今日もまた、山に呼ばれて行ってきた。
1月は昨年からの越年に加え8,9日と牧場には2度行った。それとは別に、芝平には4回ほど上り、そのうち今日も入れて大ダオ(芝平峠)には2度行ったことになる。牧場へはもう1度くらい行ってるような気もするが、はっきりとしない。
どうやら北原のお師匠の”芝平・入笠病”が感染したのか、暇ができるとついふらふらと出掛けてしまう。そのお師匠は予後のこともあり、昨今は自重なさっている由、ならば不肖の弟子が、お師匠のこよなく愛する芝平の里を写真で撮って、ブログでお見せしたいという気持ちにもなる。
昨夜降った雪だろう、上に行くに従い木々の枝にはまだたくさんの雪が残っていて、青空を背景にキラキラと日に輝き、時折風もないのに何かの拍子でそれらが一斉に舞う。無表情に見えた白い渓が華やかさと、明るさを増す。呼ばれて来たのだから、山は歓迎してくれてるのだろう。
市道に入ってからの雪の状態は前回とあまり変わっていなかった。雨が降ったり雪が降ったりした後、強行した何台もの車が、轍をさらに深くしていた。恐らく猟師の車だろう。車の底がときどき雪面と接触するのが分かっていたが、走り続けた。幾つかの大きなカーブが難関だったが、ゆっくり入り、回り切るころに加速するようにして進んだ。ただ、対向車が来たらどうすることもできない。上っていくだけで精一杯で、下降する車によけてもらうしかなかった。
実際、下り始めてしばらくして、1台の車が上ってきた。やむなく深雪に乗り入れたが、下りだったため事なきを得た。相手は大型の車にチェーンも付けた諏訪ナンバーの猟師たちだった。
油小路・HAL・2001
今日の大ダオからの八ヶ岳の眺めは、さらに積雪を増した山肌がまた格別に素晴らしかった。今日は新兵器を持って行ったので、それを利用してその目の覚めるような景色を1枚だけ撮ったのだが、失敗。写真はその失敗作。涙。