一昨夜は上に泊まった。昨日帰るときはすでに暗かったから気付かなかったが、今朝上ってくるとき、たった1日だけだったというのにまた季節が進んだ。ツタウルシの紅葉が目立つようになったし、落葉松や、コナシの葉の色がさらに黄色の色合いを強めてきた。単調な緑の森がいつの間にか樹種による違いを、芽吹きのころとはまた異なる演出方法で見せてくれ、秋らしい深く澄んだ青空は視界の半分以上を占め、遠くまで続いて見えていた。美ヶ原、鉢伏山、高ボッチ、霧ヶ峰、常念岳、そして北アの名峰の連なりは、・・・今は雲の中。
きょう2泊して帰っていったK夫妻は、共に名古屋大学WVのOBで、一昨日のブログに今年3回もここに足を運んでくれたと書いたが、実は4回も、だった。今回は同じく60代後半のOBが2名加わり、この二人は時代遅れの山小屋に泊まった。
初日はテイ沢からヒルデエラ(大阿原)、入笠山々頂を回わり、二日目は小黒川林道を途中から川を渡渉し半対峠へ、そこから稜線を高座岩、本家・御所平峠、牧場までと、好天に恵まれ気持ちの良い散策を楽しんだようだった。もちろん一昨夜も昨夜も、露天風呂の入浴を忘れることなく、良い汗をかいた後は格別だったに違いない。
思い残すことがあったとすればきっと、秋の夜空、就中月や土星を、折角望遠鏡まで出したのに心行くまで眺めることができなかったことだろうか。次回のお楽しみに、待ってます。
恐らく今週の金曜日、久しぶりに種平小屋さんと「初の沢」を登り、来月の第2週の連休明けには白岩谷から横岳、鋸岳方面の踏査を計画中。
かんとさんそうですか。TOKU氏は最近沙汰がありませんが、きっと忙しいのでしょう。
焚火が恋しい季節、当キャンプ場は一応「直火可」。ただし所定の場所に限られ、どこでもそれができるわけではないので念のため。
これからの季節は時代遅れの山小屋がオススメ。キャンプ場及び山小屋の営業内容につきましては、
「H29年度の営業案内」と
「続H29年度の営業案内」を参考にしてください。