
Photo by Ume氏
貴婦人の丘の例のダケカンバが、残照を浴びている。地平の向こうには、北アルプスの山並みが微かに見える。日が落ち、音が消え、闇が訪れる直前の、澄み切った空の冷たさまで感じられる。年の瀬も押し迫った今、それに相応しい写真をと思い、選ばせてもらった。
今年がもうすぐ終わる。過ぎていく時には抗えない。そういうことを神妙に思い、感じるために年末が来るのはいい。流れていく時間に、区切りを設けることで余計に、限られた時のことをを意識する。やがて溶暗されていく夕空の光のように、去っていく一年の後姿を愛おしみつつ、感謝して送りたい。
今年もこの独り言を聞いてくださった皆さんに、心からお礼申し上げます。特に貴重なPHを提供してくれたUme氏他各位、コメントを寄せてくれた皆さん、励みになりました。ありがとうございました。
ある友人から、加齢とともに小脳が縮小し、短気になると教えられました。思い当たること多々ります。それも心配ですが、それよりももっと心配なのがボケです。先日も到来物へのお礼の電話をすると、通話中でした。その後も同じことを何度しても先方はずっと通話中でした。ところが偶々きょう、着信履歴を見て愕然としました。送り状の送り主と思い込みかけていた番号は、ナント!自分の電話番号でした。それと気付かず、一度ならず三度も四度やっていたのです。
こういうことが頻繁に起きるようになったら、この独り言を止め、山も下りなければなりません。来年も、皆さんにお付き合いいただけるよう、運を天に任せたいと思います。
これから入笠に向かいます。何卒、良い年をお迎えください。いろいろな人の顔を思い浮かべながら。
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