天気:雨、気温:16度C(正午)
今日は終日雨の予報。各牧区の巡回と電気牧柵の点検。異常なし。第2検査場とJAXAの天文台裏で、鹿各1頭の捕獲を確認。
さてさて、こんな天気の日は、シェイクスピアだかベルリオーズだかどちらでもよいが、夜には少し早いこんな真夏の夢はいかが。
入笠の山域を気に入ってくれたある篤志家の応援を得て、キャンプ場の大整備が始まる。テントは、以前アメリカの保養地で見たようなベット付の豪華な作り5、6張り(モンゴルで泊まったパオ、あれはだめですイサノさん)。
シャワールーム、水洗トイレも新たに設置。もちろん、テント持参の従来型のキャンパーもウエルカム。
訪れる人の多くは老若男女いずれのお方も徒歩で、芝平から法華道を、あるいは沢入から、はたまた青柳から旧来の登山道を利用。もとよりテイ沢やヒルデエラ(大阿原)、高座岩なんて先刻ご承知の入笠通。南沢や程久保の原生林や、反対峠、さらに鹿嶺高原まで足を伸ばす、そういう人、人、人。
山小屋「農協ハウス」は、もう少しコウジーで洒落た個室に改装し、冬期の運営も当然行う。スノウシュー(ズ)愛好者サマ憧れの「アラスカの森」と幾つかの放牧地を、条件付きで解放。
そしてここからが重要、まさに真夏の夜の夢。
思い切って、最低でも350ミリあるいはそれ以上の大型天体望遠鏡を、これまた5,6台を第2牧区の最上部に設置する。広い広い夜空に星、星、星(そしたら貞氏にお願いして、破格の価格でドームも建ててもらう)。
そしていつしか、そう、名実ともに此処は「銀河鉄道の始発駅」となり、夢膨らませた人々が、遥かなる銀河へと旅立ってゆく。
いってらっしゃい。
付記:もちろん、これは真夏の昼寝の夢で、歩いて登ってくる人だけをお待ちしているわけでは、ありませんヨ。