に食べていてすでに免疫があるんじゃないか！？
この期に及んでまだ売られているというので、どんな風にして食べるんだろ？美味しいのか？とぐぐったら「コウモリスープ」というのが出てきて
死にそうになった・・・orz

肺炎っちゅうのが

COVIDT(←寝ぼけてた)-19、感染ルートがはっきりしないケースがちらほら。
しかし・・・世間はちょっと騒ぎすぎなんじゃ・・・な気がしてきた。
新しいウイルスで決定的な治療法がないとはいえ、風邪の一種だし、昔から風邪には絶対にこれ、という治療法がなかったのと同じ。
新しい、という点もインフルエンザとそう変わらないし（毎年のように変わるから毎年ワクチン接種するわけで）。

最初に「〇〇肺炎」と呼んでしまったのが悪かったか。必ず肺炎になるイメージが付いてしまったような。
さらっと＾＾；武漢風邪とでも言っておけば・・・（あとの祭り）

メディアも煽るような記事を載せるしにゃあ・・・
特にPresident Onlineの「死者1万人超「米国インフル猛威」は新型コロナかもしれない」なんて見出しはどうかと思った。
インフル検査が陰性の人に対してコロナの検査をすることにした、という話で、今までインフルで死亡と発表されていた人がコロナだったかもしれないという話ではないのだが・・・危うく勘違いするところだった。
CDCが発表したページというのも挙げてたけど、どこにもInfluenzaなんて書いてない orz
（今度からここの記事は間に受けないようにしよっと）

これからは経済的な損害の方が大きくなりそうな・・・
しかし本当にタチが悪いウイルスではあるのと、あまりに絶妙なタイミングだったので、どこかがどこかのために人為的に発生させた、と言っても信じそう・・・

日本は「ちょっと熱があるけど休めない」なんて風習を改めるとか、感染を避けるのは無理！なほどの通勤ラッシュをなんとかする良い機会になるといいな。