きょうのこの写真で、いよいよ写真ばかりか、独り言の話題にも事欠くようになったと思われるかも知れない。一応、この独り言は入笠牧場や、周辺の山川草木鳥獣を主に扱うはずなのに、炬燵に縛り付けられ安穏の日々ばっかりを送っていては、と。
写真は昨日に続き、前回に上に行った時に写した1枚。この時は車だったからか、楽しみにしていたドロドロのウイスキーの味も今一つで、すぐにビールに変えてしまった。やはり、雪の法華道を歩いてきた満足感をカクテルにしなければ、この飲み物は駄目なのかも知れない。
小屋の前の陽だまりで、苦みを含んだシャーベット状の液体を喉に流し込んだと思ったら、一瞬にして雪の悪路を来た運転の緊張と、疲れが消えてしまった。そして酔いが、空腹の体内に拡がっていった。
酒の話をすれば、ウイスキーも結構だが、ウォッカのドロドロはまた格別だ。まだ冬の入笠で嗜んだことはないが、小洒落た都会のレストランよりも、入笠の日当たりで飲む方が当然に美味かろう。
酒は美味いが、上で食でべる物ときたらいけない。黒姫の人と違い、鹿やイノシシの肉は食べないし、牛や豚もあまり食べない。それに夜は、とにかく寒い。特に管理棟の台所は1枚窓枠が壊れてしまい、プラスチック板を代用しているような有り様で、室温は限りなく外気に近い。そういう恐ろしい状況では、料理など面倒で、手の込んだことなどする気になれない。
それが、先日OZW夫妻が来た時に、ストーブを台所へ置いたら、それで大分状況が良くなった。何故そんなことを思いつかなかったのか不思議だが、それでそのうちに、あの付近にいるタヌキやキツネも驚かすようないい匂いのする、美味い料理を作らなければと思っている。
なお、別棟の小屋の方はそういうことはないのでご安心を。
1月24日、伊那市のプロモーション動画「イナムービーズ 森の声」が無料動画サイトで公開された。この撮影には、入笠牧場や周辺の自然も協力している。森の精、水の精、火の精、土の精が登場し、バックに流れる歌声は、ふる里の伊那を流れる川音のようであり、また野を渡る風のようでもある。
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