昨日は、秋日和の柔らかな光の中を高遠まで行ってきた。杖突街道の道すがら目にした稲田はすっかり黄色く色付き、道路の脇にはコスモスの花も咲いていた。盆が過ぎても残暑は依然として酷しいと聞いていたが、山間の村々では今年も自然は過たずに季節の移ろいを見せはじめ、見る者を安心させてくれた。
そう言えば、もう幾日か経つが、牧場内には早くもキノコ、ヌメリカラマツタケを見付けた。そのままにしておいたが、それにしてもここは季節の進むのが早く、すでに夏の気配などはどこにもない。今朝は澄んだ青空には羊雲がたなびき、西へ向かう定期便は長い飛行機雲を曳いていた。
牧草のことが気になっている。これは牧守にとっては牛の体調と並んで一番注意しなければならないことで、普段ならば4か月ある放牧期間も、草の状況によってはそれを早めることもあって、時には難しい判断をしなければならない。
大半の牛は、里へ帰ればすぐに妊娠の準備に入る。だから、それに見合ういい体調で返してやらなければ妊娠、出産にも支障をきたす。これまでのところは体型、毛艶もまずまずのようで、この状態を維持してやりたい。
第1牧区へ上がったら、中央や北の峰々がよく見えた。山腹に雲の塊を幾つか抱きながらも上空の最低雲高は高く、薄く、北は三国境まですべての峰々が山肌の青い色をさらに濃くして大きな天と競っていた。
9月は3連休が2回もあり、まだ予約は充分に余裕があります。混雑させないキャンプ場としてお待ちいたします。
赤羽さん、母校の栄誉にさぞかし欣喜雀躍されていることと想像していました。
本年度の営業案内については下線部をクリックしてご覧ください。
小屋の電話が不通でご不便をおかけしてます。予約、問い合わせは何卒JA上伊那東部支所組合員課、電話0265-94-2473にお願いいたします。
本日はこの辺で。