年の暮れ、モミジの落ち葉を集めて火を焚く。これが多分、今年最後の落ち葉焚きになるだろう。明日は上に行くつもりだから、日向ぼこもきょうでおしまいにするつもりだ。
ムクドリが、実のない柿の木に群れている。もう、主要な枝は悉く切り落としたから、今来て鳴いている鳥たちは、そこから徒長した夥しい数の細枝の先である。数は10羽にも満たない。それでも、縄張り争いでもしているのか結構喧しい声が先程から続いている。
冬の冷気を孕んだ青空が拡がり、それを見ていると、つい、快い眠気に誘われてしまう。昨夜は、久しぶりに快眠できなかった。寝過ぎが祟ったのか、午前1時ごろから4時か5時ごろまで、覚醒しないまま長い時間を布団の中で過ごした。
眠ってはいないつもりながら、半分は朦朧とした状態が続き、そういう時は実は知らないうちに多少は眠っているのだと何かの本で読んだことがある。そんな状態で、7時半には起き出したから、一応寝不足ではあるだろう。
こういうことでは、きょう一日が重くなる。少し料理でも作って、明日上に持っていくつもりでいたが、段々と億劫になって来た。まあ今年の越年も例年ながら2,3人、増えても2人ぐらいだから、各自にお任せしてもいいだろう。
というところへ電話が入り、「増えても2名ぐらい」は予定が変わって小屋ではなく、キャンプ希望になった。極寒訓練をしたいらしい。冬期キャンプは原則お断りしているが、どのみち越年で上に行くのだからこの人たちの心意気を買うことにした。
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もしかすれば、本年の独り言は今日で終了するかも知れません。もし呟きが聞こえなくなっても、多分、クマに襲われたり、谷底に車ごと転落したわけではないだろうと、ご判断ください。
冗談はさておき、今年一年もこの変わり映えのしない呟きにお付き合い下さり有難うございました。何卒、良い年をお迎えください。
管理人敬白