第1牧区の牛の頭数確認に手間取る。牛は放牧地の環境に慣れると、それぞれが好みの仲間と一緒に分散する傾向にある。そして思いがけない場所に群れをつくるので、今日などは随分と無駄な労力を強いられた。
森の中を歩きながら牛の姿を探していると、ふと見上げたら1頭のホルスタインがこちらを見ている。登っていったらもう1頭いて、草を食べながら移動中で、団体行動れのうまくできない2頭が、遅ればせながら群に向かって合流しようとしているところのようだった。それで後を付いていったら案の定、”本隊”が広い範囲に展開して草を食べていた。すでに一度確認済みの場所だったが、そのときはちょうどそこに向かって群はノロノロと移動中だったのだろう、行き違いになったようだ。いつも牛の脱柵と事故ということは、頭から離れない。
種牛見習いのいる囲い罠は、鹿さえ逃げることのできない柵に囲まれているため脱柵の心配はないが、そのため牛との接触は少なくなる。そろそろ広い放牧地に出してやりたいが、折角他所から持ってきた水タンクを洗っていたら穴が開いてしまい、さらに新しく取り付けたカランまで不調で、まずはこれらの問題を先に解決しなければ、牛たちを移すことはできない。電牧の下の草刈もまだまだ残っているし、梅雨の時期とはいえなかなか忙しい。
ご存知種牛見習い、よく見ればそれなりの男前
FC/Nさん、見てくれていたんですね。喜んでいます。撮影の話は結構来てまして、7月は1本確定してます。Chiyさんありがとう。今後も変わらずコメントをよろしく。Umeさん、いつも素晴らしい写真をありがとうございます。今日はちょっと牛のことで、また明日からお世話になります。
入笠牧場の山小屋「農協ハウス」及びキャンプ場の営業に関しましては4月26日のブログをご覧ください(日付をクリック)。また、入笠牧場からの星空に興味のある方は5月25,26、27日のブログにアクセスしてください。