’１６年「夏」 （７１）

　今夕、下から１１名様お越し。我が福島村の村役衆の暑気払いが「時代遅れ（＝農協ハウス」で開催される。今は伊那はもちろん市で、かつての村は区になっている。従って正確には、「区議会議員ご一行」と書かなければいけない。
　このごろ、この牧場のキャンプ場や宿泊施設について勝手なことを書いているが、やはり地元の人々に愛され、大切して欲しいと以前からずっと考えてきた。こちらから特に営業活動などしたわけではないが、わが福島（ふくじま）がその先鞭をつけてくれた。牧場管理人の立場でしかないが、有難いことだと心から感謝している。
　もっとも２，３０年前は、ここもいろいろな地元の青年男女の活動で賑わい、あまたの楽しい思い出や嬉しいことが生まれただろうし、また消えていったこともあったに違いない。時代の流れの中でいつの間にか地元の人々の記憶から、入笠は次第に消えていってしまったような気がする。やはり、語り継がなければいけないだろう、次の世代へ。

　区議会議員様ご一行は皆喜んで帰っていった。「入ってみなければこの良さは分からない」と区長の弁、露天風呂の感想。本当にその通りだ。特に桧木の香りは入浴者には好評だった。料理もボリューム満点で、満足していただいた。
　祭りは終わった。皆を送って、今夜も入笠泊まり。

　先日の伊那市の広報活動の一環、白鳥市長が出演する「たき火通信」に、入笠山及び牧場が選ばれ、取材の様子はこのブログでも触れた。その放送予定について秘書課のUさんから丁寧な連絡を頂いた。視聴可能な各位は、伊那ケーブルテレビ及び伊那有線放送で放送されるので是非、番組予定を調べて、白鳥市長の紹介してくれる入笠にご注目いただきたい。

　山小屋「農協ハウス」とキャン場の営業に関しましてはカテゴリー別の「H２８年度の営業案内」をご覧ください。

（ 続 ）入笠牧場 「H2９年営業案内」

　　 山小屋「農協ハウス」及びキャンプ場へは
　
　東京方面からは：富士見からが一番便利で早いです。これも、富士見パノラマのゴンドラを利用する方法と、車で来る方法があります。通常は沢入からは通行規制が行われていますが、宿泊者及びキャンパーは許可されます。その際、不正防止のため、宿泊もしくはキャンプを証明書する用紙が渡されますので、管理棟で対応いたします。

　その他には、　１）杖突峠から晴ガ峰ゴルフ場ー千代田湖経由、２）杖突峠からさらに高遠方面に下り、藤沢で国立高遠少年の家に向かい、途中から、千代田湖・入笠山の案内に従う、３）さらに杖突街道を下り長藤から芝平経由でオオダオ（芝平峠）を経てくることもできます。

　関西、中京方面からは：中央高速を諏訪南で降りて富士見から来る。

　その他には、１）同じく中央高速の伊那インターで降り、高遠経由で杖突街道に入り、上記の２）か３）で来る方法があります。

　H２８年から露天風呂の営業も始めました。湯に浸かりながら、雄大な天の川銀河や宇宙を観望できます。入浴料：５００円/１名。
　
　




　入笠野天の楽しみ方、遊び方

　山の正しい歩き方、本格的な天体観測と写真撮影、森林放浪、川沢遊行、野鳥交歓、野花の鑑賞、野生動物を学ぶ、山での酒の飲み方、奇人との交流、等々。

　

　

　　

入笠牧場 「H２9年度の営業案内」

　山小屋「農協ハウス」：１名１泊３０００円、予約制です。一般の山小屋と異なり、ガス、炊事用具、冷蔵庫、寝具があり、自由に使用ができます。
　　　　　　　　　　　　４８畳の部屋は間仕切りで、１２畳ごとに分割することができ、団体の貸し切りにも対応します。
　　　　　　　　　　　　小屋の後片付け、掃除は使用者の責任でお願いいたします。





　キャンプ場（ABCD、４サイト）：１名１泊１０００円、ただしタープは別途料金となります（サイズ次第、１０００円程）。駐車場あり。
　　　　　　　　　　　　　　　　受付時間：AM９：００－PM５：００．
　　　　　　　　　　　　　　　　期間：４月２０日ー１１月１９日。その他の場合はご相談ください。冬季営業は別途です。

　入笠山の周辺でキャンプできるのは当キャンプ場だけです。そのため、原則予約なしでも受け付けるようにしてますが、事前連絡していただく方が確実です。詳しくはJA上伊那東部支所組合員課（直通：０２６５－９４－２４７３）までお問い合わせください。当ブログのコメント欄からも受け付けていますが、その際はかならずこちらからの連絡方法として氏名、電話番号を明記してください。管理人の電話番号をご承知の方は、直接どうぞ。
　なお、管理棟の電話番号（０２６６－６２－４１２２）がパンフレットに記載されていますが、普段は外に出ていますので、昼とか夕方にお願いいたします。
　焼肉、ステーキのケータリング・サービスや、飲み物の販売も予定中です。ご期待ください。続「２９年度の営業案内」もご覧ください。







　伊那側から入山の場合、オオダオ（芝平峠）より車で約３キロ少々走りますと、左手に未舗装の山道が見えてきます。その三叉路の右手に、入笠へは左折を示す標識があります。しかしこの未舗装の道は大変荒れていますので、そのまま直進して、牧場経由で目的地へ向かうようお勧めします。